MicroStrategy ONE

アップグレード プロセスのチェックリスト

これ以降、このガイドで説明するアップグレード プロセスでは、次の大まかな手順を実行します。アップグレードを確実に成功させるために、このガイドに記載された順序で手順を実行してください。

  1. MicroStrategy システムとプロジェクトのアップグレードの準備
    • 今回のアップグレードに関する情報を確認します。
    • アップグレード前に確認するべき情報や前提条件を調べておきます。
    • インストールしようとする製品およびコンポーネントすべてについて、認定、サポートされている構成を確認してください。

    • 実稼働メタデータ、リポジトリー、ストアをバックアップします。
    • アップグレード テスト環境を作成 (運用環境をそのまま複製) します。

  2. 独自にカスタマイズした内容のバックアップ (該当する場合)。
  3. 高速インストール環境をアップグレードする場合、現在のバージョンのチュートリアルや、既存のデータベースを保持することもできます。アップグレード処理中に、「既存のデータベースを上書きしますか?」と訊ねられます。
    • データベースやその既存データを上書きする場合は [はい] を選んでください。
    • 現行データベースをアップグレード後もそのまま使うのであれば [いいえ] を選びます。
  4. MicroStrategy One のテスト環境をインストール、設定します。

  5. テスト環境で、製品メタデータのコピーを更新します。

  6. テスト環境の検証として、Integrity Manager で機能テスト、比較テストを実施し、次いで Capacity Testing Tool で、通しの処理能力テスト (シミュレーション) を実施します。

    詳しくはアップグレード結果の検証を参照してください。

  7. 実稼働環境の Intelligence Server をアップグレード、構成します。

  8. 実稼働環境にあるその他の MicroStrategy 製品をアップグレードします。