Version 2021

ドリルおよびセレクターが連動するしくみ

エレメント セレクターを含むドキュメントをドリルする場合、セレクターで使用されているアトリビュート、コンソリデーション、またはカスタム グループは、ドリル先レポートまたはドキュメントでは、ページバイ エレメントになります。

  • セレクターで選択されるエレメントが 1 つだけの場合、ドリル先のレポートではそのエレメントが表示されます。
  • セレクターで複数のエレメントが選択された場合、ドリル先のレポートでは最初に選択されたエレメントが表示されます。

たとえば、ドキュメントに、カテゴリおよびサブカテゴリ別の売上値を表示するグリッド レポートが含まれているとします。また、グリッドをターゲットとする "年" のセレクターも含まれているとします。("年"は、グリッド上には表示されませんが、データセットに含まれています。)このドキュメントは、セレクターで [2010] が選択された後に表示されたものです。"Art & Architecture" (芸術と建築) サブカテゴリの売上は、"$158,651" であることに注目してください。

"Category" (カテゴリ) および "Subcategory" (サブカテゴリ) の 2010 年の "Revenue" (売上) を表示するドキュメント

"Art & Architecture" (芸術と建築) から "Item" (商品) にドリルします。ドリル先レポートでは、小計 ([データ] メニューから、[合計を表示] を選択) を表示します。レポートは、"年" (2010 のみ)でページバイされ、"Art & Architecture" (芸術と建築) の売上合計は、"$158,651 " で、ドキュメントのグリッドに表示されているものと同じであることに注目してください。

"Category" (カテゴリ)、"Subcategory" (サブカテゴリ)、および "Item" (品目) の 2010 年の "Revenue" (売上) を表示する、ドリル先ドキュメント

元のドキュメントに戻ります (MicroStrategy の戻るボタンを使用)。元のドキュメントでは、"2010" が選択されたままです。セレクターで "2011" も選択します。次に示すように、"Art & Architecture" (芸術と建築) の売上の値が "$365,872" になります。(ドキュメント全体のうち、一部のみをサンプルとして示します。)

"Category" (カテゴリ) および "Subcategory" (サブカテゴリ) の 2010 年と 2011 年の "Revenue" (売上) を表示するドキュメント

再度、"Art & Architecture" (芸術と建築) から "Item" (商品) にドリルします。ドリル先のレポートで、小計を表示します。レポートは、"年" (元のレポートで最初に選択されたのは 2010 なので、2010 のみ) でページバイされ、"芸術と建築" の売上小計は、$158,651 で、ドキュメントのグリッドに表示されているものと同じであることに注目してください。

"Category" (カテゴリ)、"Subcategory" (サブカテゴリ)、および "Item" (品目) の 2010 年の "Revenue" (売上) を表示する、ドリル先ドキュメント

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