MicroStrategy ONE

Modeling Service の構成

Modeling Service は、MicroStrategy ユーザーが Workstation を通じてアプリケーションおよびスキーマ オブジェクトを作成および管理できるようにするマイクロサービスです。MicroStrategy 2021 Update 5 リリースでは、エディターを使用してスタンドアロン ファクト、アトリビュート、ユーザー階層、システム階層、スキーマ、フィルター、カスタム グループ、セキュリティ フィルター、派生エレメント、コンソリデーション、プロンプト、キューブを作成および管理できます。Workstation のメイン ウィンドウから [スキーマ] タブにアクセスし、スキーマをロック、ロック解除、リロード (更新) できます。Modeling Service は、MicroStrategy のインストール時に配置および有効化されます。管理者は、Workstation の [モニター] ビューまたはクラウドコンソールから、このサービスの表示および管理ができます。

コンポーネントおよびアーキテクチャ

次のコンポーネントは、Modeling Service の依存関係とアーキテクチャの一部です。

  • ワークステーション: ユーザーは、ファクト、属性、ユーザー階層、システム階層、スキーマ、フィルター、カスタム グループ、セキュリティ フィルター、派生要素、統合、プロンプト、キューブなどのオブジェクトの作成または更新ワークフローをワークステーションから開始できます。Workstation は Library Server と通信します。管理者は、Workstation の [トポロジ] ビューを使用して Modeling Service のステータスを表示することもできます。
  • ライブラリ サーバー: すべての通信用に MicroStrategy REST API 上に構築された SPA (シングル ページ アプリ)。
  • モデリング サービス: オブジェクトの作成、編集、管理のロジックを保持します。Modeling Service から Workstation への応答は JSON 形式です。Modeling Service は、モデリング要求を提供し、オブジェクトを保存するために Intelligence Server と通信する自己完結型の Java アプリケーションです。
  • インテリジェンス サーバー: オブジェクト定義を提供および保存し、メタデータと対話して関連情報を取得します。Intelligence Server は、スキーマをロックしたりロック解除したりするためのロジックも保持しています。Intelligence Server から Modeling Service への応答は JSON 形式です。
  • メタデータ: MicroStrategy メタデータは、MicroStrategy オブジェクトの定義とデータ ウェアハウスに関する情報を保存するリポジトリです。