ドリル パネルを使用するには

[ドリル] パネルは、DHTML が無効になっている場合や複数のドリル パスを設定した場合にドリルするためと、以下が行われた後にレポートを表示するために使用されます。

• アトリビュートからすぐ上の親またはすぐ下の子へのドリル。
• 複合メトリックからそれを構成するメトリックへのドリル ダウン。

レポート デザイナーは、MicroStrategy Developer を使用して [ドリル] パネルで各アトリビュートについて表示されるオプションをカスタマイズできます。このため、実際に表示されるドリルのオプションは、ここで説明したものと異なる場合があります。Web アドミニストレータも、[プロジェクト デフォルト] の [ドリル モード] ページで、ドリル設定をカスタマイズできます。

1 つのアトリビュートまたはメトリックからドリルするには

1. [ドリル] パネルを使用して 1 つのアトリビュートまたはメトリックからドリルする場合は、下方向にのみドリルできます。ほかの方向にドリルするには、次の手順を参照してください。
2. レポートの名前をクリックして、実行します。レポートは、[グリッド] 表示または [グリッド/グラフ] 表示で表示されている必要があります。
3. [ドリル] パネルを見つけます。

4. レポート上の各アトリビュートとドリル可能なメトリックの名前の下に、ドロップダウン リストが表示されます。[宛先] ドロップダウンからオブジェクトを選択し、アトリビュートからそのオブジェクトにドリルします。たとえば、[起点: 地域] の下で、[宛先] ドロップダウンから [国] を選択します。こうすると、"地域" から "国" へドリルできます。

   DHTML が無効になっている場合は、グリッド レポートそのものでドリル可能なアトリビュート エレメントとメトリックそれぞれの横にチェックボックスが表示されます。これらのチェックボックスをオンにすると、特定の条件に基づいてフィルター処理できます。ドリル元にするエレメントの横のチェックボックスをオンにします。ボックスをいずれも選択しない場合は、ドリル元として選択したアトリビュートまたはメトリックに対応するすべてのエレメントからドリルします。

5. 新しいレポートに親アトリビュートも表示するには、[ドリル中に親を保持] チェックボックスをオンにします。
6. 選択したアトリビュートまたはメトリックの横の [適用] をクリックします。要求したレベルの詳細を示す新しいレポートが表示されます。

7. 元のレポート結果に戻るには、レポートの上の [戻る] をクリックします。

   ブラウザーの [戻る] ボタンを押しても、元のレポート結果には戻りません。

8. アトリビュートまたは複合メトリックの 1 つから上方向および横方向にドリルするには、アトリビュートまたはメトリックの隣の [他のオプション] リンクをクリックします。

複数のアトリビュートまたはメトリックからドリルするには

[ドリル] パネルで [他のオプション] リンクの 1 つをクリックすると、[ドリル - 上級] パネルが表示されます。

1. レポートの名前をクリックして、実行します。レポートは、[グリッド] 表示または [グリッド/グラフ] 表示で表示されている必要があります。
2. [ドリル] パネルを見つけます。
3. ドリルを開始するアトリビュートまたはメトリックのドロップダウンの隣にある [他のオプション] をクリックします。[ドリル - 上級] ペインが表示されます。新しいドロップダウンも表示されます。これに、選択したアトリビュートからドリルする目標の階層のリストが示されます。下の領域には、その階層内の、ドリル先にできるオブジェクトが表示されます。

4. ドロップダウンから、ドリルの目標となる階層を選択します。ドロップダウン内の階層が、自動的に更新されます。

   DHTML が無効になっている場合は、選択した階層内のアトリビュートを表示するために、[更新] ボタンをクリックする必要があります。

5. ドロップダウンの下の領域から、ドリル先のアトリビュートを選択します。
6. 新しいレポートに親アトリビュートを表示する場合は、[ドリル中に親を保持] チェックボックスを選択します。
7. [適用] をクリックします。要求した詳細レベルを表示する新しいレポートが起動されます。
8. 元のレポート結果に戻るには、レポートの上の [戻る] をクリックします。

ブラウザーの [戻る] ボタンを押しても、元のレポート結果には戻りません。

9. シンプル ドリルに戻るには、[シンプル ドリルに戻る] をクリックします。