MicroStrategy ONE
現在実行中のジョブの監視
ジョブ モニターは、システム タスクの現状を通知します。以下のようなジョブを監視できます。
- 実行中
- キューで待機中
- ユーザーによるプロンプトへの応答を待機中
- キャンセル中
- エラーのため未完了
ジョブ モニターは、Intelligence Server で実行中のタスク、および過去 30 分間にエラーが発生したジョブを表示します。30 分以上前に正常終了または失敗したジョブは、モニターに表示されなくなります。ジョブの識別番号、ジョブを送信したユーザー、ジョブのステータス、ジョブのタイプ、ステータスの説明とレポート
Workstation に表示される各サーバーの最大ジョブ数は 1024 です。ただし、フィルターを使ってジョブを検索し、グリッドに表示することは可能です。
この機能を使用するには、[環境の監視]、[クラスターのモニター]、[ジョブのモニター] 権限でログインする必要があります。
詳しくは、以下の動画をご覧ください。
現在実行中のジョブの表示
- ナビゲーション ペインを [スマート モード] にして、[Workstation] ウィンドウを開きます。
- ナビゲーション ペインで、[モニター] をクリックします。
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左ペインの [ジョブ] をクリックします。ジョブ情報がグリッドに表示されます。グリッドを右にスクロールして列を増やしたり、列のサイズを変更して見やすくしたりできます。
- [自動更新] を有効にすると、30 秒ごとに表示が更新され、最新のジョブ ステータスを確認できます。左上の [更新]
をクリックすると、ジョブ リストを手動で更新できます。
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MicroStrategy 2021 Update 3 以降では、Workstation はジョブを監視するユーザーに対して以下の機能を提供します。
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依存関係 (ジョブの親子関係)、処理単位、サーバー、ステータスを基準にジョブをグループ化します。
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依存関係を基準にグループ化
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処理単位を基準にグループ化
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ステータスを基準にグループ化
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メモリ使用量や経過時間に対してしきい値を設定します。しきい値を超えたジョブに対し、該当する列の横に黄色い警告マークが表示されます。
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ジョブの進行状況を表示するには、[進捗] の上にカーソルを置きます。現在のステップが実行されている時間の長さと、合計のステップ数が表示されます。
[ジョブの実行詳細を表示] をクリックすると、各ステップの詳細が表示されます。[更新] をクリックすると、最新のジョブ ステータスを取得できます。
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- ジョブの詳細 (SQL など) を表示するには、ジョブを右クリックし、[プロパティ] を選択します。2021 Update 3 では、右上のボタンをクリックすることで SQL ログをコピーすることもできます。
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をクリックすると、メイン グリッドにあるすべてのジョブの追加詳細が表示され、表示する列を選択できるようになります。
- [ネットワーク アドレス] 列に [Temp client] と表示されることがあります。これは、Intelligence Server の負荷が大きいときに、ユーザーが利用可能なプロジェクトの一覧を表示するページにアクセスした場合に発生します。Intelligence Server は利用可能なプロジェクトを要求するジョブをサブミットする一時セッションを作成し、一覧を MicroStrategy Web クライアントに送って表示させます。この一時セッションは Temp client と表示され、要求が満たされるまで存続します。
- [フィルター] パネルを使用して、リスト ジョブを削除します。
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2021 Update 3 以降では、[グループ化]
の前の [その他] をクリックし、
[エクスポート] を選択すると、リストされたすべてのジョブが .csv 形式でエクスポートされます。MicroStrategy 2021 Update 3 より前の場合、
[エクスポート] をクリックします。
ジョブのキャンセル
ジョブをキャンセルするには、[ジョブ モニターの管理] 権限が必要です。
- ジョブ モニターでジョブを選択します。
- 右クリックし、[キャンセル] を実行してください。選択したジョブのキャンセル要求がサーバーに送信されます。