MicroStrategy ONE
6. MicroStrategyコラボレーション
MicroStrategy Collaboration は、MicroStrategy Platform の一部としてインストールされる一元化されたデータ リポジトリを使用するように機能が強化されました。MicroStrategy 2020 以降では、Collaboration Server は MicroStrategy Data Repository への接続ストリングを実行時に生成します。アップグレードの実行後、Collaboration Server は MicroStrategy Data Repository への接続のみをサポートします。
Collaboration Server のアップグレード後も、古いリポジトリは変更されずそのまま残りますが、新しいバージョンの Collaboration Server では使用されません。古いデータ リポジトリに保存されているすべてのコメントは、新しいリポジトリに移動しないとアクセスできません。
MicroStrategy Data Repository へのコメントの移行
Collaboration Server Administration Tool には、システム管理者が古いデータ リポジトリから新しいデータ リポジトリにコメントを移行できるようにするための機能が用意されています。アップグレード前の Collaboration Server で古いデータ リポジトリが使用されていたことがツールで検出されると、[Collaboration Administration] ページに警告メッセージが表示されます。
Collaboration Server Administration Tool はコンソール アプリケーションであり、Collaboration Server と同じ構成を使用してデータ リポジトリに接続されるため、接続のためにユーザーが入力操作を行う必要はありません。このツールは、データの移行中はフィードバック情報を表示し、移行が完了するとメッセージを表示します。
古いバージョンの MicroStrategy Platform に保存されていたコラボレーション メッセージを復元するには、以下の手順に従ってください。
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クリック始める > Windows 管理ツール > サービス。
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MicroStrategy Collaboration/Realtime Service サービスを停止します。
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Mongo DB サービスを起動します。
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データ移行コマンドを実行します。
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3 つのファイルの位置を、次の形式で入力します。
$ "<PATH_TO_NODE>" "<PATH_TO_ADMIN_TOOL_FILE>" "<PATH_TO_CONFIG_FILE>"
コピー"C:\Program Files\Common Files\MicroStrategy\nodejs\node.exe" "C:\Program Files\MicroStrategy\Collaboration Server\node_modules\mstr-collab-svc\admintool.js" "C:\Program Files\MicroStrategy\Collaboration Server\config.json"
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使用移住するデータ移行を実行するコマンド:
コピーcmd> migrate
- 入力やめるコラボレーション サーバー管理ツールを閉じます。
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- Mongo DB サービスを停止します。
- MicroStrategy Collaboration/Realtime Service サービスを起動します。
この時点で、[Collaboration Admin] ページでの警告メッセージの表示が停止します。