MicroStrategy ONE
Command Manager を使用した調整
MicroStrategy Command Manager では、スクリプトとして保存可能なテキスト コマンドを使用して、さまざまな管理タスクおよびアプリケーション開発タスクを実行できます。プロジェクト ソースまたは Narrowcast Server のメタデータの構成設定を、MicroStrategy プラットフォーム内で管理できます。Command Manager を使用すると、MicroStrategy Developer または Narrowcast Administrator インターフェイスを使用することなく、複数の構成設定をすべて同時に変更できます。
OEM アプリケーションの開発者が MicroStrategy の埋め込みプロジェクトを使用する場合、状況によってはその環境を柔軟に構成する必要が出てきます。Command Manager Runtime は、このような OEM アプリケーションと使用できる、簡易バージョンの Command Manager コマンド ライン実行可能ファイルです。Command Manager Runtime の入手方法については、MicroStrategy の営業担当者にお問い合わせください。
通常、OEM アプリケーションの配置には、データベース ユーザーとパスワード、制御オプション、キャッシュ オプション、およびその他の調整要件などの環境に固有の設定を社内で構成する必要がありました。Command Manager Runtime スクリプトを使用すると、OEM でこのような構成設定の多くを自動化できます。
Command Manager Runtime は、フル バージョンの Command Manager で使用できるコマンドのサブセットを使用します。Command Manager Runtime では使用できないステートメントを含むスクリプトを実行しても、「このコマンドを実行するライセンスがありません」と表示されてスクリプトは実行されません。Command Manager Runtimeで使用できるコマンドの一覧と、各コマンドの構文と例については、[ System Administration Help ]。