MicroStrategy ONE

R 分析から統計分析を提供する

R 分析を使用して、MicroStrategy Workstation で統計分析を実行できます。R スクリプトを派生メトリックとして MicroStrategy Workstation に展開すると、ビジュアリゼーションに統計分析を使用して分析を行うことができます。次のイメージは、傾向分析の例を示しています。

MicroStrategy Workstation では、R 統計環境から派生メトリックとして R 分析を展開することができます。R は、統計演算とグラフィックスのためのオープンソース言語および環境です。サードパーティの R 環境は、個別のダウンロードとして無料で入手できます。

MicroStrategy R 統合パックは、MicroStrategy Workstation と同じコンピューターにインストールして構成する必要があります。

R スクリプトの派生メトリックを作成するドキュメントには、統計分析をサポートするのに必要なメトリックが含まれている必要があります。R スクリプトにおいて統計分析のターゲット、傾向、季節を定義する 3 つの入力が必要な場合、ドシエにはそれらの 3 つの入力のデータを提供できる 3 つのメトリックが含まれている必要があります。

  1. 既存のドキュメントを開きます。
  2. [データセット オブジェクト] パネルで、データセットを右クリックし、[新規メトリックを挿入] を選択します。
  3. R 統合パックの deployR ユーティリティから、R スクリプトを記述するメトリック式をコピーします。
  4. [式] フィールドに、メトリック式を貼り付けます。
  5. メトリック式の終わりにある、かっこで囲まれカンマで区切られたメトリック式のすべての入力を、ドキュメントで利用可能なメトリックにマップします。入力をそれぞれドキュメントの 1 つのメトリックにマップする必要があります。
  6. [保存] をクリックします。