MicroStrategy ONE

ドキュメントセクションの説明と使用方法

ドキュメントのセクションは、一般に特定の目的またはある種の情報のために使用される、ドキュメントの部分です。たとえば、ヘッダーには、通常、ドキュメントのすべてのページの最上部に共通して使用する必要のあるタイトルまたはその他の一般情報が含まれます。同様に、フッターには、通常、ページ番号やその他の同様な情報が含められます。

[ドキュメント構造] パネルを使用してドキュメントセクション間を移動します。
セクションを右クリックして [セクションを挿入] を選択し、ドキュメントセクションを追加します。
[レイアウト] 領域でセクションを展開および縮小します。
下部の境界をドラッグしてセクションのサイズを変更します。

各ドキュメントセクションについては、以下で詳しく説明します。

[ページヘッダー]

このセクションは各ページの上部に表示されます。ここに配置されたデータフィールドは、ドキュメント全体に対して 1 回計算され、その後すべてのページで繰り返されます。ここに配置されたメトリックは、ドキュメント全体の総計を表示します。この領域では、ロゴ、ドキュメントのタイトル、または実行時間を表示するために、オートテキストフィールドが一般的に使用されます。
[ドキュメントヘッダー]

このセクションは、ドキュメントの最初のページに表示されます。ここに配置されたメトリックは、ドキュメント全体の総計を表示します。この領域は通常、ロゴ、ページ番号、ドキュメントのタイトル、または実行時間を表示するために使用されます。ドキュメントに複数のレイアウトが含まれている場合は、ドキュメントヘッダーはレイアウトヘッダーに置き換えられます。

[レイアウトヘッダー]

レイアウトヘッダーは、レイアウトの先頭、ページヘッダーセクションの直後の複数レイアウトのドキュメントに表示されます。ここに配置されたデータフィールドはいずれも、レイアウト内のすべてのデータを使用して計算されます。たとえば、レイアウトヘッダー内のメトリックは、総計として表示されます。

複数レイアウトドキュメントの各レイアウトにレイアウトヘッダーが含まれているため、ドキュメントには複数のレイアウトヘッダーを含めることができます。1 つのレイアウトのみを持つドキュメントには、レイアウトヘッダーの代わりに 1 つのドキュメントヘッダーが含まれます。

{グループ} ヘッダー

ドキュメントがグループ化されている場合、グループヘッダーが表示され、ドキュメントヘッダーがその後に続きます。ドキュメントに複数のレイアウトが含まれる場合、グループヘッダーはレイアウトヘッダーの後に表示されます。グループヘッダーには、[グループ] パネルの対応する属性の名前が含まれています。グループエレメント ("北西部" や "南西部" など) およびグループ合計に関する情報を表示します。プレゼンテーションモードでは、グループヘッダーを使用して、表示するグループを選択します。

[詳細ヘッダー]

詳細ヘッダーは、一般に列見出しを表示するために使用され、[詳細] セクションのそれぞれのフィールドの上に表示されます。各ページに列見出しを繰り返すこともできます。

このセクションは [詳細] セクションの前にあります。ドキュメントがグループ化されていない場合、詳細ヘッダーはドキュメントヘッダーの次にあります。ドキュメントがグループ化されている場合、詳細ヘッダーはグループヘッダーの次にあります。

ドキュメントに複数のレイアウトが含まれる場合は、レイアウトヘッダーがドキュメントヘッダーに取って代わり、詳細ヘッダーがレイアウトヘッダーまたはグループヘッダーの後に続きます。

[詳細]

このセクションにはドキュメントの主要な内容が含まれます。ドキュメントのデータセット内のデータ行ごとに 1 行印刷されます。通常、アトリビュートとメトリックの大部分はここに配置します。このセクションにグリッドまたはグラフを配置することはできません。[詳細] セクション内のデータはデータセットの行ごとに 1 回繰り返されるので、グリッドまたはグラフを [詳細] セクションに配置すると、そのグリッドまたはグラフが行ごとに繰り返されることになります。

[詳細フッター]

このセクションは、[詳細] セクションの後に表示されます。このセクションは一般に、合計を配置する場所に適しています。

{グループ} フッター

グループフッターは、グループレベルでの合計を表示するために使用されます。[グループフッター] セクションの順序は、[グループ] パネル内のフィールドの順序に基づいています。

[レイアウトフッター]

レイアウトフッターは、複数レイアウトのドキュメントにのみ表示されます。このセクションはレイアウトの最後に表示されます。結びの言葉、結論、または要約を表示するために一般的に使用されます。

複数レイアウトドキュメントの各レイアウトにレイアウトフッターが含まれているため、ドキュメントには複数のレイアウトフッターを含めることができます。

1 つのレイアウトのみを持つドキュメントには、レイアウトフッターの代わりに 1 つのドキュメントフッターが含まれます。

[ドキュメントフッター]

ドキュメントの最後のページにのみ表示されます。ドキュメントフッターは、結びの言葉、結論、または要約などの情報を表示するために一般的に使用されます。ドキュメントに複数のレイアウトが含まれている場合は、ドキュメントフッターはレイアウトフッターに置き換えられます。

[ページフッター]

各ページの最後に表示されます。ここに配置されたメトリックは、ドキュメント全体の総計を表示します。この領域は、ページ番号と実行日時を表示するために一般的に使用されます。