MicroStrategy ONE
アトリビュート フォーム キャッシング キューブを使用したデータ ウェアハウスに対するレポートおよびキューブのパフォーマンス向上 キューブ
この機能は MicroStrategy 2021 Update 5 で導入されました。
データ ウェアハウスに対して実行されるレポートやキューブでは、データ フェッチに時間がかかりすぎることがよくあります。これは、データ転送時間 (ネットワーク帯域幅など) のほとんどが、非 ID アトリビュート フォームであるテキスト列のフェッチに費やされるためです。
非 ID アトリビュート フォームのフェッチに使用されるデータ転送時間を短縮するには、アトリビュート フォームをキャッシュするインテリジェント キューブを使用します。このキューブを使用してアトリビュート フォームをキャッシュします。非 ID アトリビュート フォームをフェッチする必要がある場合は、データベースの代わりにアトリビュート フォームをキャッシュするキューブが使用されます。
アトリビュート フォーム キャッシング キューブの詳細は、KB484994 を参照してください。
前提条件
- 新しいキューブ テンプレートに入力するには、メタデータを MicroStrategy 2021 以降にアップグレードする必要があります。
- アトリビュート フォームをキャッシュするキューブにアクセスするには、プロジェクト レベルで動的ソースを有効にする必要があります。
アトリビュート フォームをキャッシュするキューブの作成
- Workstation ウィンドウを開きます。
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ナビゲーション ペインで、[データセット] の隣の
をクリックします。
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インテリジェント キューブを保存する環境とプロジェクトを選択し、[インテリジェント キューブ] を選択して [OK] をクリックします。
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[キューブ テンプレート] で、ドロップダウンから [デフォルトのアトリビュート フォームをキャッシュする空のインテリジェント キューブ] を選択します。
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[はい] をクリックします。
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デフォルトでは、キューブにシステム階層があります。
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システム階層を削除し、独自のアトリビュートをテンプレートに追加し、キャッシング用に特定のアトリビュート フォームを含めることができます。
アトリビュート フォームをキャッシュするキューブの使用
アトリビュート フォームをキャッシュするキューブを使用するには、プロジェクト レベルで動的ソースを有効にする必要があります。
アトリビュート フォームをキャッシュする複数のキューブが使用可能な場合、最新の公開されたキューブのみが使用されます。
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ナビゲーション ペインで、[プロジェクト] をクリックします。
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プロジェクトに移動します。
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プロジェクトを右クリックして、[プロパティ] を選択します。
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左ペインで [すべての設定] をクリックし、動的ソースを検索します。
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[動的ソースを有効化] および [デフォルトでインテリジェント キューブを動的ソースに使用可能にする] を有効化します。
通常のレポートを実行したり、キャッシュされたアトリビュート フォームを含むインテリジェント キューブを公開するときに、「このオブジェクトは、次のインテリジェント キューブからアトリビュート ベース フォームを動的に調達します。」というメッセージが SQL ビューに表示されます。SQL 文では、キャッシュされたアトリビュートの ID 形式のみが選択されます。