Version 2021
セレクターとしてのグリッドまたはグラフの使用
一部のグリッド レポートおよびグラフ レポートは、セレクターとして使用できます。つまり、グリッドまたはグラフ上のオブジェクトをクリックしたときに、ターゲットとなるレポートまたはパネルが変更されます。
たとえば、2 つのレポートがドキュメントに表示されるとします。左のグリッドは、地域ごとの売上を示しています。右のグラフは、四半期および地域ごとの売上を示しています。2 つのレポートが特定のアトリビュート (Region (地域)) を共有していて、グリッド内の地域に下線が付けられていることに注目してください。これは、これらの地域がセレクターとして使用されていることを示します。
グリッド内の [Mid-Atlantic](中部大西洋岸)などの特定の地域をクリックします。グラフは、以下に示すように、その地域の情報のみを表示するように変更されます。
左側のグリッドは右側のグラフを制御しています。別の言い方をすると、このシナリオでは 1 つのレポートを別のレポートをターゲットとするセレクターとして使用しています。レポートはセレクターにはなりませんが、セレクターと同様に機能します。別のレポートではなくパネル スタックを、レポートのターゲットにすることもできます。