MicroStrategy ONE

Collaboration Server のコマンド ライン管理ツール

MicroStrategy Collaborationサーバーには、独自のコマンドライン管理ツールが付属しています。admintool.js。この管理ツールにより、ユーザーはデータベースの直接操作を行う必要なしに、Collaboration Server リポジトリの情報を検索、表示、削除できます。

Collaboration Server 管理ツールを開始するには、Node.js 実行可能ファイルを実行し、管理ツールと Collaboration Server 構成ファイルのファイル パスを指定します。

Node.js実行ファイル(node.exe ) は、こちらからご覧いただけます:

  • ウィンドウズ : <INSTALL_PATH>\Common Files\MicroStrategy\nodejs\node.exe
  • リナックス : <INSTALL_PATH>/NodeJS/<NODEJS_LINUX_VERSION>/bin/node

admintool.jsファイルはここにあります:

  • ウィンドウズ : <INSTALL_PATH>\MicroStrategy\Collaboration Server\node_modules\mstr-collab-svc\admintool.js
  • リナックス : <INSTALL_PATH>/CollaborationServer/node_modules/mstr-collab-svc/admintool.js

コラボレーションサーバー構成ファイル(config.json ) は、こちらからご覧いただけます:

  • ウィンドウズ : <INSTALL_PATH>\MicroStrategy\Collaboration Server\config.json
  • リナックス : <INSTALL_PATH>/CollaborationServer/config.json

管理ツールの起動

  1. ターミナル アプリケーションを開きます。
  2. 次の形式で 3 つのファイルの場所を入力します。

    $ "<PATH_TO_NODE>" "<PATH_TO_ADMIN_TOOL_FILE>" "<PATH_TO_CONFIG_FILE>"

    Node.js 実行可能ファイルを PATH 変数に追加し、Collaboration Server ディレクトリに変更できます。もしそうなら、次のように入力できます:
    $ node node_modules/mstr-collab-svc/admintool.js config.json

ツールの開始後、コントールに「ようこそ」ウィンドウが表示されます。

コピー
Welcome to the Collaboration Server Administration Tool (v10.xx.x.xxx)
Type "help" to list the available commands.
cmd>

コマンド一覧

管理ツールは次のコマンドを認識します。

コマンド 結果
help ヘルプ ページを表示します。
quit ツールを終了します。
exit ツールを終了します。
show

show summary

データベースの要約を表示します。
show topic <ID> 指定の ID を持つトピックについての情報を表示します。この ID はトピックを一意に識別します。トピックの ID は、他のコマンドのいずれかを使用し、トピックを一覧表示して調べることができます。
show topics all すべてのトピックについての情報を表示します。
show topics empty コメントと関連付けられていないトピックについての情報を表示します。
show topics non-empty コメントと関連付けられているトピックについての情報を表示します。
show comments for-topic <ID> 特定のトピックについてのコメントを表示します。
show comments for-user <ID> 特定のユーザーにより書き込まれたコメントを表示します。ID は、MicroStrategy Metadata に保存されている MicroStrategy User DSS ID を示します。
show comments for-dashboard <ID> MicroStrategy メタデータに保存されている特定のダッシュボード (ベース ドキュメント) ID に関連付けられたコメントを表示します。
show comments older-than-date <ISO_DATE> 指定の ISO 8601 日付よりも前に作成されたコメントを表示します。YYYY-MM-DDThh:mm:ssTZ.
drop  drop topics empty コメントと関連付けられていないトピックをすべてドロップします。

drop comments all

コメントをすべてドロップします。

drop comments for-topic <ID> 指定のトピックについてのコメントをドロップします。
drop comments for-user <ID> 指定のユーザーのコメントをドロップします。
drop comments for-dashboard <ID> 特定のダッシュボード (ベース ドキュメント) に関連付けられたコメントを削除します。
drop comments older-than-date <ISO_DATE> 指定の ISO 8601 日付よりも前に作成されたコメントをドロップします。

保存されたコメントは、ダッシュボード ページごとに個別のトピックに整理されます。使用for-topic <ID>コマンドはページで機能し、for-dashboard <ID>ドキュメント全体を操作するコマンド。

条件を組み合わせることができますshow commentsそしてdrop comments。複数の条件が使用される場合、すべての条件が満たされていなければならない正しいコメントを選択します。

例えば、drop comments for-user <UID> for-topic T older-than-date 2018-01-01 3 つの条件すべてを満たすコメントのみが削除されます。

確認メッセージはありませんdrop指示。誤操作を避けるため、ドロップを行う前には必ず、指定した条件でコメントの表示を行ってください。