キャッシュ更新のスケジュールを管理するには

個々のレポートまたはドキュメントにキャッシュ更新を購読させることができます。この購読を使用すると、データウェアハウスにクエリしないで、入手可能な最新データを使用して、レポートまたはドキュメントを迅速に実行することができます。

この購読は、イベントトリガスケジュールの使用に適しています。

キャッシュ更新の購読について

キャッシュ更新購読では、指定したレポート、サブセットレポート、またはドキュメントのキャッシュが更新されます。キャッシュは、Intelligence Server コンピューターのメモリ内およびディスク上に保存される、事前に計算および処理された結果セットのことで、キャッシュを使用することによって、データウェアハウスに対して要求を再実行するよりも迅速に、レポートおよびドキュメントを取得することができます。

システムに標準的な週単位のレポートと月単位のレポートがいくつか含まれているとします。これらのレポートは頻繁にアクセスされるため、キャッシュする必要があります。データベースには、毎週更新されるテーブルと、毎月更新されるテーブルがあります。これらのテーブルが更新されたときには、該当するキャッシュも更新する必要があります。

レポートまたはドキュメントにキャッシュ更新を購読させるには

以下のいずれかを実行します。
- レポートキャッシュ更新の場合は、レポートの名前をクリックして、実行します。
- ドキュメントキャッシュ更新の場合は、ドキュメントをデザインモードまたは編集可モードで編集します。
  - ドキュメントをデザインモードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[編集] を選択します。ドキュメントがプレゼンテーションモードで開いた場合は、右側のメニューアイコンをクリックして、[編集] を選択します。
  - ドキュメントを編集可モードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[実行先] をポイントし、[編集可] を選択します。
[ホーム] メニューで [購読先] をポイントし、[キャッシュ更新] を選択します。
[名前] フィールドに、購読の名前を入力します。デフォルト名は、レポート/ドキュメントの名前に、購読が作成された日付と時間を付けたものです。
[スケジュール] ドロップダウンからスケジュールを選択して購読の頻度を制御します。MicroStrategy Developer スケジュールマネージャーで、新しいスケジュールを作成することができます。手順は、System Administration Helpの「ジョブおよび管理タスクのスケジュール作成」 の章を参照してください。
デフォルトでは、ユーザーは、この購読の受信者になっています。受信者の追加、または購読受信者の削除を行うには、[宛先] をクリックします。購読を受信させたいユーザーおよびグループを選択して、[OK] をクリックします。
[配信フォーマット] ドロップダウンで、以下のオプションの中から配信フォーマットを選択します。
- HTML
- HTML5
- Excel
- PDF
- プレーンテキスト (レポートのみ)
- CSV (レポートのみ)
ドキュメント内のデータセットに有効なキャッシュを使用するには、[有効なデータセットキャッシュを使用] チェックボックスを選択します。(ドキュメントのみ)
購読が保存された時点ですぐにレポートまたはドキュメントを実行するには、[直ちに購読を実行] チェックボックスを選択します。
特定の日に購読を終了するには、[高度なオプション] を展開して、[次の日付後に配信しない] チェックボックスを選択し、ドロップダウンカレンダーから日付を選択します。
購読が実行されてキャッシュが更新されたときに通知を送信するには、[メールアドレスに通知を送信] チェックボックスを選択します。次に、[宛先] ドロップダウンからメールアドレスを選択します。メールアドレスがリストにない場合は、[新規アドレスに送信] をクリックして、新しいメールアドレスを指定します。
[OK]をクリックします。
レポートまたはドキュメントを購読していることを確認するには、MicroStrategy アイコンをクリックし、[私の購読] を選択します。購読している項目のリストが表示されます。

キャッシュ更新のスケジュールを管理するには

キャッシュ更新の購読について

レポートまたはドキュメントにキャッシュ更新を購読させるには

関連トピック