ファイルからのデータのインポートのベストプラクティス

ファイルから MicroStrategy Web にデータをインポートする場合は、以下のベストプラクティスを検討します。

クロス集計データを含むファイルからデータをインポートしている場合は、コンピューターまたはネットワーク上のファイルからデータをインポートするの説明に従って、メトリックデータ、アトリビュートエレメントデータ、およびメトリックヘッダーの名前を含むセルを適切に強調表示して指定します。

Windows ファイルパスを使用して、使用しているコンピューターまたは共有場所かファイルをインポートできます。ファイルの場所を Windows ファイルパスとして指定することで、更新するたびに毎回ファイルを手動で更新しなくても、インポートされたデータを容易に更新できます。次のファイルからデータをインポートできます。

コンピューター上のファイルでは、file:///Path/FileName のフォーマットを使用します。ここで、Path はファイルの場所へのファイルパス、FileName はファイルの名前です。
共有位置のファイルでは、file://ComputerName/Path/FileName のフォーマットを使用します。ここで、ComputerName はファイルが保存されているコンピューターの名前、Path はファイルの場所へのファイルパス、FileName はファイルの名前です。

HTTP、HTTPS、および FTP の URL でファイルをインポートできます。基本認証は、HTTPS および FTP URL のインポートプロセスの間にサポートされます。基本認証をサポートするには、ユーザー名およびパスワードを URL の一部として含める必要があります。URL にポート情報を含めることができます。URL 内の疑問符はサポートされていません。

データファイルが以下の要件を満たしていることを確認します。

データは .xls、.xlsx、.csv または .txt のファイル形式でなければなりません。
.xls、.xlsx、.csv ファイルの場合、列のデータが数値またはテキストのどちらであるか確認します。列に数値以外の値が含まれるセルがある場合は、テキストデータ型を指定します。列のすべての値が数値の場合は、数値データ型を指定します。
.xls または .xlsx ファイルの 1 つ目のワークシートを空にすることはできません。
.txt および .csv ファイルはどちらも、カンマ区切り値を含み、UTF-8、UTF-16、または UTF-32 のエンコードを使用している必要があります。
.csv ファイルには 1 つのワークシートのみを含めることができます。
NULL 値を表すには、セルを空のままにします

データは、以下の最大ファイルサイズを超えないようにしてください。

ディスク上のファイル: 4G
URL のファイル: 無制限
Excel ファイル: 800M
テキストおよび CSV ファイル: Intelligence Server のメモリによって異なります

MicroStrategy は、32vCPU 256GB メモリを備えた Intelligence Server インスタンスで、URL から 10 倍の UB データ (約 11G の CSV ファイル) をインポートしてテストしています。約 45G のメモリが必要になります。

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