MicroStrategy ONE

Windows での MicroStrategy のインストール

この節では、ビジネス インテリジェンス アプリケーションを Windows 環境で実行するために必要な MicroStrategy 製品をインストールする手順を説明します。

MicroStrategy 製品をインポートする前に、インストールの計画でインストール前の重要な情報を参照してください。

いくつかの MicroStrategy 製品は、以下のように 2 つのバージョンで提供されています。

  • Windows 専用: Windows 専用バージョンには MicroStrategy Intelligence Server や MicroStrategy Web (ASP.NET) などの名前が付けられており、これらのバージョンは Windows プラットフォームとのみ互換性があります。これらのバージョンでは、MicroStrategy の Internet Information Services (IIS) Web Server を使用して、MicroStrategy Web を迅速かつ簡単に配置できます。欠点は、MicroStrategy Web の Windows 専用バージョンを配置するときは、Web サーバーとして IIS しか使用できない点です。
  • Universal(プラットフォーム非依存): Universal バージョンには MicroStrategy Intelligence Server や MicroStrategy Web (JSP) などの名前が付けられており、これらのバージョンは Windows だけでなく Linux プラットフォームとの互換性もあります。Universal バージョンを Windows にインストールすると、アプリケーションと Web サーバーをさまざまに組み合わせて MicroStrategy Web を配置できます。たとえば、MicroStrategy Web を配置する場合に、IIS を使用する代わりに Apache Tomcat や Oracle 10g などを使用できます。

    Evaluation Edition の MicroStrategy プラットフォームを既に使用している場合は、これらの製品のほとんどがインストールされている可能性があります。ただし、評価版ソフトウェアを実行する場合とは異なり、実稼動のビジネス インテリジェンス システムをセットアップする場合は、別途考慮すべき重要な点があります。Evaluation Edition で稼動しているシステムが既に存在する場合でも、この章を注意深く読む必要があります。

この節には下記の情報があります。

また、MicroStrategy プラットフォームを OEM (Original Equipment Manufacturer) アプリケーションとして配置する一般的なワークフローについては、OEM アプリケーションの配置で説明しています。