階層条件プロンプト

階層条件プロンプトにより、ユーザーは、アトリビュートおよびアトリビュート エレメント フォームを使用して、独自のレポート フィルターを作成できます。

• 特定の階層
• プロジェクト内のすべての階層
• 検索オブジェクトによって返された特定の階層

階層とは何かの説明は、『基本レポーティング ヘルプ』 の「データからの必要な情報の取得」の章を参照してください。このマニュアルには、階層条件プロンプトの例とイメージも含まれています。

アトリビュートの 3 つのフィルター定義プロンプトのうち、階層条件プロンプトでは、ユーザーがプロンプト回答を選択してフィルター基準を定義するときに、最も多くのアトリビュート エレメントから選択できます。アトリビュート プロンプトは限定的で、ユーザーは最も少ないアトリビュート エレメントから選択してフィルター基準を定義できます。

階層条件プロンプトを作成するには

1. 任意のページで [作成] をクリックして、[新規プロンプト] をポイントし、[階層条件プロンプト] を選択します。

   レポートのフィルターを作成するときにプロンプトでユーザーが選択するためのアトリビュートを含む階層を選択します。

2. [定義] タブで、次のオプションのいずれかを選択し、必要に応じて、選択したオプションに必要な情報を指定します。
   • ユーザーがプロジェクト内のすべての階層からアトリビュートを選択できるようにするには、[すべての階層] を選択します。
   • アトリビュートおよびエレメントを選択する特定の階層をユーザーに提示するには、[階層を選択] を選択します。階層にブラウズして選択します。
   • ユーザーが選択できる階層のリストを作成するには、[階層の既定リストを使用] を選択します。[追加] をクリックし、階層を選択して、[OK] をクリックします。オブジェクトを削除するには、それを強調表示して [削除] をクリックします。すべての項目を削除するには、[クリア] をクリックします。
   • 以前に作成した検索オブジェクトを参照して選択する、または検索オブジェクトの名前を指定するには、[検索オブジェクトの結果を使用] を選択します。ユーザーがレポートを実行したときに、検索オブジェクトによって特定のプロジェクト オブジェクトが検索および表示されます。これによって、プロジェクト内の最新のオブジェクトを使用してユーザーにプロンプトを表示できます。

ユーザーが階層を選択すると、プロンプトによって、ユーザーがフィルター基準を選択するための関連するアトリビュートおよびアトリビュート エレメントが表示されます。アトリビュート フォームを表示することもできます。アトリビュート フォームの詳細は、『上級レポーティング ヘルプ』 を参照してください。

1. [一般] タブで、[タイトル] フィールドと [説明] フィールドに、プロンプトのタイトルおよび説明を指定します。
2. レポートを実行する前にユーザーにプロンプトへの回答を要求するには、プロンプトが回答を必要とするかどうかを指定します。[プロンプト回答が、必要です] チェックボックスを選択します。回答が必須の場合は、デフォルト回答を提供することをお勧めします。そうしなければ、このレポートの購読は失敗します。手順は、レポートにデフォルト プロンプト回答を使用するかどうかを指定するには を参照してください。
3. 必要に応じて、許可するプロンプト回答の最大数または最小数、あるいはその両方を設定します。[最小回答数] フィールドと [最大回答数] フィールドで、これらの数値を入力します。
4. ユーザーがプロンプトへの回答を保存して再使用できるかどうかと、できる場合は、保存できるプロンプト回答の数を指定します。[許可した個人回答] ドロップダウン リストから、以下のいずれかを選択します。
   • [なし]: この設定を選択すると、プロンプト回答を保存して再利用することはできません。
   • [1]: この設定を選択すると、1 つのプロンプト回答のみを保存して再利用することができます。
   • [複数]: この設定を使用すると、複数の個人プロンプト回答を保存できます。
5. [スタイル] タブで、[表示スタイル] ドロップダウン リストから、[ツリー] または [ショッピング カート] などのプロンプトのプレゼンテーション スタイルを指定します。これは、プロンプトがユーザーに表示される方法です。
6. プロンプトのテキスト フィールドとオプションが固定サイズになるように、[テキストボックスの固定した幅] チェックボックスまたは [テキストボックスの固定した高さ] チェックボックス、あるいはその両方を選択して、プロンプトのテキスト フィールドとそのフィールド内のオプションのサイズを指定します。
7. プロンプト オプションが配置される方法を指定するには、[方向] ドロップダウン リストから [縦位置] または [横] を選択します。
8. 1 行または 1 列 (配置によって異なる) に表示されるプロンプト回答の数を指定するには、[各列/行の項目] フィールドに数値を入力します。
9. ユーザーが検索ボックスを使用してプロンプト回答を見つけることができるようにするかどうかを指定できます。オブジェクトを検索すると、アナリストは、プロンプトに回答するために使用する特定のオブジェクトをすばやく見つけることができます。[検索ボックスを表示] ドロップダウン リストから、以下のオプションを選択します。
   • 検索ボックスを表示するには、[真] を選択します。
   • 検索ボックスを表示しないためには、[偽] を選択します。
10. 検索ボックスが有効になっている場合は、[検索を必須にする] チェックボックスを選択することによって、ユーザーが検索ボックスを使用して回答を見つけるように指定できます。

11. [ショッピング カート] スタイルを使用している場合は、[フォルダー構造を使用] チェックボックスを選択して、プロンプトの選択肢をフォルダー構造で表示することができます。このオプションは、検索オブジェクトにのみ使用可能で、同じオブジェクトが同じ名前で複数のフォルダーに保存されている場合に便利です。

    検索時にユーザーがルート フォルダーより上に移動できるようにするには、[ナビゲーションを許可] チェックボックスを選択します。

プロンプト内での条件の表示方法を指定するには

1. [条件] タブで、[許可した式タイプ] ドロップダウン リストからオプションを選択することによって、プロンプトで許可される条件式のタイプを指定します。
2. [デフォルト式タイプ] ドロップダウン リストからオプションを選択することによって、プロンプトに表示されるデフォルト条件（たとえば、[SELECT] または [条件設定]）を指定します。
3. [デフォルト条件演算子] ドロップダウン リストからオプションを選択することによって、プロンプトに表示されるデフォルト条件演算子（たとえば、[ > ] または [ < ]）を指定します。
4. [リストごとの最大エレメント数] フィールドで、それぞれのプロンプト回答リスト内にリストするエレメント数を指定します。
5. ユーザーがアトリビュート エレメントのリストをインポートしてそこから選択できるようにするには、[エレメントのインポートを許可] チェックボックスを選択します。
6. [条件間のデフォルト演算子] ドロップダウン リストからオプションを選択することにより、条件の間で使用されるデフォルトの論理演算子を指定します。
7. ユーザーが式を変更できるようにするには、[論理演算子の変更を許可] チェックボックスを選択します。
   • ユーザーが式内のすべての条件の間で単一の条件演算子 (AND/OR) のみを使用することができるようにするには、[全条件間に単一論理演算子を使用] オプションを選択します。
   • ユーザーが式内のそれぞれの条件の間でデフォルト演算子を選択することができるようにするには、[ユーザーに条件間での独立論理演算子の設定を許可] オプションを選択します。
8. [名前を付けて保存] を選択します。
9. [OK]をクリックします。

これで、新規プロンプトをレポートに追加できるようになりました。 レポートへのプロンプトの追加を参照してください。