Version 2021

ドキュメント エディター: レイアウト領域

レイアウト領域とは、テキスト フィールド、グリッドおよびグラフ レポート、イメージ、ウィジェットなどを配置する場所です。これらの項目 (コントロールと総称される) は、ドキュメントを表示、印刷、エクスポート、メールするときなどに表示されます。

ドキュメントにデータを追加するには、[データセット オブジェクト] パネルからオブジェクトをドラッグして、[レイアウト] 領域にドロップします。次に説明するように、コントロールの表示は配置されるセクションによって異なります。

  • ページ ヘッダー: コントロールは、ドキュメント内の各ページの最上部に表示されます。デフォルトでは、ドキュメントに複数のレイアウトが含まれている場合、ドキュメント内のすべてのレイアウトに同じページ ヘッダーが表示されます。この設定を変更して、各レイアウトが別々のページ ヘッダーを持つようにすることができます。例および手順は、『ドキュメント作成ヘルプ』「高度なドキュメント」の章を参照してください。
  • ドキュメント ヘッダー: このコントロールは、ドキュメントの最初に 1 回、[ページ ヘッダー] セクションの直後に表示されます。[ドキュメント ヘッダー] に配置されたデータ フィールドはいずれも、ドキュメント内のすべてのデータを使用して計算されます。[ドキュメント ヘッダー] は、総計に使用したり、ドキュメント名や実行時間などのドキュメント情報に使用したりできます。ドキュメントに複数のレイアウトが含まれている場合は、後述のとおり、[ドキュメント ヘッダー] は [レイアウト ヘッダー] によって置き換えられます。
  • レイアウト ヘッダー: このコントロールは、レイアウトの最初に 1 回、[ページ ヘッダー] セクションの直後に表示されます。[レイアウト ヘッダー] に配置されたデータ フィールドはいずれも、レイアウト内のすべてのデータを使用して計算されます。たとえば、[レイアウト ヘッダー] 内のメトリックは、総計として表示されます。ドキュメントに 1 つのレイアウトのみが含まれている場合は、上述のとおり、[レイアウト ヘッダー] は [ドキュメント ヘッダー] によって置き換えられます。
  • グループ ヘッダー: デザイン モードでは、このタイプのセクションはグループ ヘッダーとして表示されます。ここで、グループは、ドキュメントでデータをグループ化するのに使用されるレポート オブジェクトの名前 (たとえば、"地域") に置き換えられます。[グループ] パネルには、各グループに対応するヘッダーおよびフッターがあります。[グループ ヘッダー] にコントロールを配置して、グループ エレメントの名前 ("北東部" または "南西部" など) またはグループ合計など、ドキュメント内のグループについての情報を表示できます。[グループ ヘッダー] セクションの順序は、[グループ] パネル内の項目の順序に一致します。
  • 詳細ヘッダー: このコントロールは、[ドキュメント]、[レイアウト]、[ヘッダー] のセクション (該当する場合) の後の、[詳細] セクションの直前に表示されます。詳細ヘッダーは、一般に列見出しを表示するために使用され、[詳細] セクションのそれぞれのデータ フィールドの上に表示されます。
  • 詳細: ドキュメントのデータセット内の各データ行に、コントロールを含む行が 1 行表示されます。[詳細] セクションは、通常、ドキュメント内で最も詳細な情報を提供します。また、[詳細] セクションは、ほとんどのアトリビュート、メトリック、および主要な内容が配置される場所でもあります。グリッド/グラフはドキュメント内の任意の場所に配置できますが、[詳細] セクションには配置できません。
  • 詳細フッター: このコントロールは、[詳細] セクションの直後に表示されます。[詳細フッター] セクションは、多くの場合、合計を表示するために使用されます。
  • グループ フッター: デザイン モードでは、このタイプのセクションはグループ フッターとして表示されます。ここで、グループは、ドキュメントでデータをグループ化するのに使用されるレポート オブジェクトの名前 (たとえば、"地域") に置き換えられます。[グループ] パネルには、各グループに対応するヘッダーおよびフッターがあります。[グループ フッター] は、多くの場合、グループ レベルでの合計を表示するために使用されます。[グループ フッター] セクションの順序は、[グループ] パネル内の項目の順序に一致します。
  • レイアウト フッター: このコントロールは、レイアウトの最後に 1 回、[ページ フッター] セクションのすぐ上に表示されます。[レイアウト フッター] に配置されたデータ フィールドはいずれも、レイアウト内のすべてのデータを使用して計算されます。結びの言葉、結論、または要約を表示するために使用できます。ドキュメントに 1 つのレイアウトのみが含まれている場合は、後述のとおり、[レイアウト フッター] は [ドキュメント フッター] によって置き換えられます。
  • ドキュメント フッター: このコントロールは、ドキュメントの最後に 1 回、[ページ フッター] セクションのすぐ上に表示されます。このセクションは、多くの場合、ドキュメント フッターは、結びの言葉、結論、または要約などの情報を表示するために使用されます。[ドキュメント フッター] に配置されたデータ フィールドはいずれも、ドキュメント内のすべてのデータを使用して計算されます。ドキュメントに複数のレイアウトが含まれている場合は、前述のとおり、ドキュメント フッターはレイアウト フッターによって置き換えられます。
  • ページ フッター: コントロールは、ドキュメント内の各ページの最下部に表示されます。このセクションは、多くの場合、ページ番号、または日付と時刻を表示するために使用されます。デフォルトでは、ドキュメントに複数のレイアウトが含まれている場合、このページ フッターがドキュメント内のすべてのレイアウトで共有されます。この設定を変更して、各レイアウトが別々のページ フッターを持つようにすることができます。例および手順は、『ドキュメント作成ヘルプ』「高度なドキュメント」の章を参照してください。

dossier スタイル ドキュメントには、通常、ボディと呼ばれるセクションが 1 つだけ含まれています。

[グループ ヘッダー]、[詳細ヘッダー]、[詳細]、[詳細フッター]、および [グループ フッター] のセクションは、垂直に表示する代わりに、ページを横切って水平に表示することができます。例、水平表示を使用する理由、および手順は、『ドキュメント作成ヘルプ』「ドキュメントの書式設定」の章を参照してください。

ドキュメントの各セクションの操作の詳細は、『ドキュメント作成ヘルプ』「ドキュメントのデザインおよび作成」の章を参照してください。

セクション名の横の (+) または (-) をクリックすることによって、セクションを展開したり折りたたんだりすることができます。[レイアウト] 領域でセクションのサイズを大きくするには、セクションの下の境界をクリックしてドラッグします。この操作によって、ドキュメントを設計するときのスペースが広がります。どちらの処理も、ドキュメントがプレゼンテーション モードで表示されるときのセクションのサイズやコントロールが表示されるかどうかには影響しません。

[レイアウト] 領域には、コントロールの配置を制御するための配置グリッドがあります。「[Report Services] 基本設定」の説明のように、[ユーザー基本設定] で [Report Sevices] 設定の [グリッド配置濃度] を定義することによって、グリッドの濃度を変更できます。

レイアウトが 1 ページの幅を超える場合は、改ページを示す点線が表示されます。

[レイアウト] 領域に表示されたグリッド レポートの例

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