MicroStrategy ONE

ユーザー階層

lu_account

lu_account テーブルは MicroStrategy メタデータ ユーザー、Usher、Physical Access System (PACS) などの複数のデータソースにあるのユーザーを、共通のユーザー ID に統合するように設計されています。アカウントは共通メール アドレス フォームに基づいて 1 つのユーザーにリンクされます。利用可能なメール アドレスがない場合は、account_login が使用されます。たとえば、MicroStrategy ユーザー オブジェクトが重複している 2 つのメタデータを Platform Analytics で監視する場合、アカウントはログインに基づいてリンクされます。

さまざまなソースの各ユーザーには、Platform Analytics ETL で自動生成された account_id があります。MicroStrategy 実行/操作または Usher トランザクションはアカウント レベルで追跡されます。新しいデータ ソースが Platform Analytics に追加されると、lu_account テーブルが拡張されて新しいデータ ソースが単一のユーザー ID に統合されます。

ユーザーは個人の一意な ID です。各ユーザーは、さまざまなデータ ソースの複数のアカウントを持つことができます。たとえば、Usher の複数のバッジや MicroStrategy プラットフォームのメタデータで作成されたユーザー オブジェクト などです。ユーザー アトリビュートにより、異なるデータ ソースにあるすべてのユーザー情報を使った分析が可能になります。

アカウント タイプによりアカウントが作成されたソースが区別されます。たとえば、MicroStrategy ユーザーまたは特定のネットワークなどです。

アカウント ステータスにより、アカウントが有効、削除済、保留、または無効のいずれであるかが区別されます。

アカウント ロールは Badge に固有で、Network Manager を介して特定のバッジに付与された権限によって入力されます。アカウント ロールはバッジが管理者か、または標準アクセスかを示します。MicroStrategy アカウントでは、デフォルト値は標準です。

説明

データ型

account_id

一意なアカウント ID は、異なるデータソースにあるアカウントに自動生成される ID です。

bigint(20)

account_name

特定のアカウントの名前。1 人のユーザーが異なるシステムの複数のアカウントを持つことができます (Badge、MicroStrategy、物理アクセスなど)。

varchar(255)

account_email

複数のアカウントは共通のメール アドレスに基づいて、単一のユーザーにリンクされます。

varchar(255)

account_login

アカウント ログインまたはアカウントのドメイン名。

varchar(255)

account_picture

アップロードされたアカウントの写真の URL。バッジを複数持つユーザーは複数の写真を持てます。MicroStrategy メタデータ アカウントは写真を持てません。この列は画像を解決しません。

varchar(1024)

account_picture_large HTML フォーマットで埋め込む予定の、アカウントからアップロードされた写真。高さ = 635 ピクセルのアカウントの写真。バッジを複数持つユーザーは複数の写真を持てます。 varchar(1024)
account_picture_small HTML フォーマットで埋め込む予定の、アカウントからアップロードされた写真。高さ = 72 ピクセルのアカウント用画像。バッジを複数持つユーザーは複数の写真を持てます。 varchar(1024)

creation_timestamp

アカウントが最初に作成されたときの UTC タイムスタンプ。MicroStrategy メタデータ ユーザーでは、ユーザーが作成されたときのタイムスタンプです。Badge では、バッジが Network Manager で作成されたときのタイムスタンプです。

datetime

account_role_id

アカウント ロールの ID。この列は Badge に固有で、Network Manager を介して特定の Badge アカウントに付与されたバッジ権限によって入力されます。アカウント ロールはバッジが管理者か、または標準アクセスかを示します。MicroStrategy アカウントでは、デフォルト アカウント ロールは MicroStrategy ユーザーです。詳細は、lu_account_role を参照してください。

int(11)

account_status_id

アカウント ステータスの ID。この列は MicroStrategy および Badge アカウントに共通です。アカウントは次のステータスになります。

無効

有効

無効

削除済

保留 - 送信されたがバッジを取得しなかった Badge ユーザーに固有。

tinyint(4)

account_type_id

アカウント タイプの ID。アカウントが生じたソースを示すアカウント タイプ。MicroStrategy アカウントでは、ID は静的な値でデフォルト名は MicroStrategy ユーザーです。Badge アカウントでは、ID は Network Manager を介して生成されます。

bigint(20)

network_id

アカウントに対応するネットワークの ID。MicroStrategy アカウントでは、ID は静的な値でデフォルト名は MicroStrategy Network です。Badge アカウントでは、ネットワーク ID は Network Manager を介して生成され、バッジ名を表します。

bigint(20)

user_id

共通メール アドレスに基づいたアカウントに対応するユーザーの自動生成 ID。

bigint(20)

mstr_user_guid

MicroStrategy メタデータにおけるユーザー オブジェクトの GUID

varchar(32)

account_title

Network Manager を介して追加された Badge アカウントのタイトル。

varchar(255)

account_phone

デバイス登録に使用する Badge アカウントの電話番号。

varchar(75)

longitude

直近の Badge アカウントの経度の値。

double

latitude

直近の Badge アカウントの緯度の値。

double

last_action_timestamp

直近の Badge アカウントのアクション タイムスタンプ。

datetime

last_location_timesta mp

直近の Badge アカウントのロケーション タイムスタンプ。

datetime

modification_timesta mp

アカウントが前回変更されたときの UTC タイムスタンプ。MicroStrategy メタデータ ユーザーでは、ユーザー オブジェクトが最後に変更されたときのタイムスタンプです。

datetime

account_desc

アカウントの説明。

varchar(512)

mstr_user_version MicroStrategy ユーザーのバージョン ID。 varchar(32)

ldap_link

LDAP のアカウントへのリンク。

varchar(512)

nt_link NT のアカウントへのリンク。 varchar(255)

wh_link

WH のアカウントへのリンク。

varchar(255)

password_expiration_frequency 指定されたアカウントについてパスワードの有効期限が切れる頻度。 int(11)

password_expiration_date

アカウントのパスワードの有効期限が切れる日。

datetime

password_change_allowed アカウントのパスワードの変更が許可されているかどうか。 varchar(7)

password_change_required

アカウントの次回ログイン時にパスワードの変更が要求されるかどうか。

varchar(7)

standard_auth_allowed このアカウントは標準認証によるログインが許可されます。 varchar(7)

trusted_auth_user_id

信頼できる認証ユーザーの ID。

varchar(255)

metadata_id このユーザーが属するメタデータの自動生成された ID。 bigint(20)

lu_account_role

アカウント ロールはアカウントのアクセス レベルまたは権限を示します。このテーブルは Badge に固有で、Network Manager を介して特定の Badge に付与されたバッジ権限によって入力されます。詳細は、「ロール管理」を参照してください。MicroStrategy メタデータ アカウントでは、デフォルト値は MicroStrategy ユーザーです。

説明

データ型

account_role_id

アカウント ロールの ID。

int(11)

account_role_desc

アカウントの権限のレベル。この列は Badge に固有で、Network Manager を介して特定の Badge アカウントに付与されたバッジ権限によって入力されます。アカウント ロールは次のいずれかです。

Badge 管理者アクセス

Badge 標準アクセス

MicroStrategy ユーザー (MicroStrategy アカウントのデフォルト値)

varchar(255)

lu_account_status

アカウントの現在のアカウント ステータス。この列は MicroStrategy および Badge アカウントに共通です。アカウント ステータスは時間の経過と共に変わる場合があります。たとえば、アカウントは有効で始まって、その後更新されて削除される場合があります。

説明

データ型

account_status_id

現在のアカウント ステータスの ID。

tinyint(4)

account_status_desc

アカウントの現在のステータス。アカウントのステータスは次のいずれかです。

無効

保留 - Usher に固有で、アカウントにはメールを介してバッジが送信されたが、モバイル デバイスでバッジの復元が保留中であることを示します。

削除済

無効

有効

varchar(25)

lu_account_type

アカウント タイプはアカウントが作成されたデータ ソースを区別します。たとえば、メタデータ内の MicroStrategy ユーザーや、Network Manager を通じて追加された特定のバッジ名 (​バッジ名​)。

説明

データ型

account_type_id

アカウント タイプの ID。MicroStrategy アカウントでは、ID は静的な値になります。Badge アカウントでは、ID は Network Manager を介して生成されます。

bigint(20)

account_type_desc

アカウントが生じたソースを示すアカウント タイプ。

MicroStrategy ユーザー - ユーザーはメタデータで作成されました。

MicroStrategy ゲスト ユーザー

<Badge Name>-​ Network Manager に追加されたバッジの名前。

varchar(255)

network_id

アカウント タイプに対応するネットワークの ID。MicroStrategy アカウントでは、ID は静的な値でデフォルト名は MicroStrategy Network です。Badge アカウントでは、ネットワーク ID は Network Manager を介して生成されます。

bigint(20)

lu_user

ユーザーは複数アカウントの統合された ID です。各ユーザーは異なるソースの複数のアカウントを持つことができます。たとえば、Badge の複数のバッジや MicroStrategy プラットフォームのメタデータで作成された ユーザーなどです。ユーザー アトリビュートにより、異なるデータ ソースにあるすべてのユーザー情報を使った分析が可能になります。

複数のアカウントは共通のメール アドレス (利用可能な場合) またはログインに基づいて、単一のユーザーにリンクします。MicroStrategy メタデータ ユーザーでは、メール アドレスは Developer の [ユーザー エディター] > [配信カテゴリ] > [アドレス] セクションから追加されます。バッジの場合、メールアドレスはネットワークマネージャーを通じて追加されます(ユーザーのインポート​)。2 つ以上のアカウントが同じメール アドレスを共有する場合、単一のユーザーにリンクされます。user_name を決定するには、最初のアカウント プロセスが使用されます。

各ユーザーは HR 組織階層により強化することができます。しかし、これは分析にとって必須ではありません。HR 組織情報が追加されない場合は、デフォルト値が割り当てられます。

説明

データ型

user_id

ユーザーの自動生成された数値 ID。

bigint(20)

user_name

ETL で処理された最初のアカウント名。ユーザーは同じユーザーに対して異なるアカウント名を持つことができます。John Smith と Jonathan Smith は同じメール アドレスにリンクされています。このケースでは、最初の account_name が user_name に使用されます。

varchar(255)

user_login

メール アドレスは主に、複数のアカウントを単一のユーザー ID にリンクするために使用されます。メール アドレスが使用できない場合は、user_login がユーザー間のリンクを識別するために使用されます。

varchar(255)

user_email

複数のアカウントを単一のユーザー ID にリンクするために使用されるメール アドレス。

varchar(255)

manager_id

MicroStrategy 内部使用。

bigint(20)

department_id

部門の自動生成された ID。部門情報は CSV ファイルで入力されます。

整数(4)

department_owner_id

ユーザーが所属する部門の長の従業員番号。

bigint(20)

division_id

部署の自動生成された ID。部署情報は CSV ファイルで入力されます。

整数(4)

division_owner_id

ユーザーが所属する部署の長の従業員番号。

bigint(20)

group_id

グループの自動生成された ID。グループ情報は CSV ファイルで入力されます。

整数(4)

group_owner_id

ユーザーが所属するグループの長の従業員番号。

bigint(20)

unit_id

ユニットの自動生成された ID。ユニット情報は CSV ファイルで入力されます。

整数(4)

unit_owner_id

ユーザーが所属するユニットの長の従業員番号。

bigint(20)

lu_network

Network は接続したアカウントのグループです。ネットワークは Network Manager を通して構成されます。MicroStrategy メタデータ ユーザーには、MicroStrategy Network と呼ばれるデフォルト ネットワークが割り当てられます。

また、リソース (ゲートウェイ、アプリケーション、スペース、デスクトップ) がネットワーク レベルで保存されます。

説明

データ型

network_id

各ネットワークの自動生成された数値 ID。

bigint(20)

network_desc

Network Manager を介して新しいネットワークを作成するときに入力される組織名。

varchar(255)

network_status

ネットワークのステータスです。ネットワークは有効な場合と削除済の場合があります。

varchar(25)

creation_timestamp

ネットワークが最初に作成されたときのタイムスタンプ。

datetime

modification_timestamp

ネットワークが前回変更されたときのタイムスタンプ。変更には、バッジ プロパティの変更、追加ユーザーの追加、または Physical Access の有効化などが含まれる場合があります。

datetime

lu_validating_account

このテーブルは、lu_account テーブルのビューです。アカウント検証は Badge 固有でピアツーピアの認証を表します。アカウントの検証は QR コードをスキャンするか、他のバッジのバッジ コードを入力することによって行われます。バッジ コードは各ユーザーに固有であり、定期的に変更するよう構成できます。たとえば、あなたのことを知らない人物と話をする際、あなた自身を識別するためにこのコードを電話で提供することができます。デフォルトでは、バッジ コードは長さが 4 または 8 桁で 1 時間毎に更新されます。

説明

データ型

validating_account_id

他のユーザーによって検証されるアカウントの数値 ID。

BigInt(20)

validating_account_name

他のユーザーによって検証されるアカウントの名前。

varchar(255)

validating_account_email

他のアカウントによって検証されるアカウントのメール。

varchar(255)

validating_account_picture

他のアカウントによって検証されるアカウントの写真。

varchar(1024)