MicroStrategy ONE
レポート用オブジェクト プロンプトの作成および編集
オブジェクト プロンプトによって、ユーザーはその他のオブジェクトをレポートに追加できます。MicroStrategy で使用できるほとんどすべてのオブジェクトから、ユーザーに選択させることができます。ユーザーがプロンプトで選択したオブジェクトは、レポートに配置されます。ユーザーは実質的に独自のレポートを作成できますが、ユーザーがレポートに含めるために選択できるオブジェクトは、オブジェクト プロンプトを使用して制御します。
たとえば、ユーザーが既存のスタンドアロン フィルターのリストから選択してレポートに適用できるようなプロンプトを作成できます。または、ユーザーがレポートの細分度を指定できるように「日」、「月」、「四半期」、「年」アトリビュートをユーザーに表示するプロンプトを作成できます。オブジェクト プロンプトによって、用途の広いレポートをユーザーに提供できます。
オブジェクト プロンプトは、次に示すように多くの場所で使用できます。
- アトリビュートを含むオブジェクト プロンプト:アトリビュートのリストを受け入れることができる任意の場所。
- メトリックを含むオブジェクト プロンプト:セット条件フィルターへの埋込み、およびメトリックを受け入れる任意の場所。
オブジェクト プロンプトを作成する場合、指定された MicroStrategy オブジェクトのリストからユーザーが選択できるようにするか、または、特定の検索を定義することによって最新のオブジェクトのセットを提示してユーザーが選択できるようにするかを決定できます。オブジェクト名を厳密に指定するのではなく、オブジェクト プロンプトに検索オブジェクトを含めると、ユーザーは、プロンプトが最初に作成されたときにはプロジェクトの一部ではなかった可能性がある新しいオブジェクトからも選択できます。
詳しくは、以下の動画をご覧ください。
- Workstation ウィンドウを開きます。
- [ファイル] > [新規プロンプト] を選択します。
- プロンプトを保存する環境とプロジェクトを選択します。
- ドロップダウンから [オブジェクトへプロンプト] を選択します。
-
[複数のオブジェクト] テキストボックスで、プロンプトにオブジェクトを表示する時に使用するフィルターを検索して追加します。
また、オブジェクト ブラウザー。
- プロンプトのタイトルと手順用に定義済みのテキストを編集します。
-
[回答の制限] で、ユーザーが入力可能な下限値と上限値を設定します。最大値を指定しない場合でも、最小値を指定できます。
- レポートを実行する前にユーザーにプロンプトへの回答を要求するには、[プロンプト回答が必須] を選択します。
-
ユーザーがプロンプトへの回答を保存して再使用できるかどうかと、できる場合には保存できるプロンプト回答の数を指定するには、[許可した個人回答] を選択して、オプションを設定します。
[1]: プロンプト回答を 1 つだけ保存し再使用します。
[複数]: 複数のプロンプト回答を保存し再使用します。
- [保存] をクリックします。