MicroStrategy ONE

自動アップグレードを実施するには

今回、自動アップグレードが可能になりました。これまでは、手入力でリソース群をバックアップした後、MicroStrategy のサービスやクライアントを実際にアップグレードし、基本的なインフラストラクチャの動作を確認する、という作業が必要で、数時間を要していました。

以下の手順が自動化され、時間も短縮されています。

  • すべての MicroStrategy コンポーネントとそのステータスのベースラインを確立する
  • 環境に関連するリソースをすべてバックアップする
  • MicroStrategy のサービスおよびクライアントをアップグレードする
  • システム設定を復元する

クラウド環境の自動アップグレードを実施するには

  1. [アップグレードあり] をクリックします。

  2. どのバージョンにアップグレードするか判断し、該当する [アップグレード] をクリックします。

    環境チェック処理の後、必要なおよその時間が表示されます。

  3. システム検査終了後、問題ないようであれば、[スケジュール] または [今すぐアップグレード] をクリックしてください。

    [今すぐアップグレード] を選択すると、環境のアップグレード処理が始まります。処理が終わると、成功した旨のメッセージが現れるとともに、通知メールが届きます。

    [スケジュール] を選択した場合はスケジューラが開くので、アップグレードの時刻を指定してください。

    スケジュールに従ってアップグレード処理が終わると、成功した旨のメッセージが現れます。

閉じたここをクリックすると、裏でどのようなアップグレード処理が起こるか、説明が現れます。

Linux

  1. EBS ボリューム (ルート、MSTR、MySQL) をバックアップします。
  2. インストール ファイルをダウンロードします。
  3. 以下をバックアップします。
    • データベース (Team エディションの場合)
    • プラグイン
    • イメージ
    • モバイル設定ファイル
  4. EFS をマウント解除します (Enterprise エディションの場合)。

    コピー
    /opt/apache/tomcat/latest/webapps/MicroStrategy/images
    /opt/apache/tomcat/latest/webapps/MicroStrategy/plugins
    /opt/apache/tomcat/latest/webapps/MicroStrategy/WEB-INF
    /opt/apache/tomcat/latest/webapps/MicroStrategyMobile/images
    /opt/apache/tomcat/latest/webapps/MicroStrategyMobile/plugins
    /opt/apache/tomcat/latest/webapps/MicroStrategyMobile/WEB-INF
    /opt/mstr/MicroStrategy/install/images
    /opt/mstr/MicroStrategy/IntelligenceServer/Cube
    /opt/mstr/MicroStrategy/IntelligenceServer/Caches
    /opt/mstr/MicroStrategy/env-xxxxlaiouse1/log
    /opt/mstr/MicroStrategy/odbc.ini
    /opt/mstr/MicroStrategy/install/PDFGeneratorFiles
  5. サービスをすべて停止し、インストール処理を始めます。
  6. の Java パスとヒート サイズは tomcat.sh IdM と Gateway の両方が更新されます
  7. Identity データベースを更新します。
  8. 以下を復元します。
    • MicroStrategy WAR ファイル
    • イメージ
    • プラグイン
    • モバイル設定ファイル (.xml)
  9. サービスを再起動します。
  10. EFS を改めてマウントします (Enterprise エディションの場合)。
  11. 最後に、ダウンロードしたファイルを削除します。

Windows

  1. ファイルをダウンロードします。
  2. Developer をインストールします。
  3. Desktop をインストールします。