MicroStrategy ONE

プロンプトモードでの実行方法

プロンプトモードとは、インストール ディレクトリ、キューブ、キャッシュ、イメージ、プラグイン等へのパスなど、MicroStrategy 環境に関する情報を尋ねるインタラクティブ モードです。

  1. プロンプトモードを実行するには、次のコマンドを入力します。実行コマンドに追加すべき他のパラメーターについては、「追加のフラグ」を参照してください。
  2. コピー
    ./mstrbak -p
  3. プロンプトの質問に回答します。各エントリに関する正しい入力を見つけるには、「MicroStrategy Backup Inputs の入手方法」を参照してください。

  4. クライアントは、処理に合わせて Terminal を実行し、Terminal にメッセージをプリントします。
  5. 次のメッセージが表示されたら、実行は完了です。
  6. コピー
    MSTRBak has finished successfully.
    Archive created locally at: path/to/backup/ARCHIVE.tar.gz
    Archive uploaded to S3 at: https://link/to/ARCHIVE.tar.gz

MicroStrategy Backup はメッセージに記載のディレクトリにあり、選択されている場合は指定の S3 バケットまたは Azure Blob にあります。

サイレント応答 JSON  バックアップに失敗した場合でも、実行終了時に作成されます。この応答ファイルを使用し、サイレントモードですべての後続の実行を行うことができます。JSON ファイルの場所は /opt/mstr/mstrbak/response.json

MicroStrategy Backup を S3 または Azure Blob にアップロードした場合は、新しい Strategy Cloud Platform for AWS または Strategy Cloud Platform for Azure 環境にバックアップ ファイルを復元できます。最新の MicroStrategyプラットフォーム リリースへの次のバージョンからのアップグレードがサポートされています。

  • MicroStrategy 10.4.x
  • MicroStrategy 10.11.x
  • MicroStrategy 2019.x
  • MicroStrategy 2020.x
  • MicroStrategy 2021.x

追加のフラグ

次に示すフラグのうち必要なすべてのものを実行コマンドに追加します。

  • バックアップ プロセスのメール通知を受信するには、パラメーターを入力します -m <your email>

次に例を示します。

コピー
./mstrbak -p -m johnSmith@example.com -m janeDoe@example.com