Version 2021

[プロパティおよび書式] ダイアログ ボックス: レイアウト

Workstation から移動した場合は、ここをクリックしてヘルプを参照してください。

[プロパティおよび書式] ダイアログ ボックスの [レイアウト] オプションを使用して、ドキュメント内のコントロールのレイアウトを書式設定することができます。たとえば、コントロールの幅および高さや、ドキュメントの境界をオーバーフローする内容の表示方法を指定することができます。一部のオプションは、特定のタイプのコントロールにのみ使用可能です。

以下のオプションを変更できます。

  • [位置]: ドキュメント内のコントロールの位置を指定します。以下のオプションは、ドキュメント セクションには使用できません。
    • [左]: コントロールの左端とセクションの左の罫線との間隔を指定します。
    • [上]: コントロールの上端とセクションの上部との間隔を指定します。
    • [ロック済]: コントロールをドキュメント内の現在の位置にロックするかどうかを指定します。このオプションが選択されている場合は、コントロールを移動またはサイズ変更することはできません。このチェックボックスは、デフォルトでクリアされています。
    • [繰り返されるセクションにのみ表示]: コントロールを最後のページに表示するかどうかを指定します。毎ページに繰り返されるセクション内のコントロールについて、そのコントロールをすべてのページに表示するか、最後のページ以外のすべてのページに表示するかを指定できます。これを使用して、「次のページに続く」などのテキストを、最後のページ以外のすべてのページに表示することができます。ページ ヘッダーおよびページ フッター以外の、ヘッダー セクションまたはフッター セクション内のコントロールに使用できます。繰り返されるセクションでこれが機能する方法についての詳細は、『ドキュメント作成ヘルプ』 を参照してください。
  • [サイズ]: コントロールの幅、高さ、およびその他のサイズオプションを指定します。
    • [幅]: 以下のオプションのいずれかを選択することによって、コントロールの幅を指定します。このオプションは、ドキュメント セクションおよび線には使用できません。
      • [固定]: ドキュメントに表示されるときのコントロールの幅を指定します。
      • [内容に合わせる]: 内容に合わせて、コントロールを自動的にサイズ変更します。テキスト フィールド、グリッド/グラフ、およびウィジェットに使用できます。
      • [100%]: 自動的に、セクションの幅に設定します。長方形に使用できます。
    • [高さ]: 以下のオプションのいずれかを選択することによって、コントロールの高さを指定します。これらのオプションは、ドキュメント セクションには使用できません。ドキュメント セクションの場合は、[高さ] フィールドに高さを入力します。このオプションは、線には使用できません。
      • [固定]: ドキュメントに表示されるときのコントロールの高さを指定します。
      • [内容に合わせる]: 内容に合わせて、コントロールを自動的にサイズ変更します。テキスト フィールド、グリッド/グラフ、およびウィジェットに使用できます。
      • [100%]: 自動的に、セクションの高さに設定します。長方形に使用できます。
    • [高さ縮小可]: セクションの高さが内容に合わせて縮小されるかどうかを指定します。すべての表示モードと PDF エクスポートに影響します。ドキュメントの実行時間を短縮するには、このボックスをクリアします。ドキュメント セクションに使用できます。
    • [高さ拡張可]: セクションの高さが内容に合わせて拡張されるかどうかを指定します。すべての表示モードと PDF エクスポートに影響します。ドキュメントの実行時間を短縮するには、このボックスをクリアします。ドキュメント セクションに使用できます。
    • [最大の高さ]: セクションの最大の高さ。ゼロ (0) は、高さの制限がないことを示します。ドキュメント セクションに使用できます。
    • [空の場合、表示しない]: [高さ縮小可] プロパティの設定にかかわらず、セクションに内容がない場合にそれを表示するかどうかを指定します。デフォルトでは、[真] に設定されます。
    • [長さ]: 以下のオプションのいずれかを選択することによって、線の長さを指定します。線に使用できます。
      • [固定]: ドキュメントに表示されるときの線の長を指定します。
      • [100%]: 自動的に、線をセクション全体に拡張します。線が垂直の場合は、線の高さがセクションの高さに設定されます。
    • [内容オーバーフロー]: 内容がパネル スタックのサイズより大きい場合に、パネル スタック内での内容の表示方法を指定します。このオプションは、パネル スタック(フィルター パネルを含む)に使用できます。
      • [クリップ]: パネル スタックのサイズ内に収まる内容のみを表示します。
      • [スクロール] (デフォルト): ユーザーが内容のすべてを表示できるように、スクロール バーを表示します。スクロール バーは、Web のプレゼンテーション モードで表示されます。
    • [テキスト オーバーフロー (HTML)]: テキストがテキスト フィールドのサイズよりも大きい場合のテキストの表示方法を指定します。このオプションは、テキスト フィールドに使用可能です。以下のオプションがあります。
      • [クリップ] (デフォルト): テキスト フィールドのサイズ内に収まるテキストのみを表示します。
      • [スクロール]: ユーザーがテキストのすべてを表示できるように、スクロール バーを表示します。スクロール バーは、MicroStrategy Web のプレゼンテーション モード、およびドキュメントが HTML にエクスポートされた場合に表示されます。他の表示モードまたはエクスポート フォーマットでは、テキスト フィールドは切り取られます。スクロール バーは、テキスト フィールドの [高さモード] が固定値に設定されている場合に最も役に立ちます。
    • [縦横比を固定]: イメージがオリジナルの幅と高さの割合を保持するかどうかを設定します。イメージに使用できます。
  • [タイトルの高さ]: コントロールのタイトル バーの高さを指定します。[固定 _ インチ] フィールドに、インチ数を入力します。パネル スタック、グリッド/グラフ、ウィジェット、およびセレクターに使用できます。
  • [グリッド]: グリッド カテゴリのオプションは、グリッド/グラフに使用できます。グリッド/グラフの基本情報は、『ドキュメント作成ヘルプ』「グリッド/グラフ」の章を参照してください。
    • [データ ソース]: 選択したグリッド/グラフへのデータ読み込みに使用するデータセットを指定します。[なし] を選択すると、グリッド/グラフにはグリッド/グラフ上で使用されているすべてのデータセットからすべてのエレメントを表示します。複数のデータセットを使用するグリッド/グラフでは、使用するメトリックを指定できないため、メトリックの値は表示されません。
    • [ショートカット]: グリッド/グラフをデータセット レポートにショートカットとしてリンクするかどうかを指定します。このチェックボックスが選択されると、元のレポートに行われたすべての変更が、自動的にドキュメント内のグリッド/グラフに渡されます。このチェックボックスは、デフォルトでクリアされています。
    • [表示]:ドキュメントが実行された後のグリッド/グラフの表示モードを設定します。グリッド表示、グラフ表示、またはグリッド/グラフ表示を選択することができます。
    • [グリッド オーバーフロー (HTML)](グリッド表示およびグリッド/グラフ表示で使用可能): グリッド/グラフがドキュメントの境界を越えてオーバーフローする場合に、選択したグリッドを編集可モードおよびプレゼンテーション モードで表示する方法を指定します。以下のオプションがあります。
      • [クリップ]: グリッドをドキュメントのサイズに合わせてトリミングします。
      • [スクロール] (デフォルト): グリッドがドキュメントより大きい場合でもユーザーがグリッド全体を確認できるように、スクロール バーを表示します。
    • [グリッド オーバーフロー (PDF & Excel)] (グリッド表示およびグリッド/グラフ表示で使用可能): 選択したグリッド/グラフがドキュメントの境界を越えてオーバーフローする場合に、そのドキュメントが印刷または PDF または Excel にエクスポートされる際のグリッド/グラフの表示方法を指定します。以下のオプションがあります。
      • [クリップ] (デフォルト): グリッドをドキュメントのサイズに合わせてトリミングします。
      • [グリッドの内容に合わせる]: すべてのデータが表示されるように、グリッドを自動的にサイズ変更します。
    • [グラフ オーバーフロー (PDF)]: 選択したグラフがドキュメントの境界を越えてオーバーフローする場合に、そのドキュメントが印刷または PDF または Excel にエクスポートされる際のグラフの動作を指定します。以下のオプションがあります。
      • [なし] (デフォルト): グラフをドキュメントのサイズに合わせてトリミングします。
      • [縦]: オーバーフローした内容(他のグリッドまたはグラフを含む)を、選択したグラフの下に表示します。
      • [横]: オーバーフローした内容(ほかのグリッドまたはグラフを含む)を、選択したグラフの右に表示します。
    • [間隔] (グラフ表示で使用可能): グラフとオーバーフローした内容の間に挿入する間隔を指定します。このオプションは、[グラフ オーバーフロー] オプションが [縦位置] または [横位置] に設定されている場合にのみ使用可能です。デフォルト値は 0.5 インチ(1.27 センチ)です。
    • [クイック スイッチ] (グリッド表示とグラフ表示に使用可能): 編集可モードまたはプレゼンテーション モードで、ユーザーがグリッド/グラフのデータをグリッド表示とグラフ表示の間で切り替えられるようにするかどうかを指定します。このチェックボックスは、デフォルトでクリアされています。
    • [グリッド位置] (グリッド/グラフ表示で使用可能): グリッド/グラフ表示で表示されるグリッド/グラフの場合に、グラフ レポートとの関連で、グリッド レポートが表示される位置を指定します。以下のオプションがあります。
      • [上]: グリッドをグラフの上に表示します。
      • [下] (デフォルト): グリッドをグラフの下に表示します。
      • [左]: グリッドをグラフの左に表示します。
      • [右]: グリッドをグラフの右に表示します。
    • [グリッド領域] (グリッド/グラフ表示で使用可能): グリッド レポートが占有するグリッド/グラフのパーセントを指定します。残りの領域は、グラフ レポートによって使用されます。デフォルト値は 50% です。
  • [セレクター]: セレクター カテゴリのオプションは、セレクターに使用できます。セレクターについての基本情報は、『ダッシュボードおよびウィジェット ヘルプ』「セレクター」の章を参照してください。
    • [DHTML スタイル]: 編集可モードおよびプレゼンテーション モードでセレクターを表示するために使用するスタイルを指定します各セレクター スタイルのサンプル イメージは、『ダッシュボードおよびウィジェット ヘルプ』「セレクター」の章を参照してください。以下のオプションがあります。
      • ドロップダウン
      • スライダー
      • リスト ボックス
      • ボタン バー
      • ラジオ ボタン
      • リンク バー
      • [チェック ボックス]
      • [検索ボックス]
    • [Flash スタイル]: Flash モードでセレクターが表示されるスタイルを指定します。以下のオプションがあります。
      • [自動]: 上記の [DHTML スタイル] オプションで指定したスタイルと同じスタイルでセレクターを表示します。
      • 日付選択: セレクターを日付選択ウィジェットとして表示します。
      • [魚眼]: セレクターを魚眼ウィジェットとして表示します。

        ドキュメントが MicroStrategy 10.1 より前に作成され、Flash モードで表示されるように定義されていた場合にのみ、Flash モードを使用できます。10.1 以降は、プレゼンテーション モードが Flash モードに取って代わりました。

    • [方向]: セレクター内の項目を水平または垂直のどちらのレイアウトに表示するかを指定します。
    • [複数選択を許可]: ユーザーがセレクター内の複数の項目を選択できるかどうかを指定します。これにより、ユーザーはセレクター内に複数の項目のデータを同時に表示して、セレクターのターゲットにどの項目を表示するかを指定することができます。(アトリビュート セレクターには使用できません。)
    • [マウスオーバーで選択を変更(Flash のみ)]: ユーザーがセレクター内の項目の上にカーソルを置くことによって項目を選択できるかどうかを指定します。

      [選択を変更] オプションは、 ドキュメントが MicroStrategy 10.1より前に作成されたものである場合にのみ、使用できます。10.1 以降は、プレゼンテーション モードが Flash モードに取って代わったため、このオプションは使用できません。

    • [すべての項目を同サイズにする]: セレクター内のすべての項目を同じ幅で表示するかどうかを指定します。
    • [セレクターを画面どおりに PDF にエクスポート]: ([DHTML スタイル] が [ボタン バー]、[チェック ボックス]、[リンク バー]、または [ラジオ ボタン] のときに使用可能)セレクターを、画面での表示どおりに PDF ファイルにエクスポートするかどうか、および選択した項目のみを表示した状態でエクスポートするかどうかを指定します。
    • [サーバーで検索]: (DHTML スタイルが検索ボックスである場合に使用可能)サーバーとクライアントのどちらで検索を実行するかを指定します。チェックボックスが選択されている場合、ユーザーが検索を実行すると、エレメントが直接データ ウェアハウスまたはインテリジェント キューブから取得されます。
  • [Excel]: [Excel] プロパティは、セクションに使用できます。

    [自動的に行に合わせる]: ドキュメントがエクスポートされるときに、Excel が行の高さを自動的に変更するかどうかを指定します。

    デフォルトでは、すべての行の高さは、Excel にエクスポートされたドキュメントでも同じになります。これにより、ドキュメントで作成したものと同じレイアウトが保持されます。ただし、グリッド/グラフは、Excel のセルには長すぎて収まらないで切り詰められるデータも含むことができます。特定のドキュメント セクション内の行がテキスト全体を表示できる十分な高さになるように、Excel が行の高さを動的かつ自動的に変更できるようにすることができます。詳細は、Excel が行の高さを自動変更できるようにするにはを参照してください。Excel へのドキュメントのエクスポートの手順は、ドキュメントをエクスポートするにはを参照してください。

  • [PDF]: [PDF] カテゴリ内のオプションは、ドキュメント、グループ、詳細ヘッダー、および詳細フッターに使用できます。これらのオプションは、プレゼンテーション モードと、ドキュメントが PDF にエクスポートされるときに適用されます。
    • [同一ページ]: セクション内での改ページを許可するかどうかを指定します。デフォルトではこのチェックボックスはオフになっており、現在のページにできる限り多くのセクションが印刷され、残りのセクションは後続のページに印刷されることを意味します。このプロパティが選択され、セクション全体がページに収まらない場合は、セクションは次のページの一番上から開始してそれ以降のページで続けられます。手順は、『ドキュメント作成ヘルプ』を参照してください。
    • [各ページに繰り返す]: 選択したセクションの内容を PDF の各ページで繰り返すかどうかを指定します。ページ ヘッダーおよびページ フッター以外の、ヘッダー セクションおよびフッター セクションに使用できます。最後のページに表示しないコントロールを含む繰り返しセクションを作成するには、このプロパティで [繰り返されるセクションにのみ表示] オプション(ドキュメント セクションではなく、コントロールに定義される)を使用します。手順および例は、『ドキュメント作成ヘルプ』 を参照してください。
    • [水平に繰り返す]: セクションが複数ページにわたる場合に、選択したセクションの内容全体が次の横のページで繰り返されるかどうかを指定します。ドキュメント、グループ、および詳細ヘッダーに使用できます。手順は、『ドキュメント作成ヘルプ』 を参照してください。
    • [改ページ]: 改ページが挿入されるかどうかを指定します。以下のオプションがあります。
      • [なし]: 改ページは挿入されません。
      • [セクションの前]: 現在のセクションが、常に新しいページの一番上に印刷されます。
      • [セクションの後]: 現在のセクションの直後のセクションが、新しいページの一番上に印刷されます。
      • [セクションの前および後]: 現在のセクションが新しいページの一番上に印刷され、次のセクションも新しいページの一番上に印刷されます。

関連トピック

[プロパティおよび書式] ダイアログ ボックス

『ドキュメント作成ヘルプ』

『ダッシュボードおよびウィジェット ヘルプ』