Version 2021

データセットの再公開

データセットを再公開または更新することにより、インポートされたデータを更新してドシエ内のデータが最新の状態であることを確認することができます。

データセットに部署の売上情報が含まれているとします。データソースは四半期ごとに直近の四半期の売上情報で更新されます。データセットを再公開することで最新の売上情報をデータセットに追加できます。

新規データで既存のデータを置き換えるか、新規データを既存のデータに追加するかを指定できます。

データセットに部署の累積コストの情報が含まれ、外部データソースには直近月のみのコスト情報が含まれているとします。以前の月の情報を削除することなく、新しいデータを追加することで、直近月のコスト情報をデータセットに追加できます。既にデータセットにあるデータの更新がデータソースに含まれている場合、既存のデータを更新して、新規データを追加できます。また、データセットのすべてのデータをデータソースのデータに置き換えることもできます。

データセットに複数のテーブルが含まれている場合、再公開するテーブル、およびそれらの更新方法 (つまり、すべてのデータを置き換える、新しいデータのみ追加するなど) を選択できます。

データを最初にインポートする前にデータ ラングリングを使用してデータを調整した場合、データを再公開するときに同じプロセスがデータに適用されます。詳細はインポート前にデータ品質を調整するにはを参照してください。

データ ラングリング中にテキスト列をすべて大文字に変更すると、再公開されたデータでは、同じテキスト列が大文字で表示されます。

インポートしたデータを再公開する場合、MicroStrategy Web は、元のデータ ソースからの新しいデータを使用してデータセットを自動的に更新しようとします。MicroStrategy が元のデータ ソースからデータをインポートできない場合は、データ ソース タイプを指定し直して、インポートしたいデータを選択する必要があります。元のインポートの後に列の名前またはデータ タイプが変わった場合、または列が紛失した場合は、新しいデータ列をアトリビュートとメトリックとして定義する必要があります。元のデータ ソースが見つからない場合、または正しく実行できないクエリを使用してデータがインポートされた場合、MicroStrategy はデータをインポートできない可能性があります。

データセットを再公開するには

  1. データなしでドシエを開きます。
  2. [データセット] パネルで、再公開したいデータセットの右側の [その他] をクリックします をクリックして、[キューブを再公開] を選択します。[再公開] ダイアログが開きます。

    [キューブを再公開] オプションが使用できない場合、データセットは MicroStrategy サーバーからインポートされていて、再公開できない場合があります。

  3. 更新したいテーブルまたはファイルに対応するチェックボックスを選択します。すべてのテーブルまたはファイルを更新するには、列ヘッダー内のチェックボックスを選択します。
  4. データが、コンピューターまたはネットワークからアップロードされたファイルに含まれる場合は、[アップロード] をクリックします。データが含まれるファイルにナビゲートして選択し、[開く] をクリックします。

    または

    値を入力または貼り付けることによってインポートされたデータの場合は、 [アップロード] をクリックします。データをレビューおよび変更し、[開く] をクリックします。

    または

    ログインを必要とするデータベースまたは OAuth 接続からインポートされたデータの場合は、[資格情報を入力] をクリックします。ログインとパスワードを入力し、[OK] をクリックします。

  5. 既存のデータに上書きするには、[更新ポリシー] 列で、対応するデータ ソースに [既存のデータを置換] を選択します。

    または

    既存のデータを更新し、以前に含まれていなかった新しいデータを追加するには、[既存のデータを更新して、新規データを追加] を選択します。

    または

    既存のデータを更新するには、[既存のデータを更新] を選択します。

    または

    既存のデータを修正せずに保持して、既存のデータに以前は含まれていなかった新しいデータを追加するには、[新規データを追加] を選択します。

  6. [更新] をクリックします。選択されたテーブルまたはファイルが再公開され、データセットがアップロードされます。
  7. 再公開プロセスで、データ型の不一致や列の不足などのエラーが発生した場合は、メッセージが表示されます。メッセージ内の指示に従ってエラーを修正します。

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