MicroStrategy ONE

追加測定構造のインポートについて

MDX キューブ ソースのメジャーは、MicroStrategyデフォルトでメトリックとして表示されますただし、メジャーではサポートできない追加の構造をメジャーに含めることはできます。MicroStrategyメトリックですこの追加構造により、MDX キューブ ソースの測定の階層表示がサポートされ、MDX キューブの測定が、測定の階層構造を含めて測定アトリビュートに表示されるようになりました。

データのインポート時にこの追加構造をサポートするには、通常の MDX ディメンションとして測定をインポートします。この方法では、メジャーをMicroStrategyメジャーの追加構造をサポートすることができます手順は、測定を標準 ディメンションとしてインポートを参照してください。

この追加構造を測定でサポートするには、次のことを認識してください。

  • 測定のための追加構造を統合できるのは、MicroStrategy Oracle Essbase MDX キューブ ソースの場合このオプションは、それ以外の MDX キューブ ソースでは使用できません。
  • パススルー派生メトリックはサポートされていません。代わりに、空の値を返します。

  • 追加構造のサポートを有効にすると、MDX キューブで [Amount] という単一のメトリックが作成されます。この [Amount] メトリックを使用する場合、次のことを認識してください。

    • すべての測定データの値を表示するには、MDX キューブ レポートに、測定用に作成されたアトリビュートに加え、[Amount] メトリックも含める必要があります。測定のアトリビュートは、デフォルトでは階層下に作成されます。このサンプル レポートでは、レポート上の [Amount] メトリックと [Measures] アトリビュートの例が表示されます。

    • 測定のデータは、単一の [Amount] メトリックを使用して表示されるため、すべての値に対して通貨やパーセントなどの単一の値フォーマットのみを使用することができます。このサンプル レポートでは、小数点以下 2 桁を表示する固定値フォーマットを使用しています。

    • 複数の値形式をサポートするには、この追加構造のサポートを無効にする必要があります。この構造は、各メジャーを独立したメトリックとしてインポートします。MicroStrategy

  • 追加構造のサポートを有効にすると、測定は階層アトリビュートとしてインポートされます。この [Amount] 階層アトリビュートを使用する場合、次のことを認識してください。

    • 測定が [フィルター] パネルに入れられると、エレメントをオンデマンドで取得するのではなく、測定のすべてのエレメントが [フィルター] パネル用にまとめてクライアントに取り込まれます。

    • 測定が他の階層アトリビュートとともに [フィルター] パネルに入れられ、その測定が他のアトリビュートをフィルタリング対象として選択した場合、対象となるアトリビュートについては測定フィルターが無視されるようになりました。