Version 2021
アトリビュートに基づいたフィルターを定義することによってプロンプトに回答するには
一部のプロンプト レポートでは、アトリビュートに基づいてレポートのフィルター条件を定義することが必要です。
これらのタイプのプロンプトには以下のものが含まれます。
- ドロップダウンから階層を選択し、次にフィルターを作成するアトリビュートを選択するプロンプト。(これは階層プロンプトです。)
- アトリビュートに基づいてフィルターを作成するプロンプト。(これはアトリビュート プロンプトです。)
レポートに必須プロンプトが含まれ、その必須プロンプトに回答せずにレポートを実行しようとした場合、レポートは実行されず、プロンプトへの回答が必須であることを示すメッセージが表示されます。
アトリビュートに基づいたフィルターを定義することによってプロンプトに回答するには
- プロンプト レポートまたはプロンプト ドキュメントの名前をクリックして、実行します。レポートまたはドキュメントによって、レポート データが表示される前に回答すべきプロンプト質問が表示されます。
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[選択済] ペインにプロンプトの回答 (フィルター条件) が既にある場合は、以下のいずれかを行うことができます。
- 次のステップの説明に従って、既存のフィルター条件を変更します。
- 次のステップの説明に従って、条件を追加します。
- [次へ] をクリックし、次へ進んでほかのプロンプトに回答するか、あるいは、これが唯一のプロンプトの場合は、レポートまたはドキュメントを実行できます。
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[選択済] ペインにプロンプトの回答がない場合、あるいはフィルター条件を追加または変更したい場合は、以下のすべてを実行することにより、フィルターを作成します。
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[使用可能] ペインで、データをフィルターするために使用したいアトリビュートまたはアトリビュート エレメントを参照して選択します。[追加] アイコン をクリックして、[選択済] ペインへ移動します。新しいフィルター条件が、編集できるフィルター条件を定義する一連のドロップダウンとして表示されます。アトリビュートを選択すると、条件 ([月] [条件] [ID] = 値など) が作成されます。アトリビュート エレメントを選択すると、In List フィルター 条件 ([月] [選択] [In List] [2010 年 1 月] など) が作成されます。
以下で説明するように、アトリビュートまたはアトリビュート エレメントの選択方法は、プロンプトのタイプおよび表示タイプによって異なります。
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オブジェクトに下線がつけられている場合は、オブジェクトをクリックして選択します。(場合によっては、レベルを展開して、必要なオブジェクトまでブラウズする必要があります。)オブジェクトをダブル クリックして、[選択済] ペインへ移動します。
複数のオブジェクトを選択するには、
SHIFT
またはCTRL
キーを押しながらオブジェクトをクリックします。[追加] アイコン をクリックして、選択されたオブジェクトを [選択済] ペインへ移動します。 -
オブジェクトに下線が付けられている場合は、オブジェクトをクリックすることによって次のレベル ("年" から "四半期" に下げるなど) にドリルされます。オブジェクトを選択するには、オブジェクトの上にカーソルを置いてハイライトし、ハイライトされた領域でクリックします。ハイライトされた領域でダブルクリックしてオブジェクトを[選択済] ペインに追加します。
複数のオブジェクトを選択するには、
SHIFT
キーまたはCTRL
キーを押しながらオブジェクトの上にカーソルを置き、ハイライトされた領域をクリックして、残りのオブジェクトについても繰り返します。[追加] アイコン をクリックして、選択されたオブジェクトを [選択済] ペインへ移動します。
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[条件] をクリックして、最初のドロップダウンを表示します。以下のいずれかを実行します。
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アトリビュート フォームに条件設定するには、ドロップダウンから [条件] を選択します。
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次のドロップダウンをクリックします。現在のアトリビュートのアトリビュート フォームの名前のリストが表示されます。
- ID: 各アトリビュート エレメントには、特定の ID が割り当てられています。データをフィルターするために使用する ID がわかっている場合は、[ID] を選択します。
- DESC: ほとんどのアトリビュート エレメントには説明が含まれています。説明に基づいてデータをフィルターする場合は、[DESC] を選択します。
- [他のフォーム]: プロジェクトをデザインした方法およびアトリビュートによっては、その他のフォームから選択することもできます。
- [演算子] ドロップダウンから、フィルターの定義に使用する演算子を選択します。たとえば、[ > ] 演算子を選択して、一定の数値に満たないデータをフィルターで除外することができます。演算子について詳しくは、『基本レポーティング ヘルプ』 の「演算子によるフィルター条件の結合」を参照してください。
- [値] をクリックします。以下のいずれかを行うことによって、フィルターに使用したい値を定義します。
- データをフィルターするために使用したい値を入力します。たとえば、ID で条件を設定する場合は、フィルターに含める ID 番号を入力します。
- ファイルから値をインポートします。こうすると、値を直接入力する代わりに保存済みファイル内に指定された値を使用して、データをフィルターすることができます。手順は、 ファイルからプロンプト値をインポートするにはを参照してください。
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リストから選択されたアトリビュート エレメントに条件を設定するには、ドロップダウンで [選択] をクリックします。
- 以下のいずれかを実行します。
- 指定したリスト内のアトリビュート エレメントでデータをフィルターするには、[In List] を選択します。
- リスト内に含まれていないアトリビュート エレメントでデータをフィルターするには、[Not in List] を選択します。
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[空] をクリックして、アトリビュート エレメントのリストを選択します。左側のペインには、選択したアトリビュートの個々のエレメントが含まれます。たとえば、アトリビュートが "年" である場合、左側のペインに表示されるエレメントには "2005"、"2006" などが含まれます。
- をクリックして、アトリビュート エレメントをフィルター条件に追加します。
- [OK]をクリックします。
- 以下のいずれかを実行します。
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- フィルターの定義を終了したら、レポートまたはドキュメントに別のプロンプトがある場合は、下にスクロールするか [次へ] をクリックして、次のプロンプトに回答します。ほかのプロンプト タイプへの回答方法を参照する場合は、下のリンクを使用します。
- プロンプトへの回答を終了したら、回答の要約を確認して、[レポートを実行] または [ドキュメントを実行] をクリックします。
- 回答を保存または再使用したい場合は、 個人用回答を保存、再利用、名前変更、削除するにはを参照してください。
- プロンプト回答がレポートのフィルターを作成するのにどのように使用されたかを確認する場合は、[ファイル] メニューから [レポート詳細] または [ドキュメント詳細] を選択します。プロンプトの回答は、レポート フィルター条件の形式で表示されます。また、結果を提供するのにキャッシュが使用されたかどうかも確認できます。キャッシュが使用されなかった場合は、結果はデータ ソースの最新データから取得されたものです。表示するレポート詳細を変更する手順は、『ドキュメント作成ヘルプ』を参照してください。
データを別の方法でフィルターして表示するには、[ホーム] メニューから表示されるツールバーの [再プロンプト] アイコン をクリックしてプロンプトに再度回答し、レポート結果に対して別のフィルターを作成します。
プロンプト レポートの名前変更
プロンプト レポートたまはドキュメントを実行すると、レポートの結果が表示される前にプロンプトが表示されます。プロンプト選択ページの最下部で、プロンプト レポートまたはプロンプト ドキュメントの名前を変更できます。これにより、後で [履歴] や [マイ レポート] フォルダーでそのレポートまたはドキュメントを見つけやすいような意味のある名前を選択できます。
たとえば、売上のプロンプト レポートで、10 月を指定することでプロンプトの質問に回答する場合は、レポートの名前を「10 月の売上」に変更できます。この名前の変更は、レポートの個人バージョン([履歴] または [マイ レポート] フォルダー内)にのみ影響します。MicroStrategy 内の実際のレポート オブジェクトの名前は、変更されません。