MicroStrategy ONE

エクスポート エンジンの構成プロパティ

エクスポートエンジンサービスの構成は、application.propertiesファイル。デフォルトの場所は、以下のとおりです。

  • ウィンドウズ : C:\Program Files (x86)\MicroStrategy\エクスポート
  • リナックス : /opt/mstr/MicroStrategy/install/エクスポート

アプリケーションの中心的なプロパティ

これらのプロパティを変更した場合、PDF Exporter サービスを再起動する必要があります。

「中心的なプロパティ」に限らずどのプロパティも、変更後は NEE を再起動する必要があります。

プロパティ デフォルト値 コメント
server.host localhost

レンダラーが使う baseUrl を生成するために使用。

この値は変更しないでください。

server.port

20100

サービス URL のポート番号。
server.context-path /PDFExporterService

サービス URL のコンテキスト パス。

jvm.heapsize

1024

サービス プロセスに割り当てる最大メモリー容量 (MB 単位)。

サブプロセスに関するプロパティ

プロパティ デフォルト値 コメント
exporter.renderer.type Puppeteer  
exporter.renderer.process.max CPU コア数の 1/4(最小値は 2)。 レンダラー プロセスの最大数。
exporter.renderer.path デフォルト値はシステム パスと同じ。 レンダラーの絶対パス。

exporter.renderer.file.folder

システムの一時ファイル用ディレクトリ。

一時ファイルを保存する場所。

exporter.script.path.puppeteer   puppeteer.js ファイルの完全パス。インストール スクリプトが設定します。
nodejs.exec   Node.js の実行形式ファイルの完全パス。インストール スクリプトが設定します。空であれば、NEE はグローバルにインストールした Node.js を使います。

レンダラーに関するプロパティ

プロパティ デフォルト値 コメント

exporter.renderer.executionTimeout

300

phantomjs の実行を終了するまでの制限時間 (秒単位)。この値を変更した場合、サービスを再起動する必要があります。

exporter.renderer.rendering.timeout 60 レンダリング終了までの最大待ち時間 (秒単位)。

exporter.renderer.resource.timeout

60

各リソース要求の最大待ち時間 (秒単位)。

exporter.resource.idletime 500 あるリソースを要求した後、次のリソースを要求するまでの最大待ち時間 (ミリ秒単位)。
exporter.internal.web.resource false

エクスポート エンジンからのエクスポート中に必要な Web リソースを取得するかどうか。

このプロパティは、exporter.web.url.forced、exporter.web.url、および exporter.library.url よりも優先されます。このプロパティの値を true に設定した場合は、exporter.web.url および exporter.library.url は使用されません。

exporter.web.url.forced

false

Intelligence Server の代わりに exporter.web.url を常に使用するかどうか。

exporter.web.url  

Map および D3 プラグインがインストールされている Web サーバーの URL。Map および D3 のコンテンツについて、スケジュールによるエクスポート (DS) をサポートするため使用されます。

JSP Web サーバーの形式: http(s)://<host or IP>:<port>/<webAppName>/servlet/mstrWeb

ASP Web サーバーの形式: http(s)://<host or IP>:<port>/<webAppName>/asp/Main.aspx

exporter.library.url   Library サーバーの形式: http(s)://<host or IP>:<port>/MicroStrategyLibrary/app/
logging.renderer.kafka true レンダラー ログを Kafka に出力するか否か。

ログ出力に関するプロパティ

プロパティ デフォルト値 コメント

logging.kafka.server

127.0.0.1

Kafka サーバーの IP。この値を変更した場合、サービスを再起動する必要があります。

logging.kafka.port 9092 Kafka サーバーのポート。この値を変更した場合、サービスを再起動する必要があります。

logging.level.kafka

info

Kafka に書き込むログのレベル。このプロパティの値は error、trace、info のいずれかです。この値を変更した場合、サービスを再起動する必要があります。

logging.kafka.filename NewExportEngine.log Kafka ログ ファイル名。この値を変更した場合、サービスを再起動する必要があります。

logging.file.filename

NewExportEngine.log

ファイル ロガーが作成するファイルの名前。(kafka が稼働していない場合に予備として使用)。

logging.file.size 2MB ファイル ロガーが出力するログ ファイル (kafka が利用できない場合に予備として使用) のサイズ。

その他のプロパティ

プロパティ デフォルト値 コメント
exporter.pages.limit 1000 エクスポート エンジンにより生成されるページ数の上限(-1 は無制限を意味します)。
exporter.content.limit 200 JSON による要求の最大長 (MB 単位)。このプロパティの最大値は 2048。

Spring プロパティ

プロパティ デフォルト値 コメント
spring.aop.auto true Spring AOP の自動設定を有効にするか否か。この値の変更はお勧めできません。
spring.jmx.enabled true Spring Boot JMX を有効にするか否か。この値の変更はお勧めできません。
logging.file.filename NewExportEngine.log