Version 2021
ドキュメントの書式を設定するには
ドキュメントを作成した後で、ドキュメントのカラー テーマや、ドキュメントのオブジェクトのフォントおよび色などの、ドキュメントの表示を書式設定するオプションを選択することができます。書式設定のオプションについての説明は、以下を参照してください。
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ドキュメントの全体のルック アンド フィールをすばやく変更するには、[明色] または [暗色] テーマを選択します。カスタム テーマが作成されている場合は、それらを適用することもできます。
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レポートまたはセレクターなどの特定のオブジェクトに、テーマを適用することができます。
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ドキュメントを書式設定するためのカスタム テーマを作成できます。カスタム テーマを使用して、テキストおよびセレクターなどの特定のオブジェクト タイプに書式を適用し、パネル スタックおよび長方形などの他のオブジェクト タイプはデフォルトの書式を使用させることができます。
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ドキュメント上のオブジェクトのデフォルト書式の定義
ドキュメントに新しいオブジェクトを追加すると、その初期の書式は、そのオブジェクト タイプのデフォルト書式によって決定されます。各オブジェクト タイプ (テキスト、イメージ、長方形など) にはデフォルトの書式のセット (デフォルト コントロールと呼ばれる) があります。たとえば、デフォルト コントロールを作成して、ドキュメント内のすべてのテキストの表示に使用されるフォント、すべてのパネル スタックのタイトルに使用されるフォント、およびレポート コンテナーに使用される背景色と罫線を選択することができます。
コントロール デフォルの適用方法および変更方法などのの情報は、『ドキュメント作成ヘルプ』を参照してください。
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特定のオブジェクトの書式設定
必要に応じて、オブジェクトごとに書式を変更できます。ドキュメントのオブジェクト (テキスト、線、セクションなど) に対して、またはドキュメント全体に対して、書式を設定することで、ドキュメントの表示を指定できます。
- 特定のオブジェクトを書式設定する手順は、[プロパティおよび書式] ダイアログ ボックス: 書式のオプションおよび 『ドキュメント作成ヘルプ』を参照してください。
- ドキュメントに透かしを追加する手順は、[プロパティ] ダイアログ ボックス、[ドキュメント プロパティ]、[透かし]を参照してください。透かしは、ドキュメントの背景に表示される淡いデザインまたはテキストで、通常はページの識別または装飾に使用されます。
- ドキュメントまたはレイアウトの罫線または背景を書式設定する手順は、[プロパティ] ダイアログ ボックス、[レイアウト プロパティ]、[色および罫線]を参照してください。
ドキュメントの表示テーマの選択
[明色] と [暗色] の表示テーマは、ドキュメントの全体的なルック アンド フィールを迅速に変更します。すべてのテーマに、ドキュメント上のさまざまなタイプのオブジェクトのための一連のフォーマットが含まれています。たとえば、テーマには、レポート、セレクター、テキストなどの書式オプションが含まれます。テーマを使用すると、各オブジェクトに対して、そのオブジェクト タイプに適用されるあらゆる書式 (フォント色、背景色、罫線など) を設定することができます。
ドキュメントの表示テーマを選択するには
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ドキュメントをデザイン モードまたは編集可モードで編集します。
- ドキュメントをデザイン モードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[編集] を選択します。ドキュメントがプレゼンテーション モードで開いた場合は、右側のメニュー アイコン をクリックして、[編集] を選択します。
- ドキュメントを編集可モードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[実行先] をポイントし、[編集可] を選択します。
- [書式] メニューから、[ドキュメント テーマを適用] を選択します。
- テーマを選択し、[OK] をクリックします。
オブジェクトの表示テーマの選択
[明色] テーマと [暗色] テーマを使用することで、選択されたオブジェクトの全体的なルック アンド フィールをすばやく変更できます。オブジェクトにカスタム テーマを適用することもできます。カスタム テーマを作成する手順は、カスタム表示テーマの作成を参照してください。
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ドキュメントをデザイン モードまたは編集可モードで編集します。
- ドキュメントをデザイン モードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[編集] を選択します。ドキュメントがプレゼンテーション モードで開いた場合は、右側のメニュー アイコン をクリックして、[編集] を選択します。
- ドキュメントを編集可モードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[実行先] をポイントし、[編集可] を選択します。
- 書式設定するオブジェクトを右クリックし、[プロパティおよび書式] を選択します。
- 左側の [テーマ] を選択します。
- [テーマから書式を適用] から、テーマを選択します。
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以下のいずれかを選択します。
- オブジェクトにテーマの書式をコピーするには、[書式をコピー] を選択します。テーマ内の書式が変更されても、オブジェクトの書式は変更されません。
- テーマの書式とオブジェクトをリンクするには、[テーマにリンク] を選択します。テーマ内の書式が変更されると、オブジェクトの書式が変更されます。
- [OK]をクリックします。
カスタム表示テーマの作成
ドキュメントを書式設定するためのカスタム テーマを作成できます。カスタム テーマを使用して、テキストおよびセレクターなどの特定のオブジェクト タイプに書式を適用し、パネル スタックおよび長方形などの他のオブジェクト タイプはデフォルトの書式を使用させることができます。
テーマを作成するには、テーマに含めたい各タイプのオブジェクトを書式して、その書式をそのオブジェクトのデフォルト書式 (デフォルト コントロールと呼ばれる) として設定します。たとえば、パネル スタックに赤い背景と白いフォントを選択して、その書式を、ドキュメント内のすべてのパネル スタックのデフォルト コントロールとして設定します。テキスト フィールドに 10 ポイントの Arial フォントを選択して、テキスト フィールドの周りに 2 ポイントの黒い罫線を定義します。その書式を、ドキュメント内のすべてのテキスト フィールドのデフォルト コントロールとして設定します。
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ドキュメントをデザイン モードまたは編集可モードで編集します。
- ドキュメントをデザイン モードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[編集] を選択します。ドキュメントがプレゼンテーション モードで開いた場合は、右側のメニュー アイコン をクリックして、[編集] を選択します。
- ドキュメントを編集可モードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[実行先] をポイントし、[編集可] を選択します。
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テーマ内で書式設定したい各オブジェクト タイプに対して、以下の手順を実行します。
- このオブジェクト タイプのデフォルト書式が希望の外観になるように、オブジェクトを書式設定します。たとえば、パネル スタックに赤い背景と白いフォントを選択します。手順は、[プロパティおよび書式] ダイアログ ボックス: 書式のオプションおよび 『ドキュメント作成ヘルプ』を参照してください。
- 書式設定されたオブジェクトを右クリックし、[コントロールをデフォルトに設定] を選択します。そのオブジェクト タイプのすべての新しいオブジェクトが、指定されたデフォルトの書式で書式設定されます。
- 必要なすべてのオブジェクト タイプの書式設定を終了したら、[書式] メニューから、[デフォルトをテーマとして保存] を選択します。
- デフォルト コントロールとして設定された書式オプションのみがテーマに保存されることを告げるメッセージで、[OK] をクリックします。
- テーマの名前を入力し、[保存] をクリックします。
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