MicroStrategy ONE

MicroStrategy ODBC Driver for Microsoft SQL Server (Windows および Linux)

Microsoft SQL Server ドライバーの MicroStrategy ブランド バージョンへの接続を設定するには、以下の情報が必要です。

  • データ ソース名: MicroStrategy で Microsoft SQL Server データ ソースを識別するための名前。たとえば、Personnel または SQLServer-1 は、接続の識別に使用できます。
  • ホスト名: 使用しているネットワーク上の SQL Server の名前。たとえば、使用するネットワークが名前付きサーバーをサポートする場合、SQLServer-1 などのアドレスを指定できます。また、123.45.678.998 のような IP アドレスも指定できます。システム アドミニストレーターに連絡して、サーバー名または IP アドレスを確認してください。

    さらに、名前付きインスタンスを使用して SQL Server データベースを識別する場合は、ServerName\NamedInstance または IPAddress\NamedInstance の形式で、サーバー名または IP アドレスとともに名前付きインスタンスを含めることができます。以下は、使用している SQL Server データベースのサーバー名を指定する方法の例です。

    • SQLServer-1\Instance1
    • 123.45.678.998\Instance1
  • ポート番号: 接続に使用するポート番号。SQL Server の通常のデフォルト ポート番号は 1433 です。データベース管理者に正しい番号を確認してください。
  • SSL を有効化: データは、SSL で暗号化されます。データベース サーバーが SSL をサポートしていない場合は、接続に失敗します。

    このオプションは、以前の機能「Azure を有効にする」に換わるものです。[Azure を有効にする] オプションを使用したい場合は、[サーバー証明書を検証] を選択解除してください。

  • CryptoProtocolVersion: 暗号化プロトコル、または SSL が有効になっているときに使用可能なプロトコルを指定します。
  • ValidatedServerCertificate: SSL 暗号化が有効になっている場合にデータベース サーバーから送信される証明書をドライバーが検証するかいなかを指定します。
  • TrustStore: SSL が有効になっている場合に使用する truststore ファイルのディレクトリを入力します。
  • 証明書のホスト名: SSL 暗号化と検証が有効になっている場合に証明書を検証するためのホスト名を入力します。
  • データベース名: 接続先のデータベースのデフォルト名。データベース管理者が、データベース名を割り当てます。
  • ログイン ID に Windows NT 認証を使用: このオプションは、Windows で接続を構成する場合に使用できます。SQL Server データベースに対して実行する Windows コンピューターで、Windows NT 認証を使用してユーザーの資格情報を渡す場合は、このチェック ボックスを選択します。

    SQL サーバーに Windows NT 認証を使用する場合は、Service Manager で Windows NT アカウントのユーザー名およびパスワードを入力する必要があります。Object Manager の詳細については、System Administration Helpを参照してください。

    システムの [地域の設定] を正しく設定していない場合は、SQL Server 2000 テーブルに日付データを挿入したときにエラーになる可能性があります。日付の書式は、必ず [英語] 形式で定義してください。