Version 2021

バブル グリッド ウィジェットでのデータの分析の概要

バブル グリッド ウィジェットを使用すると、付随のデータの全体の貢献度と対比して、データ内の重要な傾向や異常をすばやく特定できます。

バブル グリッド ウィジェットは、付随のデータの全体の貢献率と対比して、データ内の重要な傾向や異常をすばやく特定するために役立つ情報を表示します。このウィジェットでは、メトリック値は、異なる色とサイズのバブルとして表現されます。バブルの色とサイズは、ウィジェット上の 2 つの異なるメトリックの値を表します。それぞれのバブルは、2 つの異なるアトリビュート エレメントの交差部分に生成されます。

たとえば、下のウィジェットでは、1 つのバブルは、"South"(南部)地域("Region"(地域)アトリビュートのエレメント)の "Books"(書籍)カテゴリ("Category"(カテゴリ)アトリビュートのエレメント)の利益と売上を表しています。"売上" メトリック値は、バブルのサイズ、"利益" メトリック値は色を決定します。バブルの上にカーソルを移動すると、ツール ヒントが表示されます。下に示すツール ヒントでは、3 番目のメトリックの "利幅" のデータが表示されています。"利幅" のデータは、バブルのサイズまたは色に影響を与えませんが、追加情報として提供されるデータです。

バブル グリッド ウィジェットの例

バブル グリッド ウィジェットは、1 店舗の顧客数対 1 顧客あたりの計上された売上などの重要なビジネス比率を伴う分析を実行するために使用すると、最も有益です。たとえば、このウィジェットは、「特定の店舗の来客数は、各顧客の出費額と相互関係があるか」などといった疑問を調査するのに役立ちます。このウィジェットを使用して、異なる店舗、地域、および時間帯や時節などのビジネス アトリビュートとの関連で、この種の疑問に答えることができます。データの正相関は、顧客数が大きい店舗は多額な売上を計上することを示し、逆相関は、その反対を示します。特定の地域の店舗の逆相関を検出した場合、この問題が生じる理由を調査して、店舗への販売員の増員などの改善を推奨できます。

バブルをクリックすると、そのバブルに関連するデータを表示するドキュメント内のすべてのターゲットのグリッド/グラフおよびパネル スタックを更新するように、ウィジェット内のバブルはセレクターとして動作します。

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