Version 2021

レポートまたはドキュメントを FTP サーバーに送信するスケジュールを管理するには

特定のスケジュールに合わせて、レポートまたはドキュメントを FTP サーバー上の場所に自動的に配信させることができます。これを行うには、下の説明に従って、レポートまたはドキュメントを購読する必要があります。

[ファイル名][サブフォルダー]、または [Zip ファイル名] フィールドにマクロを入力して購読をカスタマイズできます。これらのマクロは、自動的に適切なテキストと置き換えられます。たとえば、ドキュメントへの購読を作成するとします。[ファイル名] フィールドに、「{&Project}」と入力すると、ドキュメントが配信された場合に、ドキュメントが保存されているプロジェクトの名前がドキュメントの名前に表示されます。

使用可能なマクロのリストは、System Administration Help「ジョブおよび管理タスクのスケジュール作成」の章を参照してください。

この手順では、アドミニストレーターが既に Developer で FTP サーバーを新しいデバイスとして追加していることを前提としています。これを実行する手順は、System Administrator ヘルプ に含まれています。

スケジュールに合わせてレポートまたはドキュメントを FTP サーバーに送信するには

  1. 以下のいずれかを実行します。

    • レポートの場合は、レポートの名前をクリックして、実行します。
    • ドキュメントの場合は、ドキュメントをデザイン モードまたは編集可モードで編集します。

      • ドキュメントをデザイン モードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[編集] を選択します。ドキュメントがプレゼンテーション モードで開いた場合は、右側のメニュー アイコン メニュー アイコン (ハンバーガー) をクリックして、[編集] を選択します。
      • ドキュメントを編集可モードで編集するには、ドキュメントを右クリックして、[実行先] をポイントし、[編集可] を選択します。
  2. [ホーム] メニューで [購読先] をポイントし、[FTP] を選択します。[FTP へ購読] ダイアログ ボックスが開きます。
  3. [スケジュール] ドロップダウン リストからレポートまたはドキュメントを配信するスケジュールまたはイベントを選択します。MicroStrategy Developer スケジュール マネージャーで、新しいスケジュールを作成することができます。手順は、System Administration Help「ジョブおよび管理タスクのスケジュール作成」の章を参照してください。
  4. 以下のいずれかを実行して、レポートまたはドキュメントの配信位置(受信者)を指定します。

    • レポートまたはドキュメントを配信したい FTP サーバーが、[位置] の隣のドロップダウン リスト内にある場合は、その FTP サーバーを選択します。
    • 配信位置をドロップダウン リストに追加するには、[位置] をクリックします。[受信者ブラウザー] ダイアログ ボックスが開きます。次の手順を実行します。

      1. 既存の配信位置を追加するには、[選択項目に追加] 矢印 [選択項目に追加] アイコン を使用して、左側の [使用可能] リストから、右側の [宛先] リストへ 1 つまたは複数の位置を移動します。
      2. ドロップダウン リストに配信位置を追加するには、[アドレス名] フィールド内に、新しい配信位置の名前を入力します。[物理メール アドレス] フィールドに、ファイルを配信する FTP サーバー上の新規または既存のフォルダーへのフォルダー パスを指定します。たとえば、次は正しく指定されたパスです。FTPdelivery/reportfolder[デバイス] ドロップダウン リストから、目的の FTP デバイスを選択します。新しい配信位置の定義を完了したら、[受信者に追加] をクリックします。

        作成する場所は、Distribution Services がインストールされたコンピューターからアクセス可能である必要があります。

      3. 配信位置の追加が終了したら、[OK] クリックします。
  5. [配信フォーマット] ドロップダウン リストから、送信するレポートまたはドキュメントのフォーマットを選択します。
  6. レポートまたはドキュメントを ZIP ファイルに含めることで、サイズを縮小することができます。[コンテンツの圧縮] チェックボックスを選択します。
  7. レポートまたはドキュメントにグループ 項目が含まれている場合、以下のいずれかの操作を行います。

    • すべてのオブジェクトのデータを印刷するには、[ページバイ フィールドを拡張] チェックボックスを選択します。
    • [ページバイ] パネル(レポートの場合)または [グループ] パネル(ドキュメントの場合)で現在選択されているオブジェクトのデータのみを印刷するには、[ページバイ フィールドを拡張] チェックボックスをクリアします。
  8. [ファイル名] フィールドに、ファイルの名前を入力します。
  9. ファイル名内のすべてのスペースを別の文字と置き換えるには、[区切り記号] フィールドに、すべてのスペースを置き換える文字を入力します。スペース区切り記号として使用できない文字のリストを表示するには、情報アイコン [情報] アイコンの例 の上にカーソルを置きます。

    タイムスタンプ内の時刻と日付の間のスペースなど、マクロを展開することによって作成されるスペースは、スペース区切り記号で置き換えられません。

  10. プロンプト回答が表示された場合は、レポートまたはドキュメントが配信されるときに常に使用するプロンプト回答を選択します。
  11. [高度なオプション] を展開します。
  12. ZIP ファイルに含まれたレポートまたはドキュメントは、追加のセキュリティのため、ZIP ファイルをパスワードで保護することができます。[Zip ファイルをパスワード保護] チェックボックスを選択して、ZIP ファイルのパスワードを入力します。このオプションは、[コンテンツの圧縮] チェックボックスが選択されている場合にのみ使用できます。
  13. レポートまたはドキュメントを ZIP ファイルに含めるように選択した場合は、その ZIP ファイルの名前を指定できます。[Zip ファイル名] フィールドに名前を入力します。このオプションは、[コンテンツの圧縮] チェックボックスが選択されている場合にのみ使用できます。
  14. レポートまたはドキュメントの配信を停止する日付を指定するには、[配信終了日] チェックボックスを選択し、カレンダーから日付を選択します。
  15. デフォルトでは、連絡先グループをレポートまたはドキュメントの受信者として選択した場合、MicroStrategy は、レポートまたはドキュメントを配信する際に、連絡先グループ全体のセキュリティ フィルターを使用します。代わりに、購読されている連絡先グループの各メンバーに別々のセキュリティ フィルターを使用するには、[各連絡先グループ メンバーに連絡先セキュリティを使用] チェックボックスを選択します。
  16. レポートまたはドキュメントが配信されると通知のメールが送信されるようにするには、[メール アドレスに通知を送信] チェックボックスを選択して、以下のいずれかを行います。

    • 既に定義されているメール アドレスに通知を送信するには、[宛先] ドロップダウン リストからアドレスを選択します。
    • 通知を新しいメール アドレスに送信するには、[新規メール アドレス] フィールドに、配信通知を送信したいメール アドレスを入力し、ドロップダウン リストから、指定したメールアドレスのメール クライアントのタイプを選択します。
  17. [OK]をクリックします。ファイルは、指定されたスケジュールに基づいて、指定した位置に配信されます。

レポートまたはドキュメントを購読していることを確認するには、ページの上部で MicroStrategy アイコン [プロジェクト] アイコン をクリックしてから、[私の購読] を選択します。レポートが [FTP 購読] リストに表示されます。

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