Version 2021

アトリビュート エレメント リスト プロンプト

アトリビュート エレメント リスト プロンプトを使用すると、ユーザーは、アトリビュート エレメントのリストから、フィルターまたはカスタム グループに含めるアトリビュート エレメントを選択できます。これは、一般的にユーザーにとって回答が最も簡単なプロンプトです。最も少ない回答が選択肢として示され、フィルターのステートメントを作成する必要がないからです。

以下のいずれかの方法で、プロンプトに表示される特定のアトリビュート エレメントを作成します。

  • アトリビュートに関連付けられているすべてのエレメントを選択
  • 1 つのアトリビュートから制限されたエレメント リストを返すフィルターを作成
  • 特定のアトリビュート エレメントを 1 つずつ選択

アトリビュート エレメント プロンプトの例およびイメージは、『基本レポーティング ヘルプ』 の「データからの必要な情報の取得」の章を参照してください。

アトリビュートの 3 つのフィルター定義プロンプトのうち、アトリビュート エレメント プロンプトは最も限定的であり、ユーザーは最も少ないアトリビュート エレメントから選択してフィルター条件を定義できます。階層プロンプトでは、ユーザーがプロンプト回答を選択してフィルター基準を定義するときに、最も多くのアトリビュート エレメントから選択できます。アトリビュート プロンプトは階層プロンプトよりも限定的ですが、アトリビュート エレメント プロンプトよりは限定的ではありません。

スタンドアロン プロンプトを作成するか、フィルター内に埋め込まれるプロンプトを作成できます。アトリビュート エレメント リスト プロンプトは、アトリビュート エレメント リスト条件で使用される場合があります。

DHTML が有効化されている必要があります。MicroStrategy Web で DHTML を有効化するにはを参照してください。

アトリビュート エレメント リスト プロンプトを作成するには

任意のページで [作成] をクリックして、[新規プロンプト] をポイントし、[アトリビュート エレメント リスト] を選択します。

ユーザーが選択できるエレメントを持つアトリビュートを指定するには

[アトリビュートを選択] ボタンをクリックします。プロンプトに表示するエレメントのアトリビュートを選択して、[OK] をクリックします。ユーザーは、これらのアトリビュート エレメントのリストからフィルター条件を選択できます。

ユーザーが選択できる特定のエレメントを定義するには

  1. 以下のオプションのいずれかを選択します。

    • ユーザーがプロンプトに回答しているときに、アトリビュートのエレメントのすべてをユーザーに表示するには、[すべてのエレメントをリスト（無制限）] を選択します。
    • ユーザーが選択できるアトリビュート エレメントのリストを作成するには、[エレメントの既定リストを使用] を選択します。[追加] をクリックし、エレメントを選択して、[OK] をクリックします。オブジェクトを削除するには、それを強調表示して [削除] をクリックします。すべての項目を削除するには、[クリア] をクリックします。
    • 表示されるアトリビュート エレメントの数を減らすには、[エレメントの数を削減するフィルターを使用] を選択します。このオプションは、"顧客" や "従業員" など、エレメント数が多いアトリビュートに便利です。今月の上位 100 社までの顧客など、特定の顧客のセットを返すフィルターを選択できます。フィルターを参照して選択します。
  2. [一般] タブをクリックします。
  3. [タイトル] フィールドと [説明] フィールドで、プロンプトのタイトルと手順を指定します。

プロンプトでの回答数を制限するには

  1. レポートを実行する前にユーザーにプロンプトへの回答を要求するには、プロンプトが回答を必要とするかどうかを指定します。[プロンプト回答が、必要です] チェックボックスを選択します。
  2. 必要に応じて、許可するプロンプト回答の最小数および最大数を設定します。[最小回答数] フィールドと [最大回答数] フィールドで、これらの数値を入力します。最大数を指定しない場合でも、最小数を指定できます。

  3. ユーザーがプロンプトへの回答を保存して再使用できるかどうかと、できる場合は、保存できるプロンプト回答の数を指定します。[許可した個人用回答] ドロップダウンから、以下のいずれかを選択します。

    • [なし]: ユーザーはプロンプト回答を保存して再使用することはできません。
    • [1]: ユーザーは、プロンプト回答を 1 つだけ保存し再使用できます。
    • [複数]: ユーザーは、複数のプロンプト回答を保存し再使用できます。

レイアウトを指定し、プロンプトのスタイルを表示するには

  1. [スタイル] タブをクリックします。

  2. ユーザーにプロンプトを表示するために使用する表示スタイルを指定することができます。デフォルトは [ショッピング カート] です。[表示スタイル] ドロップダウンから、以下のいずれかを選択します。

    • [ラジオ ボタン]: このプロンプトでは、ユーザーはラジオ ボタンを選択することによって、アトリビュート エレメントを選択します。
    • チェックボックス: このプロンプトでは、ユーザーはチェックボックスを選択することによって、アトリビュート エレメントを選択します。
    • [プルダウン]: このプロンプトでは、ユーザーはドロップダウンから回答を選択します。
    • [リスト]: このプロンプトでは、ユーザーはリストからプロンプト回答を選択できます。
    • [ショッピング カート]: このプロンプトでは、ユーザーはアトリビュート エレメントを選択済みのアトリビュート エレメントのリストに追加できます。
    • [カレンダー]: このプロンプトでは、ユーザーはカレンダーの日付を選択することによって、プロンプトに回答します。
    • [バーコード リーダー]: このプロンプトでは、ユーザーはバーコードをスキャンまたは入力することによってプロンプトに回答できます。

    • [ジオ ロケーション]: このプロンプトでは、ユーザーは現在の地理的位置に基づいてアトリビュート エレメント リストをフィルターすることができます。

      モバイル デバイス用のプロンプトの表示スタイル（カレンダー、バーコード リーダー、ジオ ローケーションなど）は、MicroStrategy Mobile がインストールされたモバイル デバイスでプロンプトが表示されたときにのみ表示されます。一部のスタイルは、特定のタイプのアトリビュート エレメント リスト プロンプトにのみ使用できます。モバイル デバイス用のプロンプトの表示についての詳細は、 プロンプトの概要 (モバイル デバイス用)を参照してください。

  3. プロンプトのタイプおよび表示スタイルによっては、下記のような、ほかの書式オプションを指定することができます。

    • プロンプトのテキスト フィールドとオプションが固定サイズになるように、[テキストボックスの固定した幅] チェックボックスまたは [テキストボックスの固定した高さ] チェックボックス、あるいはその両方を選択して、プロンプトのテキスト フィールドとそのフィールド内のオプションのサイズを指定します。

    • プロンプト オプションが配置される方法を指定するには、[方向] ドロップダウンから [垂直] または [水平] を選択します。

      • 1 行または 1 列 (配置によって異なる) に表示されるプロンプト回答の数を指定するには、[各列/行の項目] チェックボックスを選択して、フィールドに数値を入力します。
    • プロンプトにすべてのエレメントがリストされる場合、ユーザーが検索ボックスを使用してプロンプト回答を見つけることができるようにするかどうかを指定できます。これを行うには、[検索ボックスを表示] ドロップダウンから、[偽] または [真] を選択します。オブジェクトを検索すると、アナリストは、プロンプトに回答するために使用する特定のオブジェクトをすばやく見つけることができます。
    • 検索ボックスを使用してプロンプト回答を検索することを必須にするには、[検索を必須にする] チェックボックスを選択します。
    • バーコード リーダープロンプト スタイルの場合、項目バーコードの検索に使用するアトリビュート フォームを指定するには、[バーコード マッピング アトリビュート フォーム] ドロップダウン リストからアトリビュート フォームを選択します。
    • ジオ ローケーション プロンプト スタイルの場合は、[ロケーション マッピング レベルを選択] ドロップダウンから、アトリビュート内のエレメントをフィルターするレベルを選択します。たとえば、モバイル デバイスが位置している現在の都市でアトリビュート エレメントをフィルターする場合は、"都市" を選択します。
    • フィルターしたいエレメントを含むアトリビュートを選択するには、[アトリビュートを選択] ボタンをクリックします。アトリビュートを参照して選択し、[OK] をクリックします。
    • [ショッピング カート] スタイルを使用している場合は、[フォルダー構造を使用] チェックボックスを選択して、プロンプトの選択肢をフォルダー構造で表示することができます。このオプションは、検索オブジェクトにのみ使用可能で、同じオブジェクトが同じ名前で複数のフォルダーに保存されている場合に便利です。
    • 検索時にユーザーがルート フォルダーより上に移動できるようにするには、[ナビゲーションを許可] チェックボックスを選択します。
    • プロンプトに回答するために選択可能な最も古い日付を指定するには、[最小日付] カレンダーから日付を選択します。
    • プロンプトに回答するために選択可能な最も新しい日付を指定するには、[最大日付] カレンダーから日付を選択します。

プロンプトを保存するには

フィルターのプロンプトを作成している場合は、[OK] をクリックしてフィルター内のプロンプトを保存します。[新規フィルター] ページに戻ります。アトリビュート エレメント リスト条件の作成を完了するには、この手順からはじめます。

  1. [名前を付けて保存] をクリックします。
  2. 名前、説明、プロンプトを保存する場所を指定して、[OK] をクリックします。

これで、新規プロンプトをレポートに追加できるようになりました。 レポートへのプロンプトの追加を参照してください。