MicroStrategy ONE
アトリビュート間の関係の定義
アトリビュートの関係は、テーブルと列をどのように結合、使用するか、および他のテーブルにどのテーブルが関連するかを定義します。この関係は、ビジネス ルールに基づいてアトリビュートの論理的な関連付けを提供することで、データに意味を提供します。
アトリビュート関係には、常に親と子という 2 つの部分が存在します。子は常に 1 つの親を持ち、親は複数の子を持つ場合があります。親アトリビュートは、子より上位の論理レベルに位置します。
関係タイプは、関係するアトリビュートに存在するアトリビュート エレメントによって定義されます。それぞれの種類の関係について、以下に説明します。
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1 対 1: 親アトリビュートの各エレメントが子アトリビュートの 1 つのエレメントだけに対応し、すべての子アトリビュートが親アトリビュートの 1 つのエレメントだけに対応する関係。
一人の市民が保有できる納税者 ID は 1 つだけで、1 つの納税者 ID は一人の市民だけに割り当てられます。
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1 対多: 親アトリビュートの各エレメントが子アトリビュートの 1 つ以上のエレメントに対応し、すべての子アトリビュートが親アトリビュートの 1 つのエレメントだけに対応する関係。
たとえば、年と四半期の間には 1 対多関係があります。1 年には複数の四半期があり、どの四半期も 1 つの年だけに属しますこの場合の四半期は、2019 年第 4 四半期、2020 年第 1 四半期など、年を伴う形で定義されているものとします。
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多対多: 親アトリビュートの各エレメントが複数の子を持つことがあり、子アトリビュートの各エレメントも複数の親を持ちうる関係。
銀行の顧客と口座は多対多関係の一例です。一人の顧客が複数の口座を持つことが可能で、口座は複数の顧客に関連する場合があります (共同名義の当座預金口座など)。
多くの関係は、デフォルトで自動管理されます。[関係を定義] ダイアログで関係を編集すると、自動管理の関係をユーザーが管理できるようになります。MicroStrategy は、スーパー キューブからのデータセットの関係を自動管理しません。
- [プレビュー] ダイアログを開きます。
- テーブル ドロップダウンをクリックします。
- [関係を定義] をクリックします。
- [新規追加]
をクリックします。
- フィールドに入力して関係を定義します。
- 必要に応じ、関係をユーザー管理
または自動管理
に変換するには、トグル ボタンを選択します。
- [保存] をクリックします。