MicroStrategy ONE

OEM アプリケーション更新の配置

更新が済んだ OEM アプリケーションは、実際に配置しなければなりません。その方法は、以下のように 2 通りあります。

既存システムの MicroStrategy プロジェクト全体をまとめて置換する方法

OEM アプリケーションの更新が完了したら、OEM アプリケーション内でプロジェクトを置き換えることができます。一般にプロジェクトの置き換えは、更新された OEM プロジェクトを複製し、そのプロジェクトを実働の OEM アプリケーションに結合するという方法で行います。

これらのタスクは、MicroStrategy Project Duplication Wizard および Project Merge Wizard を使用して実行できます。これらのツールは共にコマンド ラインからタスクを実行できるため、プロジェクトの複製および置き換えのプロセスを自動化できます。これらのツールを使用してプロジェクトを複製および置換する手順については、System Administration Help

更新されたオブジェクトを、OEM アプリケーション内のプロジェクトに併合する方法

OEM アプリケーションの更新が完了したら、更新パッケージを使用してプロジェクトへの更新を配置できます。更新パッケージは、一連のオブジェクト定義と不一致解決規則を含むファイルです。更新パッケージを作成するには、最初にオブジェクトを追加し、次にこれらのオブジェクトに関わる不一致の解決方法を指定します。

これらの更新パッケージは、Object Manager を使用して作成できます。準備が整ったパッケージを実際に配置する作業は、Object Manager のグラフィカル インターフェイスを介してでも、Command Manager Runtime で自動実行する方法でも構いません。オブジェクトマネージャを使用して更新パッケージを作成および展開する方法については、System Administration Help。コマンドマネージャランタイムの詳細については、『システム管理ガイド』