MicroStrategy ONE

ノードの環境設定 (IP アドレスの動的割り当て)

単一コンピューター環境で、IP アドレスを動的に割り当て、Workstation を Library に接続している場合、Workstation の [Topology] 画面にアクセスしようとしてもエラーになることがあります。

インストール終了後、コンピューターを再起動すると、ネットワーク IP が完全に解決し、正常に働き出す前に、通信エージェントが起動する可能性があります。そのため、通信エージェントは起動時に一時的な IP を取得し、それを完全に解決された IP と見なす場合があります。マシン上で間違った IP を使用すると、通信エージェントの機能に影響します。この問題が解決されない場合は、手動で consul を再起動しなければなりません。見るServices Registration の再起動詳細についてはこちらをご覧ください。

IP アドレスを動的に割り当てるコンピューターを、クラスターの通信エージェントとして使うことはお勧めできません。複数台から成るコンピューター環境で、IP アドレスを動的に割り当てるコンピューターを通信エージェントとして使う場合、インストールの際に、FQDN (例: machine1.domain.com) を、通信エージェントとして使うコンピューターのリストに記述してください。

FQDNが使用されていない場合は、手動で「retry_join「セクション」consul.json通信エージェントと監視エージェントを持つすべてのマシンで、動的 IP アドレスを持つすべてのマシンが完全に解決され、それらのマシンが新しい IP を取得するたびに実行されます。

コピー
{
  "enable_debug": true,
  "datacenter": "dc1",
  "enable_script_checks": true,
  "check_update_interval": "0s",
  "log_level": "WARN",
  "data_dir": "../data",
  "watches": [
    {
      "type": "key",
      "key": "envInfoTime",
      "handler_type": "script",
      "args": [
        "C:\\Program Files (x86)\\Common Files\\MicroStrategy\\JRE\\180_77\\Win64\\bin\\java",
        "-jar",
        "../jar/envinfo-collector.jar",
        "collect"
      ]
    }
  ],
  "retry_join": [
    "10.27.16.239",
    "localhost",
    "10.27.17.238"
  ],
  "server": true,
  "bootstrap_expect": 3
}

関連トピック

Topology のインストールと設定