[他のオプション] ダイアログ

[他のオプション] ダイアログボックスで、ビジュアリゼーションに適用する追加の書式設定オプションを選択できます。ビジュアリゼーション内でアトリビュートとメトリックをどのように結合するか、定義することも可能です。

アクセス

[他のオプション] ダイアログにアクセスするには:

書式設定するビジュアリゼーションを収容する、既存のドシエを開きます。
左ツールバーの [書式設定] をクリックします。
1 つ目のドロップダウンリストから、[データ探索]、[一般設定]、[マップオプション] のいずれかを選択します。このオプションは、書式を設定するビジュアリゼーションのタイプに応じて異なります。
[他のオプション] をクリックします。

フィールド

ヘッダー

このオプションは、グリッドビジュアリゼーションにのみ使用可能です。

[行]: グリッドの行ヘッダーを [表示]、[結合]、および/または [ロック] するかどうかを指定します。

[列]: グリッドの列ヘッダーを [表示]、[結合]、および/または [ロック] するかどうかを指定します。

ヘッダーがロックされている場合は、配置変更または移動することはできません。

表示位置

[親エレメントの位置]: 階層アトリビュートの場合、親エレメントを子エレメントの上に表示するか下に表示するかを選択します。

このオプションを表示するには、管理者がプロジェクトのデフォルトの基本設定にある [親エレメントの位置をカスタマイズ] 機能フラグをオンにする必要があります。

[アトリビュートフォーム名を表示]: ビジュアリゼーションで、アトリビュートおよびアトリビュートフォームのヘッダーをどのように表示するかを指定します。ビジュアリゼーションに表示されるそれぞれのアトリビュートフォームの上に、自動的にアトリビュートフォーム名を含むヘッダーを表示するか、または自動的にビジュアリゼーションのそれぞれのアトリビュートに対してアトリビュート名だけを含む 1 つのヘッダーを表示するかを選択できます。以下のオプションがあります。

[オフ] (デフォルト): 各アトリビュートのヘッダーに、自動的にアトリビュート名を表示する場合に、このオプションを選択します。アトリビュートフォーム名は含まれません。
[オン]: 各アトリビュートフォームについて、アトリビュート名とその後に続くアトリビュートフォーム名で構成される各ヘッダーを自動的に表示する場合に、このオプションを選択します。
[フォーム名のみ]: 各アトリビュートフォームについて、アトリビュートフォーム名のみで構成される各ヘッダーを自動的に表示する場合に、このオプションを選択します。
[アトリビュート名を 1 回表示]: 各アトリビュートフォームについて、各アトリビュートの最初のアトリビュートフォームのヘッダーにのみアトリビュート名を表示するには、このオプションを選択します。残りのアトリビュートフォームは、アトリビュートフォーム名のみで表示されます。
[自動]: それぞれのアトリビュートについて、ビジュアリゼーションで表示されるアトリビュートフォームの数によって、各アトリビュートまたは各アトリビュートフォームのヘッダーのどちらかを自動的に表示します。1 つのアトリビュートに対して、表示されているアトリビュートフォームが 1 つだけの場合、アトリビュートは、アトリビュート名を含むヘッダーとともに表示されます。ビジュアリゼーションに 2 つ以上のアトリビュートフォームが表示されている場合は、各アトリビュートフォームが、アトリビュート名とその後に続くアトリビュートフォーム名を含むヘッダーとともに表示されます。

[メトリックの NULL およびゼロを非表示]: MicroStrategy がビジュアリゼーションで NULL およびゼロのメトリック値を非表示にする方法を指定します。ドロップダウンリストから次のオプションの 1 つを選択します。

[NULL およびゼロを両方表示] (デフォルト): NULL またはゼロのメトリック値を含む行および列を表示するには、このオプションを選択します。
[NULL またはゼロを非表示] (デフォルト): NULL またはゼロのメトリック値のみを含む行および列を非表示にするには、このオプションを選択します。
[NULL のみ非表示]: NULL のメトリック値のみを含む行および列を非表示にするには、このオプションを選択します。
[ゼロのみ非表示]: ゼロのメトリック値のみを含む行および列を非表示にするには、このオプションを選択します。

フィルター

他のビジュアリゼーションでのフィルターの動作を指定します。

[すべての選択の交差部分] (デフォルト): すべてのフィルター選択を適用します。

[最後に選択されたもののみ]: 最後のフィルター選択を適用します。

インクリメンタルフェッチ

データをいつどのように表示するかを決定します。このオプションは、グリッドビジュアリゼーションで使用可能です。

[グリッドのインクリメンタルフェッチを有効化]: グリッドをページに分割し、データを一括して読み込みます。

[ページごとの行数]: 一度に返す行数を定義します。

結合動作

ビジュアリゼーション内ですべてのアトリビュートとメトリックをどのように結合するかを定義できます。

[デフォルト]: ビジュアリゼーション内でメトリックとアトリビュートは結合されません。

[内部結合]: 対応するメトリック/アトリビュート値を持つアトリビュート/メトリック値のデータのみが表示されます。

すべての地域の売上データと予算データを表示するために、売上メトリックと予算メトリックの内部結合によって、売上と予算の両方の情報を持つ地域のみを示すビジュアリゼーションが生成されます。

内部結合は、外部結合よりもメトリック結合に使用されます。メトリックが互いに密接に関係し、データソースに比較的完全なメトリックデータが含まれていて、空の値がないことがわかっている場合、内部結合は有効な結果をもたらします。また、処理時間も短くなります。

[外部結合]: ビジュアリゼーション内の他のメトリックが参照不可値でも、すべてのメトリック値が表示されます。メトリックで使用可能なデータをすべて表示できます。

すべての地域の売上情報と予算情報を表示するときに、売上メトリックに外部結合、予算メトリックに内部結合がある場合、組み合わせによって売上データと予算データの両方を持つすべての地域の情報が表示され、売上のすべてのデータも含まれます。

外部結合は、データソースの一部のメトリックに空の値が含まれる場合に効果的です。アトリビュートエレメントには、値を持つかどうかに関わらず順位が適用されるので、外部結合は順位メトリックに有用です。値を持つエレメントだけでなく、結果に含まれるすべての順位付けされたエレメントを表示できます。

[外部結合 - フィルターを無視]: このダイアログで選択したフィルターオプションに関係なくすべてのアトリビュートを表示する外部結合を実行します。

[外部結合 - フィルターを保持]: このダイアログで選択したフィルターオプションを適用する外部結合を実行します。