Version 2021
モバイル デバイス用プロンプトの作成
下の表は、ユーザーの iPhone、iPad、または Android デバイスで使用するために MicroStrategy Web で作成することができる値プロンプト タイプのリストとアトリビュート エレメント プロンプト タイプのリストを示しています。
所定の目的を実現するプロンプトを作成するには、この表の最初の列で、達成したい最終目標を特定し、次にその他の列でプロンプト タイプ、表示スタイル、およびプロンプト作成のための推奨事項および要件を確認します。
モバイル デバイス上で使用するプロンプトのリストおよびサンプル イメージは、 プロンプトの概要 (モバイル デバイス用)を参照してください。値プロンプトおよびアトリビュート エレメント プロンプトの定義を含む、MicroStrategy Web のプロンプトの概要は、 プロンプトについてを参照してください。
値プロンプトのタイプ
値プロンプトでは、ユーザーは単一の値 (日付や特定の文字列など) を選択または入力し、その選択に基づいてレポート データをフィルターできます。下の表は、モバイル デバイスで表示される値プロンプトのリストを示しています。値プロンプトの詳しい説明およびレポートへの値プロンプトの追加の手順は、 値プロンプトを参照してください。
最終目標 |
プロンプト タイプおよび表示スタイル |
設定の推奨事項および要件 |
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カレンダーから日付を選択する
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[プロンプト タイプ]: 日付と時刻 [表示スタイル]: テキストボックス |
[最小値]: プロンプトへの回答として使用可能な最も古い日付を指定します。 [最大値]: プロンプトへの回答として使用可能な最も新しい日付を指定します。 |
ホイールから日付および時刻を選択する ホイールは、Android デバイスではステッパーとして表示されます。 |
[プロンプト タイプ]: 日付と時刻 [表示スタイル]: テキストボックス |
[最小値]: プロンプトへの回答として使用可能な最も古い日付を指定します。 [最大値]: プロンプトへの回答として使用可能な最も新しい日付を指定します。 [ユーザーの時間選択を許可]: ユーザーが日付だけでなく、時間を選択してプロンプトに回答できるかどうかを指定します。 [間隔] (分): ホイールに表示する各値の間隔を指定します。たとえば、間隔が 30 の場合、ユーザーは、時間を 9:30 AM、10:00 AM、10:30 AM などのように 30 分間隔で選択できます。 |
数値を入力してプロンプトに回答する
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[プロンプト タイプ]: 数値 [表示スタイル]: テキストボックス |
[最小値]: プロンプトへの回答として使用可能な最低の値を指定します。 [最大値]: プロンプトへの回答として使用可能な最高の値を指定します。 |
スイッチを使用して 2 つの数値から選択する
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[プロンプト タイプ]: 数値 [表示スタイル]: スイッチ |
[オンの値]: スイッチが [オン] の位置にセットされているときに使用される数値を指定します。デフォルトは 1 です。 [オフの値]: スイッチが [オフ] の位置にセットされているときに使用される数値を指定します。デフォルトは 0 です。 |
水平スライダー上で数値を選択する
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[プロンプト タイプ]: 数値 [表示スタイル]: スライダー |
[最小値]: スライダーで選択可能な最低の値を指定します。 [最大値]: スライダーで選択可能な最高の値を指定します。 [間隔]: スライダーに表示する各値の間隔を指定します。たとえば、間隔が 10 の場合は、ユーザーは、値を 10、20、30 などのように 10 きざみで指定することができます。 |
ステッパーを使用して数値を増加または減少する |
[プロンプト タイプ]: 数値 [表示スタイル]: ステッパ |
[最小値]: このプロンプトで選択可能な最小値を指定します。 [最大値]: このプロンプトで選択可能な最大値を指定します。 [間隔]: ステッパーで値を増加または減少させる間隔を指定します。たとえば、ステッパーの最小値が 100 に設定されていて、間隔が 10 の場合は、ユーザーはステッパーの値を 110、120、130 のように増加させることができます。 |
ホイールから数値を選択する ホイールは、Android デバイスではステッパーとして表示されます。
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[プロンプト タイプ]: 数値 [表示スタイル]: ホイール |
[最小値]: このプロンプトで選択可能な最小値を指定します。 [最大値]: このプロンプトで選択可能な最大値を指定します。 [間隔]: ホイールに表示する各値の間隔を指定します。たとえば、間隔が 30 の場合は、ユーザーは、値を 30、90、120 などのように 60 きざみで指定することができます。 |
ユーザーの現在の位置に基づいてデータをフィルターする
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[プロンプト タイプ]: 数値 [表示スタイル]: ジオ ロケーション |
[Mobile 基本設定]: 現在の緯度または経度に基づいてデータをフィルターするために、[緯度] オプションまたは [経度] オプションを選択します。 ジオ ロケーション プロンプトの詳細は、モバイル デバイスの位置を使用したデータのフィルター: ジオ ロケーション プロンプトを参照してください。 |
テキストを入力してプロンプトに回答する
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[プロンプト タイプ]: テキスト [表示スタイル]: テキストボックス |
[最小文字数]: プロンプト回答の最低限必要な長さを指定します。 [最大文字数]: プロンプト回答の許容される最大の長さを指定します。 |
商品バーコードをスキャンまたは入力してプロンプトに回答する
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[プロンプト タイプ]: テキスト [表示スタイル]: バーコード リーダー |
[最小文字数]: スキャンしたバーコードの最低限必要な長さを指定します。 [最大文字数]: スキャンしたバーコードの許容される最大の長さを指定します。 バーコード リーダー プロンプトについての詳しい説明は、バーコード リーダー プロンプトを参照してください。 |
大きな数字を入力してプロンプトに回答する
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[プロンプト タイプ]: Big Decimal [表示スタイル]: テキストボックス |
[最小値]: プロンプトへの回答として使用可能な最低の値を指定します。 [最大値]: プロンプトへの回答として使用可能な最高の値を指定します。 |
アトリビュート エレメント プロンプトのタイプ
アトリビュート エレメント プロンプトでは、ユーザーは、制限された特定のアトリビュート エレメントのリストからプロンプト回答を選択します。下の表は、モバイル デバイスで表示できるアトリビュート エレメント プロンプトのリストを示しています。アトリビュート エレメント プロンプトの詳しい説明およびレポートへのアトリビュート エレメント プロンプトの追加の手順は、アトリビュート エレメント リスト プロンプトを参照してください。
最終目標
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表示スタイル
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設定の推奨事項および要件
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カレンダーから日付ベースのアトリビュート エレメントを選択する |
カレンダー |
[最小日付]: 選択可能な最も古い日付を指定します。 [最大日付]: 選択可能な最も新しい日付を指定します。 |
リストからアトリビュート エレメントを選択する
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リスト |
[検索ボックスを表示]: アトリビュート エレメントの検索を有効化するかどうかを指定します。 [検索を必須にする]: ユーザーがエレメントを検索することを必須にするかどうかを指定します。 |
現在の地理的位置を使用して、アトリビュート エレメントをフィルターする
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ジオ ロケーション
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[ロケーション マッピング レベルを選択]: ユーザーがプロンプトに回答したときにモバイル デバイスの位置を返すレベルを選択します。たとえば、[州] レベルを選択し、ユーザーの住所がマサチューセッツ州のボストンに位置している場合、モバイル デバイスの位置はマサチューセッツ州で返されます。 選択可能なレベルは、Google によって自動的に決定されます。 [ロケーション マッピング アトリビュートを選択]: エレメント リストのフィルターに使用するアトリビュートを選択します。ロケーション マッピング アトリビュートは、フィルターするデータに、Google から返されたモバイル デバイスの位置をマップする必要があります。 ジオ ロケーション プロンプトの詳細は、モバイル デバイスの位置を使用したデータのフィルター: ジオ ロケーション プロンプトを参照してください。 |
商品のバーコードをスキャンまたは入力してアトリビュート エレメントを検索する
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バーコード リーダー
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[検索ボックスを表示]: アトリビュート エレメントのリストをフィルターするための検索ボックスをユーザーに表示するかどうかを指定します。 [検索を必須にする]: アトリビュート エレメントのリストをフィルターするためにユーザーが検索を行う必要があるかどうかを指定します。 [バーコード マッピング アトリビュート フォーム]: バーコード情報を検索するために使用するアトリビュート フォームを選択します。 バーコード リーダー プロンプトについての詳しい説明は、バーコード リーダー プロンプトを参照してください。 |