SAP S/4HANA Core Data Services (CDS) ビューは、既存のデータベース テーブルやビューをベースに構築されており、日付のモデリングを効率的に行うことができます。
SAP S/4HANA Cloud には、ホワイトリストの CDS ビューがあらかじめ複数用意されており、SAP S/4HANA Cloud テナントからデータを取得するために使用できます。
また、SAP S/4HANA Cloud では、ホワイトリストに登録されたさまざまな CDS ビューを組み合わせて、ユーザー独自のデータ取得要件に応じた独自のカスタム CDS ビューを柔軟に作成できます。
これらのカスタム CDS ビューは、OData サービス (外部 API) として簡単に公開でき、SAP S/4HANA Cloud からデータを取得するために使用できます。
SAP S/4HANA Cloud 上でカスタム CDS ビューを作成するには、「カスタム CDS ビューの作成と公開」を参照してください。
通信の手配 (基本認証) で CDS ビューを公開しました。
I_Product というサービスのカスタム CDS ビューを作成し、商品の作成日時、タイプ、重量に関する詳細に関する列を作成しました。
ここで、SAP S/4HANA Cloud 上でデータがどのように表示されるかを見てみましょう。
[CreationDateTime] 列に、未処理フォーマットのデータが表示されます。これは、データを発表するアナリストにとって理想的とは言えないかもしれません。
MicroStrategy SAP S/4HANA コネクターで、この CDS ビューをどのように利用できるかを見ていきましょう。
[データ ソース] ダイアログを使用して、新しい接続を追加します。
新しく作成した接続をクリックします。
[データを準備] をクリックすると、この CDS ビュー内のデータの外観を参照できます。
[製品] 列が重複しています。
重複した列を削除するには、[プレビュー] ダイアログで [製品 01] > [インポートしない] を右クリックします。
または、[S/4HANA からインポート] ダイアログの [使用可能な列] で、[製品 01] チェックボックスの選択を解除します。
[プレビュー] ダイアログでテーブルを更新すると、データは次のようになります。
これで、2019-11-16 に作成された製品のみを取得するフィルターを設定することができます。
[OK] をクリックします。
[更新] をクリックします。
2019-11-16 に作成された行のみでテーブルが更新されます。
キューブの名前を入力し、[保存] をクリックします。
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公開されたキューブを使用して、ダッシュボードを作成できます
下図は、MicroStrategy にインポートする前の表示です。
下図は、MicroStrategy にインポートした後の表示です。