Version 2021
他のドキュメントおよびレポートへのリンク
下線付きのアトリビュートは、オブジェクトがリンクされていること、およびドリルの開始点であることを示します。リンクは、ドキュメント内にある、別のドキュメント、レポート、またはウェブ ページへの接続点です。リンクを使用すると、ドキュメント (ソース) から別のドキュメントまたはレポート (ターゲット) を実行して、ターゲットにあるプロンプトに回答するためのパラメーターを渡すことができます。
たとえば、地域ごとの売上を含むドキュメントを参照している場合、特定の地域をクリックして、その地域内の店舗の売上を表示させる別のドキュメントを実行することができます。これはドリルの一種で、ユーザーが地域から店舗へドリルしたものです。ソースのドキュメントは、その基礎となっているデータセット レポートにリンクして、利益や費用の値を表示することもできます。ソースを、その地域の経済情報を含むウェブ ページへリンクさせることができます。
以下のいずれかからリンクすることができます。
上の例では、ドキュメントまたはレポートにリンクしていますが、ウェブ ページへのドキュメントのリンクを作ることもできます。
ウェブ ページへのドキュメントのリンク
テキストまたはイメージは、ドキュメントをウェブ ページへリンクできます。ドキュメントを開く場合は、ユーザーはリンクをクリックしてそのリンクのターゲット ウェブ ページへ移動できます。たとえば、ユーザーがロゴの上にポインターを移動すると、下に示すようにポインターが手の形に変わり、リンクであることを示します。
ユーザーがロゴをクリックすると、会社のホームページが表示されます。
テキストからのリンク
次のドキュメントには、リンクが含まれています。任意の売上データの上にカーソルを置くと、カーソルが手の形で表示されて、テキストが別のドキュメントまたはレポートにリンクされていることを示します。
このドキュメントの全体は表示されていませんが、完全なドキュメントには、すべての地域とすべてのカテゴリのデータが含まれています。
下矢印 をクリックして、リンクのリストを表示し、開きたいリンクをクリックします。この例では、リンクは [Last Year Comparison] (前年比) という名前で、選択された "Region" (Central)、"Category" (Books)、および "Year" (2011) のデータを使用して、次の内容を表示します。
ドキュメント内の列ヘッダーもリンクされています。代わりに [2011 Revenue] (2011 売上) というテキスト上のリンクを開くと、次のレポートが表示されます。これは、すべての地域とすべてのカテゴリを含む点以外は、前と同じレポートです。(このレポートの一部のみを下に示します。)
グリッドまたはグラフ内のオブジェクトからのリンク
次のドキュメントは、グリッド内の [Region] (地域) アトリビュートを、"Revenue Rank with Region prompt" (地域プロンプト付き売上順位) と呼ばれるレポートにリンクしています。リンクは、下線付きの地域名で示されています。地域の上にカーソルを移動すると、下に示すように手の形のポインターが表示され、リンクの名前がツールヒントに表示されます。
[Southwest] (南西部) をクリックすると、下に示す "Revenue Rank with Region prompt" (地域プロンプト付き売上順位) レポートが表示されます。(このレポートは、その全体が示されています。)このレポートには "南西部" の従業員のみが含まれていることに注目してください。
これは、"Revenue Rank with Region prompt" レポートに "地域" プロンプトが含まれているからです。ドキュメント デザイナーは、リンクが、ソースで選択されたオブジェクトでプロンプトに回答するように、リンクを作成しています。(この場合、"南西部")
メトリックをドキュメントおよびレポートにリンクすることもできます。リンクされたメトリックは、グリッド内に下線付きで表示されます。
同じレポートがグラフとして表示されている場合は、下に示すように、グラフの棒を右クリックすることによって、リンクのリストにアクセスできます。地域リンク内で売上順位を選択すると、上に示したものと同じレポートが表示されます。グラフ内で [Southwest] (南西部) の棒をクリックしたので、表示される地域は "Southwest" のみです。