MicroStrategy ONE
OEM アプリケーションの配置
この章では、MicroStrategy プラットフォームを OEM (Original Equipment Manufacturer) アプリケーションとして配置する一般的なワークフローについて説明します。
MicroStrategy プラットフォームは、OEM アプリケーションとしてさまざまな方法で配置できます。
- MicroStrategy は、MicroStrategy Web を使用することにより、1 つのサービス モデルとなるソフトウェアとして配置できます。このシナリオでは、標準的なプロセスに従って MicroStrategy を一元的に管理する場所にインストールして構成し、次に MicroStrategy Web を使用して、カスタマイズしたアプリケーションを OEM アプリケーションとして配置します。MicroStrategy Webの導入については、以下を参照してください。MicroStrategy Web Server および Mobile Server の配置。MicroStrategy Webのカスタマイズについては、以下を参照してください。MicroStrategy Web のカスタマイズ。
- MicroStrategy は、OEM ソフトウェア バンドルの一部として顧客環境に直接配置できます。この章では、主にこのタイプの OEM アプリケーションの開発および配置について説明します。
以下のリストに、MicroStrategy を OEM アプリケーションとして配置する方法のベスト プラクティスを示します。MicroStrategy System Manager も使用できます。System Manager を使用することによって、ご使用の MicroStrategy 環境に、単一のワークフローで実行できる複数の構成を定義することができます。System Managerを使用してMicroStrategy構成を展開する手順については、System Administration Help。
- OEM 環境に MicroStrategy をインストールします。インストールの情報については、以下を参照してください。
- 接続ウィザードを使用してデータソース接続を作成します。OEM 環境の DSN の作成。
- MicroStrategy Intelligence Server の設定 - Configuration Wizardこのツールを使用すると、構成内容を応答ファイルとして保存し、そのファイルを使用して OEM 配置の構成を自動化できます。これにより、組み込みアプリケーションの開発時に実行されたすべての構成を、デプロイメントプロセスでも再利用できるようになります。MicroStrategy インストールの構成。
- プロジェクトおよびレポート環境をデザインします。さまざまな MicroStrategy 製品および関連するドキュメンテーションを使用して、必要とする MicroStrategy 環境を作成できます。レポート環境を設計する際の追加のベストプラクティスについては、以下を参照してください。プロジェクトおよびレポート環境のデザイン。
- MicroStrategy SDKを使用してMicroStrategy Webをカスタマイズします。MicroStrategy Web のカスタマイズ。
- MicroStrategy OEMアプリケーションをOEMの顧客環境に導入します。MicroStrategy OEM アプリケーションの配置。
- 必要に応じて、顧客環境でデータソース接続を作成します。OEM 環境の DSN の作成。
- さまざまなMicroStrategyツールを使用して、組み込みデプロイメントを構成および調整します。OEM 配置の調整。
- OEMアプリケーションとして既に展開されているプロジェクトを変更する場合は、OEM アプリケーションの更新デプロイされたアプリケーション用に作成されたカスタム レポートやオブジェクトを組み込む方法に関するベスト プラクティス。