Version 2021

[地図] ダイアログ ボックス

[地図] ダイアログ ボックスを使用して、地図ウィジェットにイメージ マーカーやバブル マーカーを表示するかどうか、またはアトリビュートとアトリビュート フォームのどちらを使用して地図の位置の地理的情報を提供するかなど、地図ウィジェットのプロパティを変更できます。MicroStrategy Mobile がインストールされた iPhone、iPad、または Android デバイスで表示するために地図ウィジェットをデザインする詳しい手順は、MicroStrategy Mobile Administration Help「iOS および Android デバイス用レポートおよびドキュメントのデザイン」の章を参照してください。

同じ地図ウィジェットに複数のデータセットを表示することができます。同じ地図で、異なる情報を重ね合わせて、バブルやポインターなどの異なるマーカー スタイルを含めることができます。地図ウィジェットに追加した各データセットに対して、[地図プロパティ] ダイアログ ボックスにタブが表示されます。下記のオプションを使用して、各データセットを別々に構成します。

別のデータセットを追加するには、インターフェイスの上部にあるプラス記号 (+) をクリックします。ウィンドウに、ドキュメントに含まれるデータセットが表示されます。地図ウィジェットに追加するデータセットを選択して、[OK] をクリックします。このデータセットのための新しいタブが、インターフェイスに追加されます。

[地図] ダイアログ ボックスにアクセスするには

  1. デザイン モードまたは編集可モードで、地図ウィジェットを右クリックして、[プロパティおよび書式] を選択します。
  2. 左側から [ウィジェット] を選択します。
  3. [ウィジェット プロパティ] ボタン [ウィジェット プロパティ] ボタン をクリックします。

以下のオプションがあります。

以下の点に注意してください。

  • [地図プロパティ] ダイアログ ボックスに [地図上の経路として使用]、[情報ウィンドウ スタイルを選択]、[関係線オプション] などのオプションが含まれていない場合は、ご使用の地図ウィジェットは、バブル マーカーまたはイメージ マーカーを使用したデータの表示をサポートしています。
  • 使用可能なオプションは、選択する表示モードや、アトリビュートまたはアトリビュート フォームを使用して地理データを提供するように設定したかどうかなどによって、異なる可能性があります。
  • [マーカー スタイル/モード]: [マーカー スタイル/モード] セクション内のオプションによって、イメージ マーカーまたはバブル マーカーを表示するかどうかなどの、ウィジェットの地図マーカーの表示モードのオプションを指定できます。
    • [イメージ マーカーを使用]: 地図上の位置をマークするのにイメージを使用するには、このオプションを選択します。ドロップダウン リストから、ウィジェット内に地図マーカーとして表示するイメージを選択します。
    • [バブル マーカーを使用]: 地図上の位置をマークするのにバブル マーカーを使用するには、このオプションを選択します。バブルは、メトリックの値に基づいて、自動的にサイズ変更および表示できます。
    • [密度地図]: Web に、各領域内の重要な位置のメトリック値または密集度によって地図上の領域に自動的に色付けするには、このオプションを選択します。ドロップダウン リストから、地図上の領域を自動的に色付けするために使用する配色テーマを選択します。
    • 地図上の経路として使用: 地図マーカーを、地図に表示された経路上のポイントとして表示するには、このオプションを選択します。経路を表す線は、大きなメトリック値には太く、小さなメトリック値には細く表示されます。
      • 経路色: 地図の経路の表示に使用する線の色を選択します。
    • [負の値の表示方法]: 負のメトリック値を表すバブル マーカーのサイズ変更方法を指定します。このオプションは、[バブル マーカーを使用] オプションが選択されている場合に使用できます。以下のオプションがあります。
      • [絶対数] (デフォルト): メトリックの絶対値を使用して、バブル マーカーをサイズ変更します。-2,500 のメトリック値を表すバブルは、2,500 を表すバブルと同じサイズで表示されます。
      • [7 ピクセルのサイズのバブル]: 負のメトリック値を表すバブル マーカーを、7 ピクセルのサイズのバブルとして表示します。
    • [色のフォーマットをマップへ適用]: ウィジェット内のイメージ マーカーまたはバブル マーカーにしきい値書式を適用するかどうかを指定します。固定イメージを地図ウィジェット内の地図マーカーとして使用する場合、メトリックの値によって、固定イメージを異なるイメージと置き換えることができます。これを行うには、イメージベースのしきい値を定義する必要があります。バブル マーカーを使用してウィジェット内の位置を表示する場合、ウィジェットに表示されるデータの色を変更するためのしきい値を定義することによって、バブル マーカーのデフォルトの色をオーバーライドすることができます。
  • [位置を選択]: [位置を選択] の選択肢で、ウィジェット内の地図マーカーの位置情報を提供するために、アトリビュートとアトリビュート フォームのどちらを使用するかを指定できます。
    • [アトリビュートまたはフォームを使用]: 地図マーカーの位置情報を提供するのに、アトリビュートとアトリビュート フォームのどちらを使用するかを選択できます。以下のオプションがあります。
      • [アトリビュートを使用]: ウィジェット内の地図マーカーの表示に、各マーカーの位置情報を含むアトリビュートを使用するには、このオプションを選択します。
      • [アトリビュート フォームを使用]: ウィジェット内の地図マーカーの表示に、アトリビュートのアトリビュート フォーム内の位置を使用するには、このオプションを選択します。
    • [データ型を選択]: 緯度と経度の個別の値と空間点のどちらで、各地図マーカーの位置情報を提供するかを指定します。以下のオプションがあります。
      • [緯度 / 経度]: このオプションは、緯度と経度の個別の値を使用して各地図マーカーの位置情報を指定する場合に選択します。
      • [ポイント]: 地図マーカーの位置情報を空間点で指定するには、このオプションを選択します。
    • [アトリビュートを選択]: 地図マーカーの位置の指定に使用するアトリビュート フォームを含むアトリビュートを選択します。
    • [緯度を選択]: ウィジェット内の地図マーカーの緯度の指定に使用するアトリビュートまたはアトリビュート フォームを選択します。
    • [経度を選択]: ウィジェット内の地図マーカーの経度の指定に使用するアトリビュートまたはアトリビュート フォームを選択します。
    • [ポイントを選択]: 地図マーカーの位置をポイントとして指定するために使用するアトリビュートまたはアトリビュート フォームを選択します。
    • [選択表示アトリビュート/フォーム]: ユーザーがウィジェット内の位置を選択したときに情報ウィンドウにデータを表示するために使用される、アトリビュートまたはアトリビュート フォーを指定します。
    • [反復行の場合、同じ位置にマーカーを 1 つのみ表示]: デフォルトで、ウィジェット内の複数の位置が同一の緯度および経度を持つ場合、各位置に別々の地図マーカーが表示されます。たとえば、いくつかの異なる店舗が同じビル内にある場合、このチェックボックスを選択して、ビル内のすべての店舗を 1 つの地図マーカーで表示できます。モバイル デバイス上で地図マーカーをタップすると、選択した緯度および経度で各位置についての情報が表示されます。
  • [情報ウィンドウ スタイルを選択 (Mobile のみ)]: ユーザーがウィジェット内の位置を選択したときに表示される情報ウィンドウをカスタマイズするオプションを選択できます。
    • [ドキュメント レイアウトから情報ウィンドウを表示]: ドキュメント内のレイアウトをカスタム情報ウィンドウとして使用するように定義する場合に、このチェックボックスを選択します。情報ウィンドウを定義する手順は、MicroStrategy Mobile Administration Help「iOS および Android デバイス用レポートおよびドキュメントのデザイン」の章を参照してください。
  • [関係線オプション]: [関係線オプション] セクション内のオプションを使用すると、ウィジェット内の地図マーカー間に線を表示して、地図上の位置の相互関係を表すことができます。このオプションは、ドキュメント内に表示される地図ウィジェットに使用できます。地図マーカー間に線を表示する詳しい手順は、MicroStrategy Mobile Administration Help「iOS および Android デバイス用レポートおよびドキュメントのデザイン」の章を参照してください。
    • [ルックアップ アトリビュートを選択]: アトリビュートを使用してウィジェットの各地図マーカーの位置を指定する場合は、ドロップダウン リストからルックアップ アトリビュートを選択します。ルックアップ アトリビュートは、ウィジェットに線を表示するのに使用されるグリッド/グラフの行上にある最初のアトリビュートで、各線の開始位置の ID を含む単一のアトリビュート フォームである必要があります。
    • [関係線/弧を表示]: 地図マーカー間の線の表示を有効化して、地図上の位置間の関係を表すには、このオプションを選択します。
    • [関係データを選択]: ウィジェットに線を表示するために使用するグリッド/グラフを選択します。
    • [弧 / 線を引く]: 線を曲線と直線のどちらで表示するかを選択します。以下のオプションがあります。
      • [弧]: このオプションを選択すると、線が曲線として表示されます。
      • [線]: このオプションを選択すると、線が直線として表示されます。
    • [線の最大の太さ]: ウィジェット内に線を表示するために使用できる最大の太さを選択します。各線の太さは、新しいグリッド/グラフの行上にある最初のメトリックの値に基づいて、自動的に決定されます。最大の太さとして 8 を指定できます。デフォルト値は 5 です。
  • 一般的な地図プロパティ: 地図の表示に使用する表示テーマおよびウィジェットに地図ツールバーを表示するかどうかなどの表示プロパティを選択します。
    • [デフォルト表示]: ウィジェットを表示するために使用する表示テーマを指定します。たとえば、地図を航空写真として表示したり、地図に地形の詳細を表示したりできます。
    • [セレクター操作時の画面再表示動作]: ユーザーがウィジェット内の項目を選択したときにウィジェットをどのように表示するかを指定します。
      • [現在のズームを保持]: このオプションを選択すると、ウィジェットの現在の拡大レベルを保持します。
      • [内容を再適合]: このオプションを選択すると、選択した領域にウィジェットの内容を最適合します。
    • 地図エレメント表示オプション: 地図ツール バーなどのどのオプションをウィジェットに含めるかを指定します。以下のオプションがあります。
      • 地図ツールバー: このオプションを選択してウィジェッとの最上部に地図ツールバーを表示します。地図ツールバーには、ウィジェット内の領域の選択、ウィジェットの拡大および縮小などのオプションが含まれます。このオプションは、デフォルトで選択されています。
      • 地図表示オプション: このオプションを選択すると、ユーザーは、地図の表示に使用する表示テーマを選択できます。このオプションは、デフォルトで選択されています。
      • ズーム バー (Web のみ): このオプションを選択すると、ユーザーが地図を拡大および縮小できるスライダーが表示されます。このオプションは、デフォルトで選択されています。
      • 選択リストバケツ (Mobile のみ): このオプションを選択すると、ユーザーは、自身がウィジェット内で選択した領域のリストを表示できます。このオプションは、デフォルトで選択されています。