MicroStrategy ONE

MicroStrategy Architect

MicroStrategy Architect は、アプリケーション アーキテクトや開発者のニーズを満たすよう作られています。MicroStrategy アプリケーションの開発ライフサイクル全体を管理できるよう、すべてのスキーマ開発、変更管理、およびモデル化ツールが含まれています。Architect 製品を使用することで、IT 組織は開発、テスト、宣伝、および移行を行うための役割や担当を柔軟に共有および分散し、組織の効率を大幅に改善することができます。

MicroStrategy Developer

  • MicroStrategy 製品を Windows プラットフォームにインストールするには、Windows Installer 3.0 以降が必要です。
  • MicroStrategy Developer を Windows Vista またはそれ以降のバージョンにインストールしている場合は、Microsoft 社の DHTML Editing Control for Applications Redistributable Package をインストールする必要があります。この再頒布可能パッケージには、Windows Vista のリリースに伴い削除された、MicroStrategy Developer の正しい動作に必要なファイルが含まれています。
  • ソフトウェアは以下からダウンロードできます。「MicroStrategy ダウンロード サイト」
  • MicroStrategy Server Administrator をインストールしてアクセスするには、MicroStrategy Developer をインストールする際に、ライセンス キーが MicroStrategy Intelligence Server に対してライセンスされている必要があります。

MicroStrategy Developer は、レポートの配置を容易に実行するようデザインされた分析機能を提供します。また、レポート、フィルター、メトリックなどのアプリケーション オブジェクトの管理も行います。

Developer を使用して、アプリケーション オブジェクトを作成することもできます。アプリケーション オブジェクトは、MicroStrategy Architect で作成されたスキーマ オブジェクトに基づいて作成します。これらのアプリケーション オブジェクトは、関連データの分析と考察のために使用されます。以降の項では、これらの製品のサブコンポーネントについて簡単に説明します。

MicroStrategy Developer には、次のサブコンポーネントがあります。

  • MicroStrategy Analyst は MicroStrategy Developer の簡易バージョンであり、管理者が必要とする基本的なインタラクティブ レポート機能を提供します。
  • MicroStrategy Developer は、上級アナリストおよびアプリケーション開発者向けの完全な機能を備えたバージョンです。さまざまな分析機能、豊富な関数のライブラリ、優れたワークフローを備えた Developer は、パワー ユーザーに最適です。
  • MicroStrategy Architect は、アトリビュート、ファクト、階層、プロジェクトの作成および変更などのプロジェクト デザイナ機能を提供します。Architect には次のサブコンポーネントが含まれています。
    • MicroStrategy 関数プラグイン ウィザードは、標準の MicroStrategy インストールに付属する Microsoft Visual C++ コンパイラのアドインです。これにより、C++ プロジェクトを作成して、独自のカスタム MicroStrategy 関数プラグインを実装できます。このコンポーネントをインストールするオプションは、インストールを実行するシステムに Microsoft Visual C++ バージョン 2005 (8.0) またはバージョン 2010 (10.0) が存在する場合にのみ有効になります。
  • MicroStrategy Server Administrator は、システム監視、キャッシュ管理、ユーザーおよびグループの管理などの機能を提供する MicroStrategy Intelligence Server 管理コンソールです。

MicroStrategy Server Administrator をインストールしてアクセスするには、MicroStrategy Developer をインストールする際に、ライセンス キーが MicroStrategy Intelligence Server に対してライセンスされている必要があります。

レポートの作成と実行のための開発者向けオプションの詳細については、『基本レポーティング ヘルプ』。開発者の基本的な概念を理解したら、高度なレポートのヘルプ高度な開発者機能の詳細については、こちらをご覧ください。

ディレクトリ構造

次の表は、Developer のインストール後にデフォルト ディレクトリ構造に含まれる重要なフォルダーおよびファイルをリストしています。

デフォルトのフォルダーは、以下のとおりです。

C:\Program Files (x86)\MicroStrategy\Product Name 64 ビット Windows 環境にインストールした場合。

前バージョンの製品に上書きしてインストールした場合、フォルダーは変更されません。

ディレクトリ

内容

\MicroStrategy\Desktop MicroStrategy Developer のルート ディレクトリ
\MicroStrategy\Desktop\Images MicroStrategy Developer アプリケーションで使用されるカスタム イメージ

64 ビット Windows 環境では:

\Program Files (x86)\Common Files\MicroStrategy\Log

診断出力用のログ ディレクトリ

MicroStrategy Architect

MicroStrategy には、Architect というプロジェクト デザイン ツールがあります。Architect を使用すると、一元管理されたインタフェースからプロジェクトの必須コンポーネントをすべて定義できます。また、Architect を使用すると、プロジェクトを作成しながらそのプロジェクトを視覚的に表現できるため、ワークフローを直感的に捉えることができます。

MicroStrategyでArchitectを使用してプロジェクトを設計する方法については、Project Design Help

MicroStrategy Integrity Manager

MicroStrategy Integrity Manager は、自動レポート比較ツールです。ユーザーは、Integrity Manager でレポート SQL、レポート データ、およびグラフを実行および比較することによって、変更が正しく加えられたことを確認できます。さらに、レポート比較の出力は、MicroStrategy Integrity Manager 内でレポート レベルで分析したり、他のユーザーに結果を容易に配置しやすいように HTML または XML 概要ファイルを生成して分析できます。

MicroStrategy Integrity Managerの詳細については、System Administration Help

MicroStrategy Object Manager

MicroStrategy Object Manager は、完全なライフ サイクル管理機能を MicroStrategy 環境に提供します。Object Manager を使用すれば、1 つのプロジェクト内、または関連するプロジェクト間でオブジェクトをコピーできます。

オブジェクトマネージャの使用方法については、System Administration Help