Version 2021
[一般] 基本設定
[一般] 基本設定ページでは、MicroStrategy Web 設定をパーソナライズでき、これにはレポートが表示される言語、レポートを固定レポートまたはプロンプト レポートとして保存するための [保存] オプションを表示するかどうかなどが含まれます。
任意のページの右上で、ユーザー名をクリックして、ドロップダウン リストから [基本設定] を選択します。左側の [一般] を選択します。使用可能なオプションを以下にリストします。
[デフォルト開始ページ]: MicroStrategy Web にログインしたときにデフォルトによって表示されるページを選択します。以下のオプションがあります。
- [マイ ページ]: 最も頻繁に使用する領域を表示するように、カスタマイズすることができます。たとえば、"共有レポート" フォルダーと最近作業したオブジェクトを表示することができます。マイ ページの領域を追加および削除する手順は、[マイ ページ] 開始ページで領域を追加または削除するにはを参照してください。
- [検索]:オブジェクト タイプ、作成日、およびその他の条件で、プロジェクト内のオブジェクトを検索できます。最も一般に使用されるプロジェクトの領域に関するアイコンとリンクも提供されます。
- [ホーム]: フォルダー、オブジェクトを作成するためのリンク、および外部ファイルの追加または MicroStrategy ファイルのアップロードによってデータをインポートするためのリンクが表示されます。(これがデフォルトのホーム ページです。)
- [要約]: MicroStrategy Web 内のすべての領域の概要と、それぞれの領域の関連オブジェクトのリストを表示します。たとえば、[マイ レポート] 領域の要約では、その領域内のフォルダーとオブジェクトのリストが示されます。
- [履歴]: 購読しているレポートとドキュメントへのリンク、および実行するしたレポートおよびドキュメントに関するメッセージが含まれます (履歴の操作手順は、「履歴内のレポートおよびドキュメントの表示」を参照)。
- [私の購読]: 自分の購読がリストされます(購読の操作手順は、スケジュールしたレポートおよびドキュメントを表示およびカスタマイズするにはを参照)。
- [マイ レポート]: 自分だけがアクセスできるレポート、ドキュメント、およびその他のオブジェクトをリストします。
- [共有レポート] : ほかのユーザーと共有されたレポート、ドキュメント、およびその他のオブジェクトをリストします。
- [レポートを作成]: 新しいレポートを作成するために使用できるテンプレートへのリンクが含まれます。
- [ドキュメントを作成]: 新しいドキュメントを作成するために使用できるテンプレートへのリンクが含まれます。新規ドキュメントを作成する手順は、『ドキュメント作成ヘルプ』を参照してください。
- [ドシエを作成]:空のドシエを作成します。
次のリストに示すオプションは、[一般] 基本設定ページを開く前に、レポートまたはドキュメントを実行した場合あるいはプロジェクト フォルダーをブラウズした場合にのみ、表示されます。
- [最後のドキュメント]
- [最後のフォルダー]
- [最後のレポート]
[配色テーマ]: MicroStrategy Web を表示するのに使用する配色テーマを選択します。ドロップダウン リストからオプションを選択すると、その配色テーマのプレビューが自動的に表示されます。
言語: MicroStrategy Web ページを表示する言語を指定します。
[高度なオプションを表示] をクリックすると、以下に関して言語を設定できます。
- [メタデータ]: レポート オブジェクト名(行名および列名など)が表示される言語を選択します。
- [データ]: レポート結果が表示される言語を選択します。これは、組織のデータ記憶域からのデータです。
[数値および日付の書式]: 数値および日付が表示される言語を指定します。この設定と [タイム ゾーン] 設定により、プロジェクト情報が別のタイム ゾーンに設定されている場合、オブジェクトの作成/変更日および時刻が現地時間に変換されます。
この設定をカスタム数値フォーマットとともに使用すると、言語のデフォルト通貨記号によって変化する動的通貨フォーマットを作成できます。カスタム数値フォーマットを作成する構文については、[書式: テンプレート] ダイアログ ボックス: [数値] タブ (レポートの場合) および [プロパティおよび書式] ダイアログ ボックス: 数値 (ドキュメントの場合) を参照してください。
[数値および日付の書式] および [タイム ゾーン] の設定は、[履歴] に表示されるレポート実行の日付と時刻には影響しません。
- [Intelligence Server]: MicroStrategy Intelligence Server からのエラー メッセージおよび警告メッセージなどのすべてのメッセージが表示される言語を指定します。
- [単位]: Web で水平/垂直ルーラー、配置グリッド、およびレポートまたはドキュメント内のオブジェクトの計測と配置に使用する単位を指定します。
- [タイム ゾーン]: 作業をしている場所のタイム ゾーンを指定します。デフォルト 設定は、グリニッジ標準時(GMT)です。
[ダイナミック HTML] (別名 DHTML): MicroStrategy Web に使用しているブラウザーで、DHTML 最適化を有効化または無効化します。(DHTML 最適化の機能については、下の表で説明します。)デフォルト設定は[自動的に設定] です。この設定では、ブラウザーがこのテクノロジーをサポートする場合には、DHTML 最適化が自動的に有効化されます。[いいえ] を選択すると、HTML のみを使用します。
DHTML 最適化により、以下の機能にアクセスすることが可能です (以下の操作の一部には、特定の MicroStrategy 権限が必要)。
- Report Services ドキュメントを作成する。
- オプションを選択した後で [OK] または [適用] をクリックする必要なく、ドロップダウン メニューからオプションを選択直後に自動提出する。
- フォルダー ページをブラウズしているときに、レポート、ドキュメント、フォルダー、またはその他のオブジェクトを移動、コピー、または名前変更する。
- グリッド レポートに、またはグリッド レポートから、オブジェクトをドラッグ アンド ドロップする。
- レポートまたはフォルダー内のオブジェクトを右クリックして、書式やほかの機能にクイック アクセスする。
- グリッド レポートのアウトライン モードを有効化して、データをグループ化でき、長いレポートが分析しやすくする。
- グリッド レポートの列ヘッダーおよび行ヘッダーをロックすることで、大きなレポートをスクロールするときに、列ヘッダーおよび行ヘッダーを常に表示した状態にする。
- 合計に対する比率メトリックまたは順位メトリックなどのショートカット メトリックを、グリッド レポートに追加する。
- [レポート プロパティ] ダイアログ ボックスなどのダイアログ ボックスを移動する。DHTML が無効になっている場合は、ダイアログ ボックスは、位置変更のできないパネルとして表示されます。
[ユーザー補助モード]: モニターに表示される内容を音読するソフトウェアを使用している場合は、[画面読み取り互換メニューを有効にする] チェックボックスを選択します。このチェックボックスを有効にすると、このヘルプの画面読み取り互換バージョンも有効化されます。このチェックボックスを選択してドキュメントをプレゼンテーション モードで表示すると、固定 PDF ファイルで表示される結果と同様の結果を表示することができます。このチェックボックスは、デフォルトでクリアされています。
ドロップダウン メニュー: [マウス クリックでメニューを開く] チェックボックスを選択またはクリアすると、メニューを開くためにマウス クリックを必要とするかどうかを指定できます。このチェックボックスをクリアすると、ユーザーがマウス ポインターを上に置いたときにメニューが開きます。これは、DHTML が有効になっている場合にのみ、適用されます。(前述の[ダイナミック HTML] (別名 DHTML): MicroStrategy Web に使用しているブラウザーで、DHTML 最適化を有効化または無効化します。(DHTML 最適化の機能については、下の表で説明します。)デフォルト設定は[自動的に設定] です。この設定では、ブラウザーがこのテクノロジーをサポートする場合には、DHTML 最適化が自動的に有効化されます。[いいえ] を選択すると、HTML のみを使用します。を参照。)
[並べ替え]: [メトリック階層の並べ替え] ドロップダウン リストから、以下のいずれかを選択します。
- [常に]
- [アウトライン モードでのみ] (デフォルト)
[フォント スタイル]: インターフェイスおよびレポートに適用されているフォントまたは書体のオプションを指定します。
インターフェイスで 2 バイト(アジア言語の)文字セットを使用している場合は、その言語の表示に適したフォント タイプを選択してください。
- [フォント]: デフォルトのフォント設定を使用するか、または Web で使用する特定のフォントを選択するかを指定します。フォントを指定するには、[カスタム] を選択します。[利用可能] 列でフォントを選択し、右矢印をクリックして [選択済み] 列に移動します。フォントを選択し、上矢印または下矢印クリックして、レポートで使用するフォントの優先順位に並べ替えます。デフォルトのフォントは Tahoma、Arial、Verdana、および Microsoft Sans Serif です。
- [フォント サイズ]: デフォルトのフォント設定を使用するか、またはカスタム フォント サイズを選択するかを指定します。カスタム フォント サイズを指定するには、[カスタム] を選択し、フィールドに数値を入力します。デフォルトは 8 です。
[出力書式]: 以下のように、印刷およびエクスポートのオプションを設定します。
- [新規ウィンドウを各エクスポート、印刷、PDF 操作に再利用]: このチェックボックスをクリア(デフォルト)すると、[PDF]、[印刷]、または [エクスポート] のボタンをクリックするたびに、新しいウィンドウが開きます。チェックボックスを選択すると、[PDF]、[エクスポート]、[印刷] ウィンドウのいずれかが Web で既に開いているときは、それが再利用されます。
- [レポートのフルスクリーン モード動作]: レポートをフルスクリーンで表示するかどうかを指定します。レポートをフルスクリーンで表示すると、[標準] ツールバーと [ページバイ] フィールド以外のメニュー、ツールバー、およびパネルのすべてが非表示になります。これにより、データ自体に焦点を絞り、一度に表示できるレポートの量を最大化することができます。以下のオプションがあります。
- [レポートから読み取る](デフォルト): レポートのフルスクリーン モード設定が有効になっている場合にのみ、レポートがフルスクリーンで表示されます。
この設定は [グリッド オプション] ダイアログ ボックス/パネルの [常にこのレポートをフルスクリーン モードで開く] チェックボックスです。
- [すべてのレポートをフルスクリーン モードで開く]: デフォルトで、現在のプロジェクト内のすべてのレポートがフルスクリーンで表示されます。
- [すべてのレポートをフルスクリーン モードで開かない]: 現在のプロジェクト内のどのレポートもフルスクリーンで表示されません。
- [ドキュメントのフルスクリーン モード動作]: この設定は、編集可モードに適用されます。プレゼンテーション モードおよびデザイン モードには適用されません。
[ドキュメントから読み取る](デフォルト): ドキュメントのフルスクリーン モード設定が有効になっている場合にのみ、ドキュメントがフルスクリーンで表示されます。
この設定は [プロパティおよび書式] ダイアログ ボックス/パネルの [常にこのドキュメントをフルスクリーン モードで開く] チェックボックスです。
- [すべてのドキュメントをフルスクリーン モードで開く]: デフォルトにより、現在のプロジェクト内のすべてのドキュメントが、フルスクリーンで編集されます。
- [すべてのドキュメントをフルスクリーン モードで開かない]: 現在のプロジェクト内のどのドキュメントも、フルスクリーンで編集されません。
[カート スタイルの選択]: カートスタイルのプロンプトまたはレポート フィルター エディターやビュー フィルター エディター内の項目を、[選択済] リストに追加した後でも [使用可能] リストに残すようにするかどうかを指定できます。[カート スタイル プロンプトまたはフィルター エディターで選択する場合、使用可能な回答リストに保持] チェックボックスを選択すると、項目を選択して [選択済] リストに移動した場合も、それらの項目は [使用可能] リストから削除されません。このチェックボックスは、デフォルトでクリアされています。
[条件]: データがレポートに含まれるために満たす必要のある条件です。たとえば、「Region = Northeast」または「Revenue > $1 million」のように指定します。単一のフィルターまたはカスタム グループに対して複数の条件を作成でき、その後条件を組み合わせる方法を、AND、AND NOT、OR、および OR NOT の論理演算子を使用して指定できる。条件には、以下のオプションを指定できます。
- [メトリック条件のデフォルト演算子]: メトリック条件を作成するときにレポート フィルター、ビュー フィルター、またはプロンプトに表示されるデフォルト演算子([ > ] または [ = ] など)を指定します。フィルターまたはプロンプト内でメトリック条件を作成するときに、ここで指定した演算子がメトリックのデータ型と互換性がある場合は、その演算子がデフォルトとして表示されます。
- [アトリビュート条件のデフォルト演算]: アトリビュート条件を作成するときにレポート フィルター、ビュー フィルター、またはプロンプトに表示されるデフォルト演算子([ > ] または [ = ] など)を指定します。フィルターまたはプロンプト内でアトリビュート条件を作成するときに、ここで指定した演算子がアトリビュート フォームと互換性がある場合は、その演算子がデフォルトとして表示されます。
- [プロンプト回答およびフィルター式にスペースを保持]: メトリック条件またはアトリビュート条件を作成するときのプロンプト回答およびフィルター詳細内に、空白を保持するかどうかを指定します。このチェックボックスは、デフォルトでクリアされています。
[階層ブラウズ]: アトリビュートの階層をブラウズするときにどの詳細レベルを表示するかを指定します。階層とは、あるビジネス概念によって関連付けられたアトリビュートのグループです。たとえば、時間階層には、"年"、"月"、および "日" というアトリビュートが含まれます。階層を使用してこれらの関連オブジェクトをグループ化することによって、オブジェクトを選択するときに関連オブジェクトをすばやく見つけて同時に表示することができます。
- [ブラウズ オプションが 1 つしかない場合、自動的にアトリビュートを拡張]: このオプションを選択すると、ブラウズ オプションが 1 つしかないアトリビュートを自動的に拡張できます。このチェックボックスは、デフォルトで選択されています。
[保存オプション]: レポートをプロンプトと共に保存するか、固定で保存するかなどの保存オプションを指定します。
- [デフォルト保存動作]: ユーザーが dossier、ドキュメント、またはレポートへの変更を保存するときに、確認メッセージを表示するかどうかを指定します。このオプションは、レポートおよびドキュメントのツールバーに、[保存] アイコンまたは [名前を付けて保存] アイコンを表示するかどうかも指定します。以下のオプションがあります。
- [変更を保存する前に確認]: ユーザーが dossier、ドキュメント、またはレポートへの変更を保存するときに、確認メッセージを表示します。
- [高度なオプションを表示]: 高度な保存オプションをデフォルトで表示するかどうかを指定します。高度な保存オプションでは、レポートを固定またはプロンプト付きのどちらで保存するか、またはレポート実行時に提供されたプロンプト回答をデフォルトのプロンプト回答として保存するかどうかを選択できます。詳細は、How to Save a Reportを参照してください。
- [プロンプト レポートを保存する形式]: デフォルトでレポートをプロンプト付きと固定のどちらで保存するか指定します。レポートをプロンプト付きで保存すると、次回レポートを実行するときに、再度プロンプトされます。レポートを固定として保存すると、元のプロンプト回答が保存されて、次回レポートを実行するときにデフォルト回答として使用されます。
- [プロンプト] (デフォルト): このオプションを選択して、レポートをプロンプト付きとして保存します。
- [固定]: このオプションを選択して、レポートを固定として保存します。
- [現在のプロンプト回答をデフォルト プロンプト回答に設定]: このオプションを選択すると、レポート実行時に提供したプロンプト回答が、次回のレポート実行時に、デフォルトプロンプト回答として使用されます。このオプションは、デフォルトで選択されています。
[他のすべての言語から名前をコピー]: オブジェクトのコピーを作成していて、作業している言語以外の言語の翻訳をこのオブジェクトの名前に使用できる場合は、他の言語の名前の翻訳を保持するか、または破棄するか選択できます。デフォルトでは、他の言語の翻訳は破棄され、新しい名前の翻訳が他の言語に対して指定されるまでは、コピー作成時に [名前] フィールドで指定した名前が、すべてのユーザーに対して、コピーの識別に使用されます。これにより、表示される言語にかかわらず、元とコピーの識別に使用する名前が確実に異なるものとなります。
代わりに、このオプションを選択して、デフォルトで翻訳を保持します。元のオブジェクトの翻訳が複製され、コピーと一緒に保存されます。結果、他の言語の内の 1 つで作業中のユーザーが表示した場合、元のオブジェクトと新しいコピーは同一の名前で表示されます。このオプションは、デフォルトでクリアされています。
[派生エレメント]: 派生エレメントの操作のオプションを指定します。
- [レポートまたはドキュメント内からスタンドアロンの派生エレメントへの変更が、そのレポートまたはドキュメントのローカルでのみの場合、警告する。]: スタンドアロン派生エレメントへの変更が、変更された特定のレポートまたはドキュメントにのみ適用されることをユーザーに警告する確認メッセージを表示するかどうか指定します。
[ナビゲーション バー]: Web ですべてのページに表示されるナビゲーション バーをカスタマイズできます。以下のそれぞれを表示するかどうかを指定することができます。
- [フィードバック オプションを表示]:リスト内にユーザー名で表示されます。それを選択すると、MicroStrategy Community (MicroStrategy コミュニティ) ページが開きます。
- [ホーム ボタンを表示]: [ホーム] ボタン を表示します。
- 1 つ上のフォルダーへ移動ボタンを表示:[1 つ上のフォルダーへ移動] ボタン を表示します。
カスタマー フィードバックのための機能: アドミニストレーター権限を持っている場合、ここで、MicroStrategy にフィードバックを提供することができる新しい機能をオンにすることができます。プレビューできるすべての機能が、ここに表示されます。すべての機能のデフォルトのステータスは、オフです。特定の機能のステータスがオンに変更されると、ユーザーは MicroStrategy Web でその機能を使用できるようになります。
プレビュー機能は、ソフトウェアの将来のリリースで変更される可能性があります。これらをお試しになることをお勧めしますが、実稼働環境での使用は、最終版になってから行ってください。
ページの最下部のドロップダウン リストで、変更を現在のプロジェクト適用するか、または Intelligence Server に保存されたアクセス可能なすべてのプロジェクトに適用するかを選択して、[適用] をクリックします。
すべてン基本設定をリセットするには、「デフォルト値をロード」を参照してください。