Version 2021

[プロパティ] ダイアログ ボックス、[ドキュメント プロパティ]、[ドキュメント]

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[プロパティ] ダイアログ ボックスの [ドキュメント] セクションでは、ドキュメントのデフォルト グリッド オートスタイル設定や、ドキュメント幅モードなどの設定を変更することができます。

  • [デフォルト グリッド オートスタイル]: ドキュメントのレポートに適用するレポート オートスタイル（定義済みの一連の書式設定）を指定します。ドキュメントにグリッドまたはグラフ レポートを追加すると、このレポート オートスタイルで書式設定されます。

  • [常にこのドキュメントをフルスクリーン モードで開く]: 編集可モードの場合に、ドキュメントがフルスクリーン モードで開くかどうかを指定します。フル スクリーン モードを使用すると、ユーザーはほとんどのメニュー、ツールバー、パネル、およびナビゲーション バーを非表示にすることで、一度に大部分のドキュメントを見ることができます。たとえば、ドキュメントがフルスクリーン モードで表示される場合、[標準] ツールバーおよび [グループ] パネルのみが表示されます。プレゼンテーション モードでは、ドキュメントは、常にフルスクリーンで表示されます。

    iPhoneで横方向に表示されたドキュメントは、自動的にフル スクリーン モードで表示されます。モバイル デバイスで表示するドキュメントのデザインについての詳細は、MicroStrategy Mobile Administration Help を参照してください。

    • [ユーザーにナビゲーション バーおよび操作メニューへのアクセスを許可]: デフォルトでは、ドキュメントを iPhone、iPad、または Android デバイスでフル スクリーン モードで表示する場合は、ナビゲーション バーおよび操作メニューは非表示になります。ユーザーに非表示にされたナビゲーション バーおよび操作メニューへのアクセスを許可するかどうかを制御することができます。このオプションは、ドキュメントが、独自のナビゲーション システムを持つカスタムのモバイル アプリの一部である場合などに、ユーザーのドキュメントの終了および操作方法を制御する場合に役に立ちます。ナビゲーション バーおよびメニューの表示についての詳細は、MicroStrategy Mobile Administration Help を参照してください。([常にこのドキュメントをフル スクリーン モードで開く] オプションが選択されている場合にのみ使用できます。)
      • ユーザーがアプリの最上部のフル スクリーン ボタンをタップしたときに、ナビゲーション バーおよび操作メニューを表示するには (デフォルト)、このオプションを選択します。
      • ユーザーがナビゲーション バーおよび操作メニューにアクセスできないようにするには、このオプションをクリアします。
  • [プレゼンテーション モードおよび Flash モードでグリッド上の並べ替えおよびピボットを有効にする]: ユーザーがプレゼンテーション モードおよび Flash モードでグリッド上のデータを並べ替えおよびピボットできるかどうかを指定します。プレゼンテーション モードでデータを並べ替えおよびピボットする手順については、ドキュメントを並べ替え、ピボットするにはを参照してください。Flash モードでの手順は、このオプションがデフォルトで有効になるか無効になるかは、ドキュメントを作成したときに使用したドキュメント テンプレートによって決まります。

    • [Flash モードでグリッド上の追加対話性を有効にする]: ユーザーが Flash モードでショートカット メニューを使用してグリッド内のデータを操作できるかどうかを指定します。このオプションは、[プレゼンテーション モードおよび Flash モードでグリッド上の並べ替えおよびピボットを有効にする] チェックボックスが選択されている場合にのみ使用できます。使用可能なデータ操作の詳細は、を参照してください。このオプションがデフォルトで有効になるか無効になるかは、ドキュメントを作成したときに使用したドキュメント テンプレートによって決まります。

      ドキュメントが MicroStrategy 10.1 より前に作成され、Flash モードで表示されるように定義されていた場合にのみ、Flash モードを使用できます。10.1 以降は、プレゼンテーション モードが Flash モードに取って代わりました。

    • [自動的にセレクターの変更を適用]: ターゲット（セレクターの影響を受けるグリッド/グラフおよびパネル スタック）で変更を表示するために [適用] をクリックする必要があるか、または自動的に変更を行うかを指定します。このチェックボックスはデフォルトで選択されています。この設定は、プレゼンテーション モードで表示されるフィルター パネル上のセレクター以外の、ドキュメント内のすべてのセレクターに適用されます。フィルター パネルのセレクターについては、フィルター パネル レベルのプロパティで定義されます。[プロパティおよび書式] ダイアログ ボックス: 一般 を参照してください。ドキュメント レベルの [自動的にセレクターの変更を適用] プロパティは、ほかのモードで表示されるフィルター パネル内のセレクターに適用されます。フィルター パネル プロパティがどのように機能するかについての詳細は、『ダッシュボードおよびウィジェット ヘルプ』 の「パネルとパネル スタック」の章を参照してください。
  • [ドキュメント幅モード]: このオプションは、[Report Services の基本設定] にある [ドキュメント幅モード計算] オプションと組み合わせて使用すると、ドキュメントの幅と、ドキュメントが実行される速さを調整できます。このオプションと、[基本設定] の [ドキュメント幅モード計算] オプションについては、[ドキュメント幅モード] オプションと [ドキュメント セクションの幅モード計算] 基本設定がどちらも [自動]（デフォルト）に設定されている場合、Web に表示されるドキュメントの幅は、そのページにすべてのコンテンツを表示するのに必要な大きさになります。[ドキュメント幅モード計算] プロパティの詳しい情報は、 [Report Services] 基本設定を参照してください。
    • [ドキュメント幅モード] オプションが [固定] に設定されていて、[ドキュメント セクションの幅モード計算] 基本設定が [自動] (デフォルト) に設定されている場合、Web に表示されるドキュメントの幅は大きくならず、追加のコンテンツは表示されません。この組み合わせでは、場合によってはドキュメントの一部が切れることがあります。

    • [ドキュメント セクションの幅モード計算] 基本設定が [オフ] に設定されている場合、[ドキュメント幅モード] オプションはドキュメントに影響しません。この組み合わせでは、場合によってはドキュメントの一部が切れることがあります。

      ドキュメントのパフォーマンスを向上するには、ドキュメントの [ドキュメント幅モード] が [自動] に設定されている場合は、[固定] に設定します。ドキュメントを [固定] 幅モードから [自動] 幅モードに切り替えると、ドキュメントの実行速度が遅くなる場合があります。

  • [使用可能な表示モード]: ドキュメントの表示および操作に使用できるすべての表示モードが表示されます。[表示モード] 列で、そのドキュメントを表示できるモードを選択します。チェックボックスをクリアすると、そのモードは Web でそのドキュメントに対しては利用できません。表示モードの説明は、『ドキュメント作成ヘルプ』 の「ドキュメントのデザイン」の章を参照してください。

    [デフォルト] 列では、デフォルトの表示モードを選択します。これは、ドキュメントがデフォルトで開かれる表示モードです。たとえば、プレゼンテーション モードを選択すると、ユーザーがドキュメントを開くときプレゼンテーション モードがデフォルトで使用されます。

    • プレゼンテーション: ドキュメントを、プレゼンテーション モードで表示することができます。
    • [編集可]: ドキュメントを編集可モードで表示することができます。
  • [使用可能なエクスポート モード]: ドキュメントをエクスポートするのに適した形式を選択します。詳細は、『ドキュメント作成ヘルプ』 を参照してください。
    • [Excel]: ドキュメントを Excel にエクスポートできます。
    • [HTML]: ドキュメントを HTML ファイルにエクスポートできます。
    • [PDF]: ドキュメントを PDF ファイルにエクスポートできます。
  • [デフォルト実行モード]: ドキュメントを実行する際のデフォルトの表示モードを指定します。各表示モードの説明は、『ドキュメント作成ヘルプ』 を参照してください。
    • プレゼンテーション: ドキュメントは、デフォルトでは プレゼンテーション モードで開きます。
    • [編集可]: ドキュメントは、デフォルトでは編集可モードで開きます。
    • [Excel へエクスポート]: ドキュメントを、実行時に直接 Excel にエクスポートできます。
    • [HTML へエクスポート]: ドキュメントを、実行時に直接 HTML にエクスポートできます。

    • [PDF へエクスポート]: ドキュメントを、実行時に直接 PDF にエクスポートできます。

    [デフォルト実行モード] 設定が [インタラクティブ] (廃止) または [Flash] (廃止) に定義されている場合、ドキュメントは、MicroStrategy バージョン 10.1 より前に作成されたものです。インタラクティブ モードおよび Flash モードは、プレゼンテーション モードに置き換えられました。新しいドキュメントにこれらのオプションを選択することはできません。デフォルト表示モードを変更して、ドキュメントを保存する場合、インタラクティブ モードまたは Flash モードをデフォルト表示モードとして選択することはできません。これらのモードでドキュメントを操作する手順については、を参照してください。

関連トピック

[プロパティ] ダイアログ ボックスについて

『ドキュメント作成ヘルプ』