Version 2021

滝ウィジェットでのデータの分析の概要

滝グラフは、時間の経過に伴うメトリックの値の増加および減少を強調します。このウィジェットを使用することで、値の変動に関与しているビジネス側面を特定できます。ウィジェットを使用して、「What-If」分析を行うこともできます。

このウィジェットは、左から右へ表示される一連のクラスター化された棒グラフで構成されます。アトリビュートおよびメトリックがウィジェット上でどこに配置されるかによって、X 軸にアトリビュート エレメントまたはメトリックが含まれます。ウィジェット上のメトリックに基づいて、Y 軸に値の範囲が表示されます。ウィジェット内の増加と減少は、ウィジェットを含むに含まれるメトリックおよびそれらのメトリックの順序に従って計算され、表示されます。

下に示す例では、メトリックは X 軸沿いに表示されています。最初の棒は、2006 年に発生した "Sales"(売上)の額を表しています。ウィジェット内のその他の棒は、"Depreciation" (減価償却) メトリックや "Tax Expense" (税金費用) メトリックを含む、X 軸上の他のメトリックを表しています。これらの棒は、収入を減少させた複数のビジネス因子と、収入を増加させた 1 つの因子("Other Gains and Losses"(その他の増減)メトリック)を表現しています。これらの棒は共に、ビジネスのさまざまな側面の、売上からの総収入に対する寄与を浮き彫りにしています。この最終値は、右側の最後の棒で 2006 年の "Net Income"(純利益)として表されます。

滝ウィジェットの例

最終合計での 1 増加または減少の変化による影響を表示する What-If 分析を行う滝ウィジェットで、データを分析できます。(デザイナーが What-If 分析を有効化している場合に使用可能。)

滝ウィジェットで What-If 分析を行うには

  1. 変更したい値の棒の最上部または最下部をクリックします。棒の値を示すツールヒントが表示されます。
  2. 棒の最上部または最下部を、ツールヒントにターゲットの値が表示されるまでドラッグします。滝ウィジェットは、棒の高さを計算し、それに続くすべての棒を新しい値に基づいて再配置します。最終的な合計の高さは、それに対応して拡大または縮小します。

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