Version 2021
レポートまたはドキュメントをネットワーク フォルダーに送信するスケジュールを管理するには
指定されたスケジュールに合わせて、レポートまたはドキュメントをネットワーク上のフォルダーに自動的に配信させることができます。これを行うには、下の説明に従って、レポートまたはドキュメントを購読する必要があります。
[ファイル名]、[サブフォルダー]、または [Zip ファイル名] フィールドにマクロを入力して購読をカスタマイズできます。これらのマクロは、自動的に適切なテキストと置き換えられます。たとえば、ドキュメントへの購読を作成するとします。[ファイル名] フィールドに、「{&Project}
」と入力すると、ドキュメントが配信された場合に、ドキュメントが保存されているプロジェクトの名前がドキュメントの名前に表示されます。
使用可能なマクロのリストは、System Administration Help の「ジョブおよび管理タスクのスケジュール作成」の章を参照してください。
バースト機能を使用してレポートまたはドキュメントを複数のファイルとサブフォルダーに分割するには、次の前提条件を満たす必要があります。
- ファイル購読デバイスが作成されている。ユーザー入力によるパスの許可と追加が定義されている必要があります。
- レポートまたはドキュメントのページバイに少なくとも 1 つのアトリビュートが含まれている必要があります。
- フォルダを作成する場所への書き込みアクセスを持っている必要があります。
- [ファイルへ購読] 権限を保持している必要があります。
- [ファイル位置の作成] 権限が必要です。
スケジュールに合わせてレポートまたはドキュメントをネットワーク フォルダーへ送信するには
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以下のいずれかを実行します。
- レポートの場合は、レポートの名前をクリックして、実行します。
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ドキュメントの場合は、ドキュメントをデザイン モードまたは編集可モードで編集します。
- ドキュメントをデザイン モードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[編集] を選択します。ドキュメントがプレゼンテーション モードで開いた場合は、右側のメニュー アイコン をクリックして、[編集] を選択します。
- ドキュメントを編集可モードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[実行先] をポイントし、[編集可] を選択します。
- [ホーム] メニューで [購読先] をポイントし、[ファイル] を選択します。[ファイルの配信をスケジュール] ダイアログ ボックスが開きます。
- [スケジュール] ドロップダウンからレポートまたはドキュメントを配信するスケジュールまたはイベントを選択します。MicroStrategy Developer スケジュール マネージャーで、新しいスケジュールを作成することができます。手順は、System Administration Helpの「ジョブおよび管理タスクのスケジュール作成」 の章を参照してください。
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以下のいずれかを実行して、レポートまたはドキュメントの配信位置(受信者)を指定します。
- レポートまたはドキュメントを配信したいフォルダーが、[位置] の隣のドロップダウン 内にある場合は、そのフォルダーを選択します。
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配信位置をドロップダウンに追加するには、[位置] をクリックします。[受信者ブラウザー] ダイアログ ボックスが開きます。次の手順を実行します。
- 配信位置を選択するには、[選択項目に追加] 矢印 を使用して、左側の [使用可能] リストから、右側の [宛先] リストへ 1 つまたは複数の位置を移動します。
- ドロップダウンに配信位置を追加するには、[アドレス名] フィールド内に、新しい配信位置の名前を入力します。[物理メール アドレス] フィールドで、配信位置の新規または既存のフォルダーへのフォルダー パスを指定します。たとえば、次は正しく指定されたパスです。
\\FileServ2\SalesReports\Jan03\
.[デバイス] ドロップダウンから、位置のタイプを選択します。新しい配信位置の定義を完了したら、[受信者に追加] をクリックします。 - 配信位置の追加が終了したら、[OK] クリックします。
作成する場所は、Distribution Services がインストールされたコンピューターからアクセス可能である必要があります。
- ファイルの配信先となる新しいフォルダーを作成するには、ドロップダウンから、[ユーザー位置] を選択して、新しいフォルダーを作成するネットワーク上の位置に新しいフォルダー名を付けて [サブフォルダー] フィールドに入力します。
- [配信フォーマット] ドロップダウンで、送信するレポートまたはドキュメントのフォーマットを選択します。Excel または PDF を選択した場合、レポートは添付ファイルとしてメールに添付されます。
- レポートまたはドキュメントを ZIP ファイルに含めることで、サイズを縮小することができます。[コンテンツの圧縮] チェックボックスを選択します。このオプションは、[配信フォーマット] オプションが HTML 以外のファイル フォーマットに設定されている場合にのみ使用可能です。
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レポートまたはドキュメントにグループ 項目が含まれている場合、以下のいずれかの操作を行います。
- すべてのオブジェクトのデータを印刷するには、[ページバイ フィールドを拡張] チェックボックスを選択します。
- [ページバイ] パネル(レポートの場合)または [グループ] パネル(ドキュメントの場合)で現在選択されているオブジェクトのデータのみを印刷するには、[ページバイ フィールドを拡張] チェックボックスをクリアします。
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レポートで値を区切るのに使用する、カンマまたはタブなどの区切り文字を指定できます。このオプションは、プレーン テキストとして配信されるレポートにのみ使用可能です。[区切り記号] ドロップダウンで、以下のいずれかを選択します。
- リストから区切り文字を選択するには、[カンマ] または [スペース] などの使用する区切り文字を選択します。
- 独自に指定するには、[その他] を選択して、フィールドに区切り文字として使用したい文字を入力します。
- [ファイル名] フィールドに、ファイルの名前を入力します。
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ファイル名内のすべてのスペースを別の文字と置き換えるには、[区切り記号] フィールドに、すべてのスペースを置き換える文字を入力します。スペース区切り記号として使用できない文字のリストを表示するには、情報アイコン の上にカーソルを置きます。
タイムスタンプ内の時刻と日付の間のスペースなど、マクロを展開することによって作成されるスペースは、スペース区切り記号で置き換えられません。
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レポートまたはドキュメントを複数のファイルとサブフォルダーに分割 (バースト) することができます。それぞれのファイルには、レポートまたはドキュメントをグループ化するために使用されるアトリビュートに基づく部分的なデータが含まれています。複数のレイアウトを含むドキュメントは、バーストのために選択されたアトリビュートが各レイアウトに含まれる場合は分割することができます。レポートまたはドキュメントをバーストするには、次の手順を実行します。
- [バースト] をクリックします。バースト条件エディターが表示され、[使用可能なアトリビュート] リストに、レポートまたはドキュメントのグループ化に使用されているすべてのアトリビュートが表示されます。
- [使用可能なアトリビュート] リストで、データを分割するために使用するアトリビュートを選択し、> をクリックして、[選択したアトリビュート] リストに移動します。購読が実行されるときに、選択した各アトリビュートの各エレメントに 1 つのファイルが作成されます。
- 購読が実行されるときに各ファイルに一意の名前を与えるには、[ファイル名] フィールドにマクロを入力します。たとえば、"地域" (Region) および "カテゴリ" (Category) のアトリビュートを選択してドキュメントをバーストする場合、マクロ
{[Region]@[DESC]},{[Category]@[DESC]}
を入力することができます。購読が実行されるときに、各ファイルに、「中央部, 書籍
」または「中央部, 電子機器
」のような、ファイルの生成に使用されるアトリビュート エレメントの名前で始まるファイル名が付けられます。 -
レポートのページバイ軸のアトリビュートに基づいてサブフォルダーを作成するには、[ファイル名] フィールドの [サブフォルダー] フィールドに、{
[アトリビュート名]@[アトリビュート フォーム]}
の構文を使用してマクロを入力します。たとえば、レポートの各マネージャのサブフォルダーを作成する場合、マネージャがレポートのページバイにある場合は、{[マネージャ]@[姓]}
のように入力します。サブフォルダーが存在しない場合は作成され、購読されたレポートがサブフォルダーに配置されます。レポートのページバイ軸に複数のアトリビュートが含まれている場合、複数レベルのサブフォルダーを作成することができます。たとえば、レポートのページバイ軸に "マネージャ" (Manager) と "カテゴリ" (Category) が含まれている場合は、[サブフォルダー] フィールドに「
{[Manager]@[Last Name]\[Category]@[DESC]}
」と入力してマネージャのサブフォルダーにカテゴリのサブフォルダーを作成することができます。
「バースト エレメントを使用できません」というメッセージが表示された場合は、最低 1 つのアトリビュートを [ページバイ] パネル (レポートの場合) または [グループ] パネル (ドキュメントの場合) に配置する必要があります。
- プロンプトを含むレポートまたはドキュメントでは、現在開いているレポートまたはドキュメントを購読している場合を除き、すべてのプロンプトが表示されます。これらのプロンプトに対して選択した内容は、レポートまたはドキュメントが送信されるときは常に使用されます。
- [高度なオプション] を展開します。
- ZIP ファイルに含まれたレポートまたはドキュメントは、追加のセキュリティのため、ZIP ファイルをパスワードで保護することができます。[Zip ファイルをパスワード保護] チェックボックスを選択して、ZIP ファイルのパスワードを入力します。このオプションは、[コンテンツの圧縮] チェックボックスが選択されている場合にのみ使用できます。
- レポートまたはドキュメントを ZIP ファイルに含めるように選択した場合は、その ZIP ファイルの名前を指定できます。[Zip ファイル名] フィールドに名前を入力します。このオプションは、[コンテンツの圧縮] チェックボックスが選択されている場合にのみ使用できます。
- レポートまたはドキュメントの配信を停止する日付を指定するには、[配信終了日] チェックボックスを選択し、カレンダーから日付を選択します。
- デフォルトでは、連絡先グループをレポートまたはドキュメントの受信者として選択した場合、MicroStrategy は、レポートまたはドキュメントを配信する際に、連絡先グループ全体のセキュリティ フィルターを使用します。代わりに、購読されている連絡先グループの各メンバーに別々のセキュリティ フィルターを使用するには、[各連絡先グループ メンバーに連絡先セキュリティを使用] チェックボックスを選択します。
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レポートまたはドキュメントが配信されると通知のメールが送信されるようにするには、[メール アドレスに通知を送信] チェックボックスを選択して、以下のいずれかを行います。
- 既に定義されているメール アドレスに通知を送信するには、[宛先] ドロップダウンからアドレスを選択します。
- 通知を新しいメール アドレスに送信するには、[新規メール アドレス] フィールドに、配信通知を送信したいメール アドレスを入力し、ドロップダウン から、指定したメールアドレスのメール クライアントのタイプを選択します。
- [OK]をクリックします。ファイルは、指定されたスケジュールに基づいて、指定した位置に配信されます。
レポートまたはドキュメントを購読していることを確認するには、ページの上部で MicroStrategy アイコン をクリックしてから、[私の購読] を選択します。レポートが [ファイル購読] リストに表示されます。