MicroStrategy ONE
検索エンジンのインデックスからデータをインポートする
MicroStrategy は、ソースとしての検索とも呼ばれる検索インデックスからのデータのインポートをサポートします。たとえば、Web アクセス ログ、エラー ログなどの複数のソースに記録されたイベントを関連付けることにより、データ パターンを調べることができます。検索を使用してデータを探索するのは、データのサブセットにアクセスして分析するための迅速で直感的な方法です。
syslog-ng などのツールを使用して、Intelligence Server ログなどのログ ファイルを統合、書式設定および管理することができます。次に、Apache Flume™ および Apache Solr™ などの Apache オープン ソース ツールを使用してログを収集し、MicroStrategy Workstation にインポートするデータの検索インデックスを作成することができます。ログ データに基づいて検索インデックスを構築し、MicroStrategy の強力な分析機能を利用するインポートされたデータを使用して、ドキュメントを作成することができます。たとえば、メッセージ本文に "error" という語を含む Intelligence Server のログ エントリを検索して調査するか、特定の期間に収集されたデータを調査することができます。
ユーザーは、以下に示すように、作成する検索ベースのフィルターを使用してドキュメント データを分析することができます。
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デフォルトでは、検索インデックスのデータに基づくフィルターは、単一の検索フィールドを持つ検索ボックススタイルのフィルターとして表示されます。ユーザーは、フィールドに検索用語を入力することによりドキュメントに表示されるデータをフィルターすることができます。
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フィルターを作成するために使用されるデータセット オブジェクトが日付または時間に基づく場合、ユーザはデータを表示する日付の範囲を選択できます。現在のドキュメント シートのデータがすべて更新されます。
検索インデックスのデータを含むドキュメントでは次のタイプの検索を有効にすることができます。
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ファセット検索では、データ内の検索用語の出現数を調査することができます。ビジュアリゼーションのファセット捜索を有効にするには、ビジュアリゼーションに行数メトリックを追加する必要があります。以下の手順に示すように、このメトリックは、データを検索インデックスからインポートする時に自動的にデータに含まれます。たとえば、データに月情報が含まれている場合、ユーザは 1 月、2 月など、各月で発生する検索結果の数を表示することができます。
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キーワード検索では、用語を検索することによってデータをフィルターすることができます。
最初に検索ソースへのデータ ソース接続を作成するする必要があります。
- 新しいドキュメントを作成するか、既存のものを開きます。
- [データ] > [データセットを追加] を選択します。
- [外部データを追加] をクリックします。
- [検索エンジン インデックス] をクリックします。
- [データ ソース] ペインからデータ ソース/プロジェクトをクリックします。選択したデータ ソース内の検索インデックス接続のリストが、[使用可能なテーブル] ペインに表示されます。
- データベースのテーブルと列が最後にキャッシュされた時間を表示するには、[使用可能なテーブル] の横にある [情報] アイコン
にカーソルを合わせます。
- インポートするテーブルをダブルクリックします。
- テーブルを更新するには、[利用可能なテーブル] ペインで [更新]
をクリックします。
- [終了] をクリックします。
- [ライブ接続] または [メモリ内データセットとしてインポート] をクリックします。
- [保存] をクリックします。