MicroStrategy ONE
イメージへのアクセスを確保する
イメージを確実に使用できるようにするには、Intelligence Server を含むすべての MicroStrategy 製品が使用およびアクセスできる Web サーバーにイメージ ファイルを保存します。イメージをドキュメントに追加する際には、アクセス可能な Web サーバー マシンへの HTTP 参照(http://microstrategy/Test/myimage.jpg など)を使用します。
Web サーバーにイメージを保存できない場合や、Web サーバーのイメージにアクセスできない場合は、代替ネットワーク ロケーションにイメージを保存できます。絶対パスでも、相対パスでも使用できます。
絶対パスを使用する利点は、各マシンでイメージを複製する必要がないことです。これは、MicroStrategy Developer、Intelligence Server、および Web サーバーが同じ場所からイメージにアクセスするためです。
部分パスまたは相対パスを使用する利点は、以下のとおりです。
- このイメージのパスは、ドキュメント定義の一部ではありません。したがって、パスが変更された場合に、ドキュメントでイメージのパスを手動で変更する必要はありません。
- イメージは別のマシンにコピーされるため、ユーザーが同じマシンにアクセスする必要はありません。
- イメージへのアクセスに使用されるマシンごとに、異なるイメージをドキュメントに表示できます。
モバイルには高解像度のイメージを使用し、Web には低解像度のイメージを使用します。高解像度のイメージをモバイル サーバーに保存し、低解像度のイメージを Web サーバーに保存します。両方のイメージに同じ名前を付け、相対パスを使用して該当するイメージを見つけます。
パスの種類 |
イメージを保存する場所 |
HTTP |
Intelligence Server を含むすべての MicroStrategy 製品が使用およびアクセスできる Web サーバー マシン。 URL 内では、スペースの使用を避けてください。UNIX コンピューターでは、URL にスペースを含むイメージを PDF 内に表示することはできません。イメージ名からスペースを削除するか、スペースを %20 で置き換えてください。 ほとんどの場合、Web ページのソースを参照することにより、使用するイメージのパスおよびファイル名を特定できます。 これが推奨イメージ保存方法です。 例: http://microstrategy/Test/myimage.jpg |
絶対パス |
共有ネットワーク ドライブ。すべてのユーザー、Intelligence Server、および Web サーバー がそのドライブにアクセス可能である必要があります。MicroStrategy Developer でドキュメントにイメージを追加している場合は、MicroStrategy Developer がそのドライブにアクセスできる必要があります。 例: \\my_computer\shared\myimage.jpg |
部分パスまたは相対パス |
イメージへのアクセスに使用する製品のフォルダー。製品がインストールされているイメージ フォルダーにイメージを保存します。すべての MicroStrategy 製品からイメージにアクセスする場合は、各製品の各イメージ フォルダーにイメージを保存します。 例: images\myimage.jpg |