MicroStrategy ONE
階層レポートの概要
階層レポートは、グリッド内でデータを階層構造で表示できます。均等階層と不均等階層は両方とも階層レポートに表される場合がありますが、階層レポートは不均衡階層に最も役に立ちます。階層のフィルタリングおよび並べ替えも可能です。階層構造とレベルを保持したまま、階層レポートを Excel にエクスポートできます。
MicroStrategy では、標準アトリビュートと階層アトリビュートという 2 種類のアトリビュートを利用できます。標準アトリビュートは、1 つの階層レベル ([月] など) を表します。階層アトリビュートは、階層全体とそのレベルを表します (たとえば、[時間] には [年]、[四半期]、[月]、[日] のレベルが含まれます)。階層アトリビュートは、標準アトリビュートと同様に、グリッドへの配置、フィルター、および並べ替えを行うことができます。階層を 1 つの階層アトリビュートとして取り込むと、階層全体を一度にレポート上に配置し、階層を尊重したフィルタリングや並べ替えなどの操作を行うことができます。階層を複数の通常アトリビュートとしてインポートし、各階層のレベルを表した場合、各レベルを個別にレポートに配置することも、特定のレベルに基づいてフィルターを作成することもできます。
サポートされているデータ ソース
以下のように、さまざまなデータ ソースが階層レポートをサポートしています。
- Microsoft Analysis Services
- Oracle Essbase
- SAP HANA
- Kyvos
- Kyligence
以下の分野Workstationするないサポート階層レポート:
- 1 つのダッシュボードに複数のデータセット
- ダッシュボードのデータセットの置き換え
- ダッシュボードのダウンロード
- アトリビュートに対してドリル
- アトリビュートに対して計算
- 高度なフィルター エディターで高度なフィルターを作成
- 複合グリッド ビジュアリゼーション
- ダッシュボードの視覚化を使用して別のダッシュボードのデータをフィルタリングする
- ダッシュボードのメトリクスのネスト、絶対、レベルグリッドソート
- デフォルトの動的選択フィルターを作成
関連トピック
KB484394: 履歴リスト内の MDX データ ソースに対してライブ接続階層レポート ダッシュボードを読み込む際のパフォーマンスの最適化