[履歴] にあるレポート結果やドキュメント結果を表示するには

[履歴] は、以下のようなさまざまなソースからのレポートとドキュメントを保存可能な MicroStrategy Web の領域です。

実行時: レポートまたはドキュメントを実行するとき、レポートまたはドキュメントの結果が [履歴] に保存されるように指定できます。実行処理中、"しばらくお待ちください" ページにいくつかのオプション (結果を [履歴] に保存するオプションなど) が表示されます。これにより、大きいレポートの実行を待機しているときなどに他の操作を実行し、より便利なときに結果を確認できます。
表示時: 結果を表示するとき、レポートやドキュメントの結果を [履歴] に送信できます。レポートを実行して結果が表示されたら、[ファイル] メニューまたは [ホーム] メニューから、[履歴へ追加] を選択します。ドキュメントの場合は、右側のメニューアイコンをクリックして、[履歴に追加] を選択できます。これにより、結果のコピーが [履歴] に配置され、後で参照できるようになります。
購読から配信: MicroStrategy Distribution Services を所有している場合は、レポートまたはドキュメントの結果を特定のスケジュールで自動的に [履歴] に送信できます。レポートまたはドキュメントが [履歴] に配信されるように購読する手順は、レポートまたはドキュメントを [履歴] に送信するスケジュールを管理するにはを参照してください。

履歴を使用して、以下のことが可能です。

インターネットをブラウズする場合の [お気に入り] リストのような、以前に実行したレポートおよびドキュメントへのショートカットを保持することができます。
非同期でレポートおよびドキュメントを実行することができます。たとえば、1 つのブラウザー内で複数のレポートを同時に実行したり、プロジェクトからログアウトした後も未完了のレポートを表示させたままにしたりすることができます。
スケジュールしたレポートおよびドキュメントの結果を表示することができます。

レポートおよびドキュメントの結果は永久に [履歴] に保存されるわけではありません。各ユーザーが [履歴] に保存できる結果の数と保存期間は、MicroStrategy アドミニストレーターによって定義されます。ドキュメントは、通常複数のレポートで構成されており、各ドキュメント内の各レポートは [履歴] で 1 つのエントリとしてカウントされます。このため、レポートよりもドキュメントの方が多くのスペースを [履歴] に確保します。

[履歴] に保存されたレポートおよびドキュメントの結果を表示するには

ページの左上で MicroStrategy アイコンをクリックしてから、[履歴] を選択します。
結果を表示する任意のレポート名またはドキュメント名をクリックします。
- 表示するレポートやドキュメントがまだ使用できない場合、[ステータス] 領域には結果を表示するレポートまたはドキュメントに関する情報が表示されます。ステータスの詳細は、以下を参照してください。
- [履歴] にあるスケジュールされたレポートまたはドキュメントの結果は、アーカイブされた結果として表示されます。アーカイブされた結果には、レポートまたはドキュメントが実行されて [履歴] に保存された時点で最新であったデータが含まれています。レポートやドキュメントが頻繁に [履歴] に到着するようにスケジュールした場合、特に [履歴] を毎日チェックしない場合は、レポートの結果が [履歴] に複数回表示されることがあります。各結果のデータ (そのレポートまたはドキュメントへの各リンク) には、レポートまたはドキュメントが実行されて [履歴] に保存された時点での最新データが反映されます。
- アーカイブ済みの結果を取得すると、レポート名にプレフィックス (Archived) が付けられ、そのレポートの結果ページでは、更新、再実行、再プロンプト、詳細表示、ビューフィルターの適用、名前の変更、ドリル、派生メトリックの作成、購読、メール送信、選択でのフィルター、[レポートオブジェクト] タブ、"マイレポート" または "共有レポート" への保存、レポート/ドキュメントとは別途のテンプレートおよびフィルターの保存などの操作は実行できません。

[履歴] のレポートまたはドキュメントのステータスを表示するには

一連のレポートまたはドキュメントの結果を [履歴] で参照したかどうかを確認できます。さらに、レポートやドキュメントがまだ実行されていないか、実行に失敗したかも確認できます。

ページの左上で MicroStrategy アイコンをクリックしてから、[履歴] を選択します。
[履歴を更新] をクリックしてすべての現在のステータスを更新します。
[ステータス] 列を表示し、次のようにレポートやドキュメントのステータスを確認します。

レディ: レポート/ドキュメントの実行が完了します。リンクをクリックして結果を表示します。
キューでの待機: 要求されたレポートまたはドキュメントがまだ実行されていません。レポートとドキュメントが実行されるのは、キューで前にあるすべてのレポートが完了するか削除されてからです。
エラー: レポートまたはドキュメントの実行処理により、エラーが返されたか、無効でした。リンクをクリックしてエラーページを表示します。それでもレポートまたはドキュメントを正常に実行できる場合、レポートまたはドキュメントの実行中 "しばらくお待ちください" ページに移動する可能性があります。無効なレポートやドキュメントの原因には、レポートやドキュメントがシステムで削除または変更された、その定義に問題がある、別のタイプのエラーが含まれていることなどがあります。

[履歴] でレポートおよびドキュメントのリストを並べ替えるには

[履歴] の項目は、[名前]、[ステータス]、または [履歴メッセージ作成時刻] (レポートまたはドキュメントが実行を完了して、[履歴] に送信可能になった時刻) を基準にして並べ替えることができます。

ページの左上で MicroStrategy アイコンをクリックしてから、[履歴] を選択します。
[名前]、[ステータス]、または [履歴メッセージ作成時刻] の列見出しにある並べ替え用の三角形をクリックします。選択した列見出しで、レポートおよびドキュメントが並べ替えられます。もう一度クリックすると、並べ替え順序が逆になります。

ドキュメントを構成するレポートを表示するには

ドキュメントが [履歴] に追加されると、[履歴] で 1 つの項目として表示されます。[履歴] では、ドキュメントを構成する個々のレポートを確認できます。

ページの左上で MicroStrategy アイコンをクリックしてから、[履歴] を選択します。
[履歴] の右上にある [ドキュメントの子レポートを表示する] アイコンを選択します。[履歴] のドキュメントごとに、レポートのリストが表示されます。

レポートまたはドキュメントの詳細を表示するには