Version 2021
[プロパティ] ダイアログ ボックス、[ドキュメント プロパティ]、[透かし]
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透かしは、ページの背景に表示される淡いデザインです。通常は、ページの識別または装飾に使用されます。たとえば、すべてのページに付けられる「社外秘」の文字や、すべてのページの背景に表示される会社のロゴがあります。
プロジェクトとドキュメントの透かし
透かしは、プロジェクト レベルでもドキュメント レベルでも定義できます。
- プロジェクトの透かしを使用すると、プロジェクト内のすべてのドキュメントに、会社のロゴなどの同じ透かしを配置できます。プロジェクトの透かしは、MicroStrategy Developer で作成できます。また、プロジェクトの透かしは MicroStrategy Developer と MicroStrategy Web の両方で表示されます。
- ドキュメントの透かしを使用すると、個々の透かしを特定のドキュメントに配置できます。デフォルトでは、ドキュメントの透かしが有効になると、プロジェクトの透かしが上書きされます。ドキュメントの透かしは、MicroStrategy Developer および MicroStrategy Web で作成します。また、ドキュメントの透かしは MicroStrategy Developer と MicroStrategy Web の両方で表示されます。
たとえば、ほとんどのドキュメントには会社のロゴを表示するが、社内用のドキュメントには「社外秘」とマークする必要があるとします。プロジェクトの透かしはドキュメントの透かしにより上書きされるため、ログを使用するプロジェクトの透かしを作成しながら、ドキュメントでプロジェクトの透かしを上書きできます。次に、各内部ドキュメントには、「社外秘」というテキストのドキュメントの透かしを作成します。
MicroStrategy Developer を使用してドキュメントの透かしを有効にするかどうかを選択することで、プロジェクトの透かしを上書きできるかどうかを制御することもできます。これにより、目的に応じて、さまざまな透かしを作成することや、透かしを完全に無効にすることができます。透かしの有効化と無効化の手順、プロジェクトとドキュメントの透かしの作成の手順、透かしのサンプル、およびさまざまな透かしのシナリオの例は、『ドキュメント作成ヘルプ』の「書式設定」 の章を参照してください。
[透かし] プロパティ
以下の透かしのオプションのいずれかを選択します。
- ドキュメントに透かしを表示しない場合は、[透かしなし] を選択します。
- プロジェクトに作成した透かしを表示するには、[プロジェクト透かしを使用] を選択します。プロジェクトの透かしは、MicroStrategy Developer で作成されます。
- ドキュメントにテキスト透かしを作成するには、[文字透かし(PDF のみ)] を選択します。
- ドキュメントにイメージ透かしを作成するには、[イメージ透かし] を選択します。
テキスト透かしまたはイメージ透かしのいずれかを選択すると、透かしを作成するための追加のプロパティが表示されます。
テキスト透かし
[透かし] ドロップダウン リストから [テキスト透かし] を選択すると、以下のプロパティが表示されます。
- [テキスト]: 透かしとして表示する最長 255 文字のテキストを入力します。
- [書式] アイコン: テキストの外観を変更するには、[書式] アイコンをクリックして [フォントの書式] ダイアログ ボックスを開きます。フォント、スタイル、サイズ、色、効果などの選択ができます。選択を完了したら、[OK] をクリックします。
- [自動的にフォント サイズを変更] チェックボックス: 透かしが [フォントの書式] ダイアログ ボックスで定義されたフォント サイズと、自動的にレイアウトに合わせたフォント サイズのどちらを使用するかを指定します。
- [薄いすかし] チェックボックス: 透かしを通してドキュメント情報が判読できるように、透かしを薄くするどうかを指定します。
- [方向]: テキストを斜めに印刷するか、ページを横切って水平に印刷するかを指定します。
イメージ透かし
[透かし] ドロップダウン リストから [イメージ透かし] を選択すると、以下のプロパティが表示されます。
-
ソース: イメージのパスとファイル名を入力します。[ソース] フィールドの下に、プレビューが表示されます。
イメージ ファイルは、Intelligence Server とドキュメントのデザイナーの両方に対して利用可能である必要があります。詳細は、『ドキュメント作成ヘルプ』 の「ドキュメントへのテキストおよびデータの追加」の章を参照してください。
- [スケール]: アスペクト比を維持しながらイメージをドキュメントの余白内に収まるように自動的にサイズ変更するかどうかを指定ます。ドロップダウン リストからパーセントを選択することによって、手動でイメージを拡大縮小することもできます。